事象ネタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:31 UTC 版)
ひとり甲子園 高校野球の選手、応援、観客、実況、解説(池西増夫)、阪神園芸の整備士など。柳沢は、選抜高等学校野球大会と全国高等学校野球選手権大会開催時には仕事をほとんど入れない上、球児と同じ気持ちになろうと締め切った部屋に冷房を入れず汗をかきながら観戦に熱中するほどの高校野球ファンである。『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系列)で1998年の延長17回の死闘である準々決勝『横浜高校対PL学園』の再現も披露。その試合でピッチャーだったPL学園の上重聡(現・日本テレビアナウンサー)がサプライズゲストで出演。当時の状況とほとんど同一であると賞賛した。2002年に『徹子の部屋』でもこの甲子園のものまねを披露したこともある。また独自のシチュエーションをつくり、演じる場合もある。横浜高校に思い入れがあるようで、渡辺元智監督がサインを出す仕草(「腰から下は打つな! 的を絞っとけ!」)や選手を激励する姿までを再現する。最後には右手をひらひらさせ、校旗掲揚をしながら横浜高校の校歌を歌うのがよくあるパターンである。その他、長い牽制球、内角球をよけピッチャーを睨む選手、途中でNHKニュースが入る様子、NHK総合テレビから教育テレビに中継チャンネルが切り替わる様子、ボークをした投手のリプレイ、終戦の日の黙祷、応援団、チアガール、亡くなった野球部長の遺影を持つ人、孫を応援する祖母まで演じたりもする(この一連のネタは本家NHKの番組でも披露したことがある)。 2008年7月には、架空の『柳沢商業』の甲子園熱闘を一人20役で“再現”するCDアルバム『柳沢慎吾のクライマックス甲子園!!』をリリースした。開会式に始まり、オリジナルのヒッティングマーチや校歌、決勝戦そして閉会式までひとりでしゃべりまくる。これは川藤幸三のしゃべりを集めたCD『KAWATO VOICE』と並ぶ野球関連の珍CDと紹介された。 2015年8月9日の横浜スタジアムの始球式に登場した際には、球を投げるまでひとり甲子園を延々と演じ続け投げた後も横浜高校の校歌を歌い、試合開始時間が8分遅れ「日本一長い始球式」と言われた。2019年6月9日の始球式では選手、球場スタッフ、観客も協力し約20分に渡る『横浜高-花咲徳栄高』を再現する始球式を行った。 2018年に夏の高校野球が100回の歴史的節目を迎え、スポニチで「柳沢慎吾のひとり甲子園〜アルプス席の熱闘」を連載。YouTubeスポニチチャンネルに再現動画もアップされた。 ひとり警視庁24時 「アーアーアー」とサイレンを模した高音を発しながら、指を上に向けた手をクルクルと赤色灯のイメージで回して登場。タバコ(主にラッキーストライクだが、近年はマールボロを使っている場面も)のラッピングのビニール部分を使い警察無線の割れた音質(マイクを口に付けてしゃべるため)を再現しつつ、警察官の緊迫したやり取りのものまねをする。ドラマで共演した際にTM NETWORKの木根尚登にアドバイスがきっかけで始めた。1989年9月25日のラジオ番組『オールナイトニッポン』では大川豊とデーモン閣下が学生時代に行っていた宴会芸として同様のネタを披露している。2013年3月11日放送のストライクTVでは、「こっちの方が音がいいということに半年前に気づいた」ということで、タバコではなくアポロチョコレートのビニール部分を使用していた。また、タバコの箱を床に置き指でスライドさせ、空撮シーンを再現することもある。その後、柳沢がレギュラー出演をした『ウルトラマンオーブ』で実際に使われている通信機を使用するシーンがある。 ひとりふぞろいの林檎たち 西寺実役で出演の柳沢が、稽古と同じ芝居が出来ていないと監督から数度に渡ってダメ出しをされる一連の動作。最終的に、時間の都合上(緑山スタジオ・シティでは原則として午前0時にスタジオの照明が落とされる)「しょうがない、OK!」と、半ば強制的に終了させられたことがショックだったとのこと。脚本家の山田太一や、ドラマで共演した中井貴一・時任三郎のモノマネも行う。 ひとり火曜サスペンス ドラマ内、および予告編の一人芝居。エンディングテーマ『聖母たちのララバイ』を歌いながら、崖などでの解決シーンを演じる。 ひとり太陽にほえろ! 犯人を逮捕する山さん(露口茂)および取調室のシーンの一人芝居。 ひとり日本沈没(※1974年のテレビドラマ) 五木ひろしが歌った主題歌『明日の愛』を口ずさみつつ、日本(金閣寺など)が沈んで行く様子を形態模写する。『テレビ探偵団』で披露。 ひとり箱根駅伝 箱根駅伝終了後に放送されるドキュメンタリーの再現。 歴代の車のエンジン音、ドアが閉まるときの音、故障して煙が出たとき。 ひとりNHKニュース7 柳沢が『スタジオパークからこんにちは』にゲスト出演した際、『ひとり甲子園』に引き続き披露した新ネタ。『NHKニュース7』のメインキャスターである武田真一が好きで真似てみようと思ったとのこと。ネタを披露している最中に武田が急遽スタジオに登場。大喜びする柳沢以上に真似された武田も喜んでおり、『NHKニュース7』のオープニングテーマとともに柳沢を『NHKニュース7』の口調そのままに紹介するなど、いつもの『NHKニュース7』では見せないはしゃぎようだった。 ひとりスーパーニュース 生放送中のスタジオで安藤優子キャスターが、名古屋東警察署前にいる笠井信輔アナウンサーからの中継を、音声不良のため一旦スタジオに引き取り隣の席の木村太郎にコメントを求めるまでの一連の様子を描写。 東海道新幹線の車内アナウンス 映画撮影NGシーン「殿様」 セリフが「殿様」の一言だけなのにNGを連発してしまう俳優の、抱腹絶倒な撮影の顛末。あまり披露しないが、『メレンゲの気持ち』 にて、久本雅美の要望を受けて披露した。
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