主な取扱事件とは? わかりやすく解説

主な取扱事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 03:06 UTC 版)

山根二郎」の記事における「主な取扱事件」の解説

1966年第二東京弁護士会弁護士登録した後、1968年金嬉老事件主任弁護人となり、裁判の場に初め在日朝鮮人問題提起する1969年日本における若者最後反乱というべき東京大学安田講堂事件主任弁護人となり、三百数十名の被告人学生)の統一公判要求分割公判強行する東京地裁全面対決した裁判闘争を展開。裁判所より発言禁止等の制裁を受け5日拘留されたほか、他の弁護士から審判妨害罪告発されることもあったが、弁護継続し学生大半執行猶予付き判決勝ち取る。この事件それまで閉鎖的であった日本裁判そのもの社会的に開放した先駆けとなる。 1969年昭和天皇パチンコ狙撃事件犯人奥崎謙三ドキュメンタリー映画ゆきゆきて、神軍』の主人公)弁護人担当事件社会的タブー度合いから弁護人なり手がなく当時金嬉老事件東大安田講堂事件連日新聞一面飾りテレビにも出演していた山根テレビワイドショー等に弁護士出演するようになったのは山根初めてでそれまで閉鎖的だった裁判弁護士という職業スポットライトが当たる先駆けとなった)に白羽の矢立った。なお、この事件きっかけ皇居内のバルコニー防弾ガラス設置されることとなった1984年長野県弁護士会に登録変更後1988年積雪寒冷地住民長年苦しめてきたスパイクタイヤによる道路粉塵公害解決するため、長野県弁護士会公害対策委員長時にタイヤメーカー七社相手取って公害調停申立てスパイクタイヤ全面製造・販売中止調停成立させる1991年資生堂花王相手取った民事訴訟代理人となり、裁判等を通じて化粧品メーカー独禁法違反問題提起1993年アメリカ合衆国メジャー化粧品メーカーマックスファクター独占禁止法違反提訴した事件主任弁護人となり勝訴同事件は独禁法事件代表的な判例として法学教科書掲載されるなどその後独禁法訴訟指針となった1996年カルト教団宗教施設建設計画阻止のため地域住民指導し代理人として建設差止調停申立てるなどして撃退成功1995年オウム事件契機執筆開始膨大な資料徹底的に探索検証し根元的な思索精神激闘著書仏教解体」となる。 2001年長野県知事田中康夫の脱ダム宣言先立ち長野県松本市薄川上流建設予定であった大仏ダムの建設反対訴え、同田中康夫知事建設中止決断した実際に建設予定ダム建設中止され全国的にもまれな先例となった2018年ネオニコチノイド系殺虫剤ヘリコプター空中散布中止求め長野県松本市提訴2019年4月元号制定違憲であるとジャーナリスト矢崎泰久らと国を提訴。 その他、弁護士として多数社会的問題環境公害問題取り組む

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