世界室内陸上競技選手権大会とは? わかりやすく解説

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世界室内陸上競技選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 01:34 UTC 版)

世界室内陸上競技選手権大会(せかいしつないりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい、英語: World Athletics Indoor Championships)は、2003年までは世界陸上競技選手権大会と同じ奇数年に、2004年以降は偶数年に開催されている。開催時期は3月。

大会一覧

回数 開催年 開催国 開催都市 会場
- 1985年 フランス パリ ベルシー・アレナ
1 1987年 アメリカ合衆国 インディアナポリス インディアナポリス・ドーム
2 1989年  ハンガリー ブダペスト Budapest Sportcsarnok
3 1991年 スペイン セビリア パラシオ・ムニシパル・デ・デポルテス・サンパブロ
4 1993年 カナダ トロント スカイドーム
5 1995年 スペイン バルセロナ パラウ・サン・ジョルディ
6 1997年 フランス パリ ベルシー・アレナ
7 1999年 日本 前橋市 グリーンドーム前橋
8 2001年 ポルトガル リスボン アトランティコ・パビリオン
9 2003年 イギリス バーミンガム ナショナル・インドア・アリーナ
10 2004年  ハンガリー ブダペスト ブダペスト・スポーツアリーナ
11 2006年 ロシア モスクワ オリンピック・スタジアム
12 2008年 スペイン バレンシア パラシオ・ルイス・プイッグ
13 2010年 カタール ドーハ アスパイア・ドーム
14 2012年 トルコ イスタンブール アタコイ・アスレチックス・アリーナ
15 2014年 ポーランド ソポト エルゴ・アリーナ
16 2016年 アメリカ合衆国 ポートランド オレゴン・コンベンションセンター
17 2018年 イギリス バーミンガム ナショナル・インドア・アリーナ
18 2022年 セルビア ベオグラード ベオグラード・アリーナ
19 2024年 イギリス グラスゴー コモンウェルス・アリーナ
20英語版 2025年 中国 南京市 青奥体育公園[1]
21英語版 2026年 ポーランド トルン アリーナ・トルン

大会記録

男子

種目 記録 選手 国籍 日時 大会 参照 ビデオ
60m 6秒37 クリスチャン・コールマン アメリカ合衆国 2018年3月3日 バーミンガム大会
400m 45秒00 ジャリーム・リチャーズ トリニダード・トバゴ 2022年3月19日 ベオグラード大会
800m 1分42秒67 ウィルソン・キプケテル  デンマーク 1997年3月9日 パリ大会
1500m 3分32秒77 サミュエル・テフェラ エチオピア 2022年3月20日 ベオグラード大会
3000m 7分34秒71 ハイレ・ゲブレセラシェ エチオピア 1997年3月9日 パリ大会
60mハードル 7秒29 グラント・ホロウェイ アメリカ合衆国 2022年3月20日 ベオグラード大会
2024年3月2日 グラスゴー大会 [2]
走高跳 2m43 ハビエル・ソトマヨル  キューバ 1989年3月4日 ブダペスト大会
棒高跳 6m20 アルマンド・デュプランティス  スウェーデン 2022年3月20日 ベオグラード大会
走幅跳 8m62 イバン・ペドロソ  キューバ 1999年3月7日 前橋大会
三段跳 17m90 テディ・タムゴー フランス 2010年3月14日 ドーハ大会 [3]
砲丸投 22m77 ライアン・クラウザー アメリカ合衆国 2024年3月1日 グラスゴー大会 [4]
七種競技 6645ポイント アシュトン・イートン アメリカ合衆国 2012年3月9日-10日 イスタンブール大会 [5]
6秒79 (60m), 8m16 (走幅跳), 14m56 (砲丸投), 2m03 (走高跳) / 7秒68 (60mハードル), 5m20 (棒高跳), 2分32秒77 (1000m)
4×400mリレー 3分01秒77 カロル・ザレフスキ
ラファウ・オメルコ英語版
ウカシュ・クラフチュク英語版
ヤクブ・クジェヴィナ英語版
 ポーランド 2018年3月4日 バーミンガム大会 [6]

女子

種目 記録 選手 国籍 日時 大会 参照 ビデオ
60m 6秒95 ゲイル・ディバース アメリカ合衆国 1993年3月12日 トロント大会
400m 49秒17 フェムケ・ボル オランダ 2024年3月2日 グラスゴー大会 [7]
800m 1分56秒90 ルドミラ・フォルマノバ  チェコ 1999年3月7日 前橋大会
1500m 3分57秒19 グダフ・ツェガイ エチオピア 2022年3月19日 ベオグラード大会
3000m 8分20秒87 Elle St. Pierre アメリカ合衆国 2024年3月2日 グラスゴー大会 Glasgow, United Kingdom [8]
60mハードル 7秒65
WR
デヴィン・チャールトン バハマ 2024年3月3日 グラスゴー大会
走高跳 2m05 ステフカ・コスタディノヴァ  ブルガリア 1987年3月8日 インディアナポリス大会
棒高跳 4m95 サンディ・モリス アメリカ合衆国 2018年3月3日 バーミンガム大会 [9]
走幅跳 7m23 ブリトニー・リース アメリカ合衆国 2012年3月11日 イスタンブール大会 [10] [1]
三段跳 15m74 ユリマル・ロハス ベネズエラ 2022年3月20日 ベオグラード大会 世界記録(室内)
砲丸投 20m85 ナドゼヤ・オスタプチュク  ベラルーシ 2010年3月14日 ドーハ大会 [11]
五種競技 5013ポイント ナタリア・ドブルインスカ  ウクライナ 2012年3月9日 イスタンブール大会 [12]
8秒38 (60mハードル), 1.84m (走高跳), 16.51m (砲丸投), 6.57m (走幅跳), 2分11秒15 (800m)
4×400mリレー 3分23秒85 クアネラ・ヘイズ英語版
ジョーガン・モリーン英語版
シャキマ・ウィンブリー英語版
コートニー・オコロ英語版
アメリカ合衆国 2018年3月4日 バーミンガム大会 [13]

各国・地域別のメダル総獲得数

Medal table includes 1985–2024 Championships.

順位国/地域
1 アメリカ合衆国1199178288
2 ロシア524845145
3 エチオピア33141663
4 イギリス22353491
5 ソビエト連邦19171753
6 ジャマイカ18231657
7 キューバ18171752
8 フランス16142252
9 ドイツ14232158
10 スウェーデン1310932
11 東ドイツ127524
12 ウクライナ10161137
13 ケニア10151742
14 カナダ1041529
15 ルーマニア910928
16 ブルガリア95721
17 オーストラリア810624
18 チェコ881127
19 オランダ86923
20 イタリア781530
21 モロッコ76821
22 ニュージーランド73616
ギリシャ73616
24 モザンビーク7119
25 ベルギー64111
26 アイルランド62210
27 ポーランド5131937
28 バハマ581023
29 ブラジル56617
30 ポルトガル55616
31 スイス43411
32 スペイン3211741
33 ベラルーシ312823
34 中国37818
35 カザフスタン35210
36 南アフリカ3429
37 ベネズエラ3003
38 ナイジェリア27312
39 チェコスロバキア2428
40 ハンガリー2237
 西ドイツ2237
42 ブルンジ2204
43 クロアチア2136
44 スーダン2114
 セルビア2114
中立選手[1]2103
46 グレナダ2002
47 カタール1326
 ノルウェー1326
49 デンマーク1315
50 コートジボワール1304
51 トリニダード・トバゴ1258
52 バーレーン1135
53 アルジェリア1113
 バミューダ諸島1113
55 ガーナ1102
 ナミビア1102
 フィンランド1102
58 韓国1012
59 コスタリカ1001
 ジブチ1001
 セントルシア1001
 ドミニカ国1001
 ブルキナファソ1001
64 オーストリア0404
65 スロベニア0246
66 エストニア0224
67 アイスランド0213
68 カメルーン0202
 セントクリストファー・ネイビス0202
70 バルバドス0112
 ラトビア0112
72 アメリカ領ヴァージン諸島0101
 ケイマン諸島0101
 トルコ0101
 パナマ0101
 ボツワナ0101
77 日本0033
78 セルビア・モンテネグロ0022
 メキシコ0022
 リトアニア0022
81 アンティグア・バーブーダ0011
 イギリス領ヴァージン諸島0011
 ウガンダ0011
 キプロス0011
 コンゴ民主共和国0011
 サウジアラビア0011
 スリナム0011
 セネガル0011
 チリ0011
 ドミニカ共和国0011
 ベナン0011
計 (国/地域数: 91)5345465471627
出典: [要出典]
Notes

^[1]  中立選手 was the name, under which Russian athletes competed in the 2018 Championships. Their medals were not included in the official medal table.[14]

脚注

  1. ^ 中国・南京での世界室内が3度目の延期 従来20年開催から25年3月に月刊陸上競技、2022年9月3日閲覧
  2. ^ 60m Hurdles Final Results”. World Athletics (2 March 2024). 2 March 2024閲覧。
  3. ^ 三段跳 結果”. IAAF (2010年3月14日). 2012年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月7日閲覧。
  4. ^ Shot Put Results”. World Athletics (1 March 2024). 2 March 2024閲覧。
  5. ^ 七種競技 結果”. IAAF (10 March 2012). 10 March 2012閲覧。
  6. ^ Men's 4×400m Relay Results”. IAAF (4 March 2018). 4 March 2018閲覧。
  7. ^ 400m Final Result”. World Athletics (2 March 2024). 2 March 2024閲覧。
  8. ^ 3000m Final Results”. World Athletics (2 March 2024). 2 March 2024閲覧。
  9. ^ Women's Pole Vault Results”. IAAF (3 March 2018). 3 March 2018閲覧。
  10. ^ 走幅跳 結果”. IAAF (2012年3月11日). 2012年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月11日閲覧。
  11. ^ 砲丸投 結果”. IAAF (2010年3月14日). 2012年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月7日閲覧。
  12. ^ 五種競技 結果”. IAAF (9 March 2012). 10 March 2012閲覧。
  13. ^ Women's 4×400m Relay Results”. IAAF (4 March 2018). 4 March 2018閲覧。
  14. ^ Birmingham IAAF World Indoor Championships Medal Table”. World Athletics. 2024年6月4日閲覧。

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