上位二次職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:38 UTC 版)
「ラグナロクオンラインにおける職業」の記事における「上位二次職」の解説
転生一次職から転職できる二次職で、全13種。ジョブレベルを40以上に上げることで転職が可能となる点は、転生前の二次職と同じである。転生前の二次職で習得できるスキルに加え、更に強力なスキルが習得できる。 転職の際は各職のギルドへ赴くのではなく、再度ヴァルキリーのいるヴァルハラへとやってきて転職をするため、各ギルドは無関係である。行っても一次職のギルドとは違って「誰?」と言われてしまう。 ロードナイト (Lord Knight) 騎士の上位職。騎士の持つ特徴の中で攻撃力がさらに強化されている。強力な遠距離攻撃スキルも追加されており、攻守共に隙が無い。VITを極めたロードナイトのHPは20,000を優に超え、その耐久性能は他職の追随を許さない。中でもリミッターを外し暴走状態になるスキル「バーサーク」を使用するとなんとHP3倍、攻撃力2倍、攻撃速度などもアップするという超人化スキルであるが、HP回復が出来なくなる・スキルが一切使えなくなる・喋る事ができなくなるなど諸刃の剣である。 パラディン (Paladin) 聖騎士の上位職。聖騎士の特徴をそのままに、より聖職らしいスキルが追加されている。HPと引き換えにダメージを与えるスキルや、PTメンバーに様々な神の加護を与えるスキルなどがあり、PTの支援及び戦闘能力が向上している。聖歌を歌うスキルもあるため、たまにダンサー・バードの演奏と混同される。 アサシンクロス (Assassin Cross) 暗殺者の上位職。範囲攻撃の使いづらさ、遠距離攻撃を苦手とする弱点が解消され大幅に強化されている。新スキル「ソウルブレイカー(韓国では気功砲)」は強力な遠距離攻撃であり、それに特化したステータスならば最大級の火力と化す(ただしその場合アサシンの一般的な特徴である素早さや回避力を捨てることになる)。また武器に猛毒を付与する「エンチャントデッドリーポイズン」によって一時的に攻撃力を最大4倍に引き上げる事が出来るため、物理攻撃力も群を抜いている(もちろんコストは掛かる)。 チェイサー (Chaser、kROやiROなどではStalker(ストーカー)) 悪党の上位職。ローグのスキルである各種ストリップを全て同時に使用することができたり、またコピーしたスキルを上書きされないようにするスキルもつかえるようになる。さらには「追跡者」の名の通り隠れて移動するスキルも強化されており、潜伏者発見用のスキル(サイトなど)が効かないスキルも持つ。海外ではストーカーと命名されているが、日本ではこの名前には犯罪など悪い印象があるためにチェイサーに変更された。 ホワイトスミス (Whitesmith、iROなどではMaster Smith(マスタースミス)) 鍛冶師の上位職。カートを利用した技の追加や、相手の武器防具を破壊するスキルなどによって、より迅速に敵を殲滅できる。武器を独自で精錬できる。当初の構想では敵を自動的に攻撃する機能を持った置物を製作・設置するスキルも予定されていたが、先送りとなり三次職のメカニック(後述)のスキルにまわされた。 なお、ホワイトスミスとはブリキ職人の事であり、(言葉の意味としては)刀剣鍛冶とは全然別物である。 クリエイター (Creator、iROなどでは「Biochemist(バイオケミスト)」) 錬金術師の上位職。物作り特化職としていろいろなものを作れるようになる予定とされていたが、草やキノコを栽培することが出来る程度に留まっている。 代わりに薬品の扱いに対する造詣が深まっており、火炎瓶と塩酸の瓶を同時に使用する事により爆薬的な扱いをするスキルや、コーティング薬を使い、全ての装備を剥がされるのを防ぐスキルを使うことが出来る。これらのためだけにクリエイターを志す者もいるほど。またポーションをより効果的に扱い、1つのポーションで複数人を一度に回復したりという事も出来る。 ハイプリースト (High Priest) 聖職者の上位職。二次職においても多かった補助スキルに加え、一時的に防御力を2倍にするスキルや、SPの最大値や回復量とともにヒール時の回復量を増加させるスキル、消費SPを抑えるスキルなどが追加され、以前にもまして長時間の継続的な活動が可能になった。戦闘の中心として重要な役割を果たしている。ただし攻撃系スキルは追加されておらず、自身が直接戦闘する場合はプリーストと同じ戦い方をする事となる。 チャンピオン (Champion) 修行僧の上位職。神罰の代行者と目される高い攻撃力、それを可能にする気功に関する能力が上がっている。また、連続追撃攻撃スキルが増えている。 ハイウィザード (High Wizard) 魔導師の上位職。純粋にウィザードの延長線上であるものの、魔法力増幅スキルを使うことで攻撃力が増している。また、マジシャンやウィザードにはいくつかの属性を伴った攻撃しか存在せず、それらの属性に100%以上の耐性があるモンスターに対しては全くダメージを与えることが出来なかった(特に聖属性Lv4に対しては扱える属性全てが完全無効だったため手も足も出ない)が、無属性の攻撃スキルで、且つ属性付与も可能なマジッククラッシャーやグラビテーションフィールドを習得することも可能となった。その他、地面設置スキルを妨害するセージのランドプロテクターをも貫通する「消去」スキル、ガンバンテインもある。 プロフェッサー (Professor、iROなどではScholar(スカラー)) 賢者の上位職。一般的にモンスターに対応するスキルなどの追加はない。相手のSPに影響する技、相手を縛り付ける技など対人戦闘能力に優れる一面を多く持つ。HPを消費する事によって自分のSPを強制的に回復する「生命力変換」と相手と自分のSPを入れ替える「ソウルチェンジ」の合わせ技が強力で、これがもたらした影響は大きく、事実上パーティメンバーのSPが無限に近くなり、プロフェッサーが居る時のみ成立するパーティ・狩り方などが幾つも存在するため、転生前のマジシャンの延長だった長く険しい道は転生してから甚大な能力を持って開花する。 スナイパー (Sniper) 狩人の上位職。系統は違うがプロフェッサーとは対照的な位置づけで、ステータス強化のスキル、強力な範囲攻撃スキルが追加され、通常戦闘における大幅な性能アップがなされている反面、対人戦闘能力はハンターの時からあまり変わっていない。一部のスキルはパーティメンバーへの支援能力を持つものもある。 スナイパーになると連れて歩くファルコンの外見も変わるが、スナイパー用ファルコンは兜のようなものを被っており、一部で「スネオ」という変なあだ名を貰っている。 クラウン (Clown、iROなどではMinstrel(ミンストレル))、ジプシー (Gypsy) クラウンは吟遊詩人、ジプシーは踊り子の上位職。二次職からの支援能力が強化されたスキルが多く、己のステータスを分け与えるものもある。「アローバルカン」という瞬時に大ダメージを与える攻撃スキルが使用でき、トップレベルの威力を持つ。
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