ユズヒコに関係する主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:15 UTC 版)
「あたしンちの登場人物」の記事における「ユズヒコに関係する主要人物」の解説
藤野 声 - 山口勝平 ユズヒコのクラスメイトで一番の親友。初登場は1巻。アニメの初登場は第13話。三兄弟の長男で、次男の名前はタカシ、三男(声 - 間宮くるみ)の名前は不明。 当初、姉のいるユズヒコを羨ましがり、(一瞬しか顔を見たことがないにもかかわらず)みかんに心底惚れ込んでいたが、後に須藤に片思いをしている描写も見られる。藤野はみかんのことを「ねーちゃん」(アニメ初期では「みかんさん」)と呼んでいる。みかん以外にも立花家の私生活にも興味津々で、ユズヒコの母のことを「割とかわいい顔している」と評しており、「美しすぎる半魚人」と表現している。 立花家を訪れた時にも興味津々な様子だった。その際ユズヒコは「俺ん家はテーマパークかよ」とツッコんだが、藤野からは「それ以上かもな」と返された。 口数が多く、自分の思考がすぐ口に出てしまう(ユズヒコ曰く「思考だだもれ男」)。理由は本人によれば「芸風だから」との事。自宅の団地の部屋は親が共働きという理由から物が散乱し、遊びに来たユズヒコを興ざめさせた。下痢症。原作初期の頃はやや目つきが異なっていた。 部活はユズヒコと同じ野球部所属でポジションはショート。阪神タイガースのファンである。 公式ファンブックによれば、立花家を除く中では、登場回数は3位。好物は福神漬け。 新井ナスオ(那須野) 声 - 宮田幸季→斎賀みつき→大塚海月 初登場は2巻。アニメの初登場は第13話。 ユズヒコのクラスメイト。ユズヒコや藤野とよく行動を共にする。名前の通りナスのような顔つきをしている。サッカー部所属。 ユズヒコと同じく丸野丸美のファン。無神経なところがある。モノマネが得意。17巻以降及びアニメ第2期では、顔がそっくりでキャラ弁作りが得意な母(声 - 花藤蓮)が登場。彼の適当な発言が的中することが多いが、そのほとんどが好ましくない結果に繋がることを友人に指摘されている(本人は逆に得意になっていた)。自分勝手で空いている席に一人で座ったり、母親を「ママン」と馴れ馴れしく呼んだことがあり、藤野とユズヒコから殴られた。またみかんの部屋を覗こうとするという、変態的な一面も持っている。 他人の話を自己流に解釈して噂として流すため、ユズヒコからは厄介に思われている。また、藤野が須藤に片思いをしているという事実も知っている。 原作では母親が「那須野」という姓を名乗っている。アニメ第1期の初期では「男子B」とのみクレジットされていたが、後に「新井」という苗字が設定され、アニメ第2期では苗字が原作同様「那須野」となっている。 石田ゆり 声 - 小桜エツ子 ユズヒコのクラスメイト。初登場は4巻。アニメの初登場は第33話。ハンカチの代わりにカーテンで手を拭く、額の脂でルーズリーフの入ったビニール袋の糊を調節する、トイレの音を誤魔化すため声を発するといった突飛した行動が多い。中でも食べ物の匂いを嗅いでから食べる姿から、クラスの女子に「ケン(犬)」というあだ名を付けられ、クラスでは浮いた存在として 扱われていた。しかし須藤が個性としてその面白さを受け止めたところ友人になり、その後はユズヒコや藤野とも仲良くなった。少しながらユズヒコを意識している。言動にも突拍子がなく周囲に理解されにくいが、ユズヒコは概ね的確に理解することが出来る。 学校の成績はあまり良くないらしく、テストで0点を取ったことがある、しかし原作14巻では親族から勉強が出来ると言われているため、それなりに改善はしている模様。 横断歩道を渡る時や登校する時は必ずといっていいほど「通りゃんせ」のメロディーを口ずさむ。また、語尾に「〜なのだ」と付けることが多い他、時々「ぱーぽっぽぱーぽー」と歌ったりすることもある(アニメより)。ハガキ職人であり、深夜ラジオ番組に「ストーンTA」というラジオネームで投稿している。アニメではボウリングが得意で、自分専用のボールを始めとした一式を揃えている。 ハルナという15歳のいとこがおり(アニメ未登場)、ロングヘアーで顔立ちはそっくりだが、性格は全く異なる。 須藤 声 - 氷上恭子 ユズヒコのクラスメイト。初登場は4巻。アニメの初登場は第35話。 気の利く性格にして石田の良き理解者でもあり、仲間外れにされていた石田に進んで話しかけ仲良くなる。ユズヒコや藤野とも仲がいい。 当初、石田が他人から変な目で見られていることをとても気にしており、ユズヒコと藤野に「『変』と『個性的』はどう違うのか」と質問したり、石田に「変なことしないほうがいい」と忠告しようと考えた事もある。しかし、石田の表裏の無い振る舞いにその考えは払拭され、「個性」として受け入れるようになった。 嫌いなものはロールキャベツと福神漬。 ユズヒコは「須藤さん(まれに須藤ちゃん)」、藤野からは「須藤ちゃん」、石田からは「スドー」と呼ばれている。 川島 声 - 水田わさび ユズヒコのクラスメイト。初登場は4巻。アニメの初登場は第16話。女子からは「カーコ」と呼ばれていることもある(原作12巻)が、基本的には呼び捨てか「さん」付け。 ユズヒコ・藤野・川島・山下の4人でプールへ遊びに行った時、不測の事態でユズヒコと二人きりになったことがあり、それ以来ユズヒコに片思いをしている。 ユズヒコからは全く興味を持たれていないものの、彼を振り向かせるために日々努力している(そのために読んだ本の影響をよく受ける)が、時としてストーカー紛いの行為に走る事もある。嫉妬深く、ユズヒコと仲のよい石田や須藤に対し、よくヤキモチをやいている(第1期OP『あたしンちの唄』の映像では石田と仲良く会話している)。ユズヒコが描いた自分の似顔絵を見てショックを受け、「イヤな奴かも」と泣いたことがあるが、その後本人が「かわいく描いたつもりだった」と謝罪したことで再び舞い上がった。ユズヒコのファンクラブを山下と共に結成している。 原作では旧字体の「嶋」を使った「川嶋」表記になっている事もあるが、回によってまちまちである。 山下 声 - 鉄炮塚葉子 ユズヒコのクラスメイト。初登場は4巻。アニメの初登場は第16話。 川島の親友。川島と同様にユズヒコのことが好きで、彼に話しかけられただけで大喜びするほどだが、暴走気味な川島に比べるとその好意は常識的な範疇に収まっている。 ユズヒコとは藤野、石田、須藤、川島の持ってきた疑問を討論することも多い。 原先生 声 - 上村典子 ユズヒコの担任の中年女性教師。初登場は2巻。アニメの初登場は43話。担当教科は国語(第2期より)。 ギラギラした目付きとダミ声の執拗でねちねちとした性格で、給食の食べ残しは絶対に許さない。 生徒たちを呼ぶ時は、男女関係なく苗字の呼び捨てである。 バレンタインデーには持ち物検査を行いチョコレートを没収、風邪でマラソン大会の練習を休む場合は親の承諾が無いと休ませないなどと非常に厳しい女性教師で、生徒からは「原先(ハラセン)」とあだ名され恐れられている。しかしながら生徒に厳しい一方で、重大問題に対してはかなりのことなかれ主義者。 アニメでは格助詞を抜いた独特なイントネーションのしゃべり方をする。
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