メンチカツとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 日本の肉料理 > メンチカツの意味・解説 

メンチ‐カツ

《(和)mincecutletから》ひき肉タマネギみじん切りに、つなぎのパン調味料香辛料をまぜて練りパン粉をつけて油で揚げ料理


メンチカツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 13:42 UTC 版)

メンチカツ
メンチカツ
発祥地 日本
テンプレートを表示

メンチカツは、洋食の一種。豚肉牛肉挽肉タマネギみじん切り食塩コショウなどを混ぜて練り合わせ、小判型または球型に成形し、小麦粉溶き卵パン粉からなるをつけて油で揚げたカツ料理で、形状はコロッケに似る。油で揚げるか、フライパンで焼き上げる。

メンチと略されるが、大阪を中心とする地域ではミンチカツとも呼ばれる[1][2][注 1]

カツという名称ではあるが、外見や材料、調理法の類似からコロッケと混同され、同じ材料・製法による「メンチコロッケ」という料理も存在する。

起源

明治期に銀座の洋食店が「ミンツ・ミート・カツ(minced meat cutlet)」として販売したのが起源とされる[3]。関東から関西に伝わった料理とされており[3]昭和初期に神戸市湊川の純神戸肉三ッ輪屋精肉店(明治34年創業、現三ツ輪屋総本店)の二代目の水野三次が、東京の洋食店の「肉の練り物」(ミートボールのこと)をヒントに命名した。

食べ方

ウスターソース等を付加して食べることが多い。サンドイッチハンバーガー[4]の具とされることもある。一般にメンチカツは庶民的な洋食のイメージがあるが、ブランド牛使用をアピールした品もある。軽食ともされるが、定食としてとともに提供される場合も多い。

ご当地グルメ

日本各地で、メンチカツがご当地グルメとして町おこしに活用されることがあり

など多数存在する。

名称

「ミンチカツ」と書かれた看板。大阪市中央区にて。

語源については諸説ある。

  • minced meat(挽き肉)cutlet(フランス語の côtelette コートレットが語源)を合成した和製英語「ミンスミートカツレツ」が成立し、のちに省略される過程で「ミンス」が「メンチ」に転じ、「メンチカツ」となったという説[5]
  • 昭和初期に三ッ輪屋精肉店がこの料理を考案した際に「ミンチカツ」と命名したとする説

近畿地方で「メンチカツ」という呼称が使われない背景については

  • 近畿方言に「メンチを切る」(睨みつけるの意)という表現があることから、同音衝突を避けたとする説[6]
  • 西日本では、挽き肉をミンチ肉あるいはミンチと呼ぶことが東日本よりも多いため、ミンチで作るカツからそのまま「ミンチカツ」と呼ばれるようになった[6]

などがある。

脚注

注釈
  1. ^ 広辞苑』や『大辞林』など多くの辞書が見出し語に挙げているのは「ミンチカツ」ではなく「メンチカツ」。#名称を参照。
出典
  1. ^ 黒崎良昭. “方言大学/第二回「ミンチカツ」と「メンチカツ」”. ジャストシステム. 2003年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
  2. ^ 第二回 ハンバーグ”. ニッポンの洋食新発見。. ブルドックソース. 2007年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。
  3. ^ a b “テレビで噂の揚げ物ブームは本当!? 東京メンチVS大分唐揚げの行列を検証する(前編)”. 日経BP. (2010年7月5日). p. 2. オリジナルの2010年7月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100716003436/trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100625/1032207/?ST=life&P=2 2023年10月3日閲覧。 
  4. ^ モスバーガー地域・期間限定発売 - 宮崎県産霧島黒豚メンチカツバーガー”. モスフードサービス (2008年1月10日). 2023年9月30日閲覧。
  5. ^ 大阪食のタブー集・マナー集・常識集”. OSAKA-INFO 大阪観光情報. 大阪市. 2013年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。
  6. ^ a b “メンチカツ?ミンチカツ?”. NHK. (2010年5月11日). オリジナルの2015年5月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150510224345/www.nhk.or.jp/kininaru-blog/55108.html 2013年2月6日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、メンチカツに関するカテゴリがあります。



「メンチカツ」の例文・使い方・用例・文例

  • メンチカツという料理
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メンチカツ」の関連用語

メンチカツのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メンチカツのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
文部科学省文部科学省
食品成分値は文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「五訂増補 日本食品標準成分表」、 科学技術庁資源調査会編「改訂日本食品アミノ酸組成表」によります。 食品成分値を複製又は転載する場合は事前に文部科学省への許可申請もしくは届け出が必要となる場合があります。 連絡先:文部科学省科学技術・学術政策局政策課資源室 電話(03)5253-4111(代)
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメンチカツ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS