ジョルノ クレアとは? わかりやすく解説

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ジョルノ クレア

ジョルノ クレア・スペシャル
通称名 ジョルノ クレア
車名・型式 ホンダ BA-AF54
全長×全幅×全高(m) 1.685×0.630×1.005
軸距(m) 1.190
最低地上高(m) 0.115
シート高(m) 0.715
車両重量(kg) 83
乾燥重量(kg) 78
乗車定員(人) 1
最小回転半径(m) 1.8
エンジン型式 AF54E(水冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 36.0×49.0
圧縮比 12.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 3.5[4.8]/8,000
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 4.5[0.46]/7,000
燃料消費率(km/L) 71.3(30km/h定地走行テスト値)
キャブレター型式 VK0B
始動方式 セルフ式(キック併設
点火方式 CDIバッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 5.0
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
変速比 1 速 2.800〜0.860
キャスター(度)/トレール(mm) 26°30´/72
タイヤサイズ 90/90-10 50J
90/90-10 50J
ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 ボトム・リンク式
ユニット・スイング式
フレーム形式 アンダーボーン

ホンダ・ジョルノクレア

(ジョルノ クレア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 07:10 UTC 版)

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ジョルノクレアgiornoCrea)は、かつて本田技研工業が製造販売したオートバイである。

概要

型式名BA-AF54[1]ジョルノの後継機種となる排気量49㏄のスクーターである。車名はイタリア語で挨拶を意味するBUONGIORNO英語CREATIVECLEANを合わせた造語を組み合わせたものである[1]

車両解説

クリーンエコノミーサイレントタフをキーワードに開発された[1]

車体デザイン面では、レッグシールドなどレトロ系デザインのジョルノをほぼ継承するが、バーハンドルメッキ処理別体メーター・マルチリフレクタヘッドライトレンズなど独自のデザインを持つ。

メカニメル面では以下に示すいくつかの特徴的な機構が見られる[1]

水冷4ストローク横型シリンダーSOHC2バルブ単気筒エンジン
同社の原動機付自転車クラスのスクーターとして、水冷方式は1983年ビート以来16年ぶり、4ストロークエンジンは1986年のタクトアイビー以来の13年ぶりの採用
クランク軸直結ラジエーターファン
アルミニウム製U字断面ダイキャストフレーム
同社のスクーターでは初採用
エンジンユニットの3モジュール分割
エンジン部[注 1]
CVT変速機構+カバーのスイングアーム部
リヤホイール支持部
  • 将来の新車種展開で設計変更を実施する際には、個々のモジュールのみ再設計が容易になるメリットがある。前述のフレームも含めてこの方式はのちにスマートDioズーマー[注 2]で採用された。

これらの結果、自動車排出ガス規制規制値の約1/2レベルを達成し、従来の2ストロークエンジンに比べ約30%の燃費向上が図られた。

遍歴

1999年6月8日発表[1]

同月9日 スタンダード発売

  • 以下の車体色を設定
  • サンドストームシルバーメタリック(A [注 3]
  • ベガブラックメタリック(A[注 3]
  • モスタルダベージュ(B[注 3]

同年7月7日 デラックス発売

日本国内販売目標はシリーズ合計で25,000台/年、消費税抜希望小売価格はスタンダード189,000円/デラックス199,000円[注 5]とした[1]

2000年6月

車体色にシャスタホワイトを追加

2001年1月18日発表 同月19日発売[2]

車体色をマイルドグレイメタリックxロッシュグレイとした5,000台限定モデルのスペシャルを追加

2003年

製造中止

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ クランクケースとシリンダーを一体化することでボアアップなどの排気量を上げるチューニングが非常に困難となるデメリットもある。
  2. ^ エンジンの内径x行程ならびにクランクケース長を変更。
  3. ^ a b c レッグシールド・フロアステップへの塗装色はA:モッツァレラベージュ/B:クラシカルホワイト。
  4. ^ 停止3秒後にエンジンストップ→スロットルを開ける事で再始動。
  5. ^ 北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高、また一部離島を除く[1]

出典

関連項目

外部リンク

本田技研工業公式HP
BBB The History

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