システム面での変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 02:41 UTC 版)
「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」の記事における「システム面での変更」の解説
画面表示では、地図や町の情報、戦闘中のステータスが表示される。フィールドの地図は近隣の地図と世界地図の2種類を自由に切り替えることが可能になり、近隣の地図は位置をスライドできるため目的地を簡単に調べられるようになった。また、下画面にはショートカットコマンドも用意されており、「ルーラ」「バウムレンの鈴」「錬金釜」など使用頻度の高い操作をワンタッチで実行できるようになり、プレイヤーは「バウムレンの鈴」などを全所持アイテムの中から探して使用する手間がなくなった。また、ダンジョンの地図は最初から下画面に表示されるようになり、宝箱から入手して使用する方式ではなくなった(ただし、ひかりの海図は対象外)。従来地図が入っていた宝箱は存在し、地図の代わりにゴールドが入っている。 3DS版では主人公たちの旅の協力者だったゲルダとモリーがプレーヤーキャラクターに昇格。彼らが仲間に加わるのはストーリー後半であり、戦闘に一度に参加できる人数も4人と変わらないが、仲間が増えたことで戦闘中に入れ替えが可能になり、戦略や戦術がより多彩になった(但し主人公のみ入れ替えることはできない)。ダンジョンなどで馬車を残して行動する際は待機している仲間の道具・特技の使用はできない(『IV』『V』と同様)が、経験値は入る。この入れ替えに伴い、イベントによっては同行するメンバーによってセリフが変わることもある。またメンバーの並ぶ順番は三角谷以外では随時入れ替え可能だが、この2人が仲間になった後は、ゲルダはゲルダの家、モリーはバトルロード競技場でそれぞれ先頭にすることはできない。 ボタン操作はDS版『IV』以降の作品同様にAボタンが便利ボタン、Xボタンがコマンドウィンドウを開くボタンに変更され、Yボタンがコマンドの「なかま」ボタンに割り当てられている。キャラクター操作は、L・Rボタンと十字キーで視点を移動・回転させ、スライドパッドで走ることができる。スライドパッドを少し倒すことで歩くこともできる。SFC版『III』以降にあった全てのウィンドウを閉じるボタンはない。 中断の書として版『IV』から『VI』及び3DS版『VII』と同様に、中断セーブ機能が用意された。この機能により、近くに教会がなくてもセーブできるようになり、携帯ゲーム機の強みである「いつでもプレイでき、いつでも中断できる」ことが本作でも実現した。中断セーブは上書きしない限り消えることはなく、中断セーブだけでもプレイを継続できるようになった(スマートフォン版の各作品では既に実装)。なお、基本的にいつでもどこでもセーブできるが、例外としてごく一部のイベントが進行している最中は中断できない。 イベントはPS2版に加え、ミーティアと主人公との出会い等の会話だけで終了していたイベントが回想イベント化された。他にもボスの登場イベントやドルマゲスが狂気に至った真相等のイベントが新たに追加された。それに伴いドルマゲスの師匠マスター・ライラスや幼少のミーティア等が人物として登場している。 イベントはすべてフルボイス化され、音声と表示と両方で楽しむことができる。音声を無効にすることも可能だが、その場合は従来通りの発声音が流れる。モンスターバトルもフルボイス化されている。 エンディングは通常エンディングと真エンディングの2パターンだったが、ある条件を満たすことで発生する新たな2パターンのエンディングが追加され、合計4パターンとなった。その条件を満たすとゲーム進行中に選択肢が現れ、選び方によって今までとは違った新たなエンディングを迎えることができる。通常、真の両方で発生し、選択によって従来のエンディングを迎えることもできる。 音楽は3DS版『VII』に引き続き、東京都交響楽団演奏のオーケストラ音源が使用されている。 いくつかの演出変更が行われており、女性キャラのオシャレ装備の露出が抑えられたり、マルチェロの生い立ち、チェルスが犬の餌を食べさせられるシーンが削除されるなどの変更が行われている。
※この「システム面での変更」の解説は、「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」の解説の一部です。
「システム面での変更」を含む「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」の記事については、「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」の概要を参照ください。
システム面での変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 04:58 UTC 版)
「信長の野望・天翔記」の記事における「システム面での変更」の解説
前作までとのシステム面での変更点は、前作の論功行賞は大幅に簡略化され、知行制はいったん姿を消し、内政や戦闘により増える勲功により身分が「足軽頭」「侍大将」「部将」「家老」「宿老」と上がり、それに応じて最大兵数や支給する俸禄が決まるようになった。また本作から大名家を滅ぼしても大名が勝手に自害することはなくなった。斬首するか逃がすかを選ぶことができ、逃がした場合は大名は浪人になる。また本作では他国情報は忍者などを使わなくても自由に閲覧できる。また前作では大名家の支配下にはあるが武将が一人も配置されていない城に攻め込んだ時は自動的に攻撃側の勝利となっていたが、本作では本丸までたどり着かないと落城させることはできなくなった(以降の作品でも無人の城に攻め込んだ場合に自動的に落城することはなくなっている)。 また、修正された概念として「行動力」がある。行動力は、それぞれの軍団(軍団制については後述)の軍団長(大名家当主を含む)に毎ターン与えられ、その範囲内で内政や軍事、戦争といったコマンドを実行する。『武将風雲録』以前との相違点は毎ターンの行動力の回復方法にある。以前の作品では大名の「政治力」に由来していたものが、本作では大名(あるいは軍団長)の毎ターンに回復する行動力の算出方法が(政治+戦闘+智謀)÷6+(野望÷2)と、特に野望の占める割合が大きくなっている。そのため、野望値の高い武将は毎ターン与えられる行動力が多く、軍団長向きになった反面、独立される確率が高くなる。行動ポイントの不足は序盤においては勢力規模が小さいため不都合はないが、勢力拡大した中盤以降は、作業量も増え行動力不足が顕著になるため、新たに編成した軍団に委任することとなる。
※この「システム面での変更」の解説は、「信長の野望・天翔記」の解説の一部です。
「システム面での変更」を含む「信長の野望・天翔記」の記事については、「信長の野望・天翔記」の概要を参照ください。
- システム面での変更のページへのリンク