中断の書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:48 UTC 版)
「ドラゴンクエストI・II」の記事における「中断の書」の解説
携帯ゲーム機の性格上、プレイヤーはその場ですぐにゲームを中断せざるを得ない状況が起こりうる。このようなケースに対応するため、GB版では、その時点でのゲームの進行状況を即座にセーブし、次回ゲームを再開するときにその時点からすぐに始められるようにすることができる機能「中断の書」が追加された。ただし、これは「冒険の書」と違い一時的なデータの保存手段に過ぎず、一度「中断の書」を使ってゲームを再開すると、その「中断の書」は消えてしまう。 町やダンジョン内部で「中断の書」に記録した場合、再開時のスタート地点は中断の書に記録した場所ではなく、そのマップで最初に足を踏み入れた場所となる。後作では町・ダンジョン内の中断でも同じ場所から再開されるように修正された。 この機能は以降発売される本シリーズの携帯ゲーム機用作品や携帯電話アプリ作品でも採用されている。 中断の書の採用により、どこでも復活の呪文の発行または冒険の書の記録ができるアイテム「ふっかつのたま」が削除。旧作、SFC版ではモンスター「はぐれメタル」が「ふっかつのたま」を落としたが、GB版では「ふしぎなぼうし」に変更された。
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