グローバルモデル
【英】global model
グローバルモデルとは、世界各国の市場で流通することが想定された製品、および製品の仕様のことである。特にスマートフォンについて言及されることが多い。
スマートフォンのグローバルモデルは、多くの場合、CDMAやGSMといった複数の通信方式に対応し、基本的にはどの国や地域でも同じ仕様で販売される。機能やデザインは最大公約数的なものに絞られ、各国・各地域に特有の需要などは反映されないことが多い。
メーカーにとってグローバルモデルは全世界の市場で同じ製品を売れるというメリットがある。利用者にとっても、世界中の企業が関連製品やサービスを豊富に開発しているといったメリットがある。
スマートフォンのグローバルモデルは「グロスマ」と通称されることが多い。グロスマに対して、日本向けの独自仕様が盛り込まれたスマートフォンは「ガラスマ」と呼ばれる。これは「ガラパゴス化」になぞらえた表現である。
グロスマの主な製品ブランドとしては、Appleの「iPhone」、サムスン電子の「GALAXY」、ソニーモバイル(旧ソニーエリクソン)の「Xperia」などを挙げることができる。ガラスマのブランドとしては「ARROWS」「MEDIAS」などがある。
2012年の夏頃には、サムスン電子やLG電子、HTCといったグロスマのメーカーが、日本向けにガラスマ仕様の端末を発売することを相次いで発表している。
グローバルモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/19 04:57 UTC 版)
グローバルモデル(英: global model)とは、製品を世界規模の市場で供給することを目的とした物品の総称である。またそのような工夫を施した製品の仕様を言う。2010年代に入ってからは主に携帯電話に対して使われる言葉であるが[1]、自動車・オートバイ業界における世界戦略車の別称としても使われる[2][3]。
- ^ グローバルモデルとは - IT用語辞典バイナリ
- ^ トヨタの成長に向けた中長期の取り組み - トヨタアニュアルレポート2012
- ^ 日野、北米の小型トラック市場に参入---世界戦略車を公開 - Response・2011年3月9日
- ^ ガラパゴス・スマートフォン - 用語解説辞典 | NTT PC COMMUNICATIONS
- ^ 第583回:グローバルモデル とは - ケータイ Watch
- ^ ローカライズとは - IT用語辞典 e-Words
- 1 グローバルモデルとは
- 2 グローバルモデルの概要
- 3 関連項目
グローバルモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 07:38 UTC 版)
「Samsung Galaxy」の記事における「グローバルモデル」の解説
世界各国で発売されるグローバルモデルをシリーズごとに記述。なお、初期の頃は「Galaxy」と「GALAXY」という2つの表記が混在していたが、この項での表記はすべて現在の「Galaxy」で統一する。
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グローバルモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 00:49 UTC 版)
「ガラス特性の計算」の記事における「グローバルモデル」の解説
その後、ショットと多くの科学者・技術者たちは、十分狭い組成範囲について、自分たちの研究所で測定された実験値を加法則にあてはめた(ローカルガラスモデル)。研究所間の不一致や、非線形なガラス成分の作用を考える必要がないため、これは大変便利だった。数十年にわたる系統的なガラス研究の進行により、何千種類のガラス組成が研究された結果、何百万のガラス特性が発表され、ガラスデータベース(英語版)に集められた。この膨大な実験データの集積は、Bottinga、 Kucuk、 Priven、 Choudhary、 Mazurin、 Fluegelが様々なアプローチによるグローバルガラスモデルを発表するまで全体としての研究がされていなかった。ショットのモデルとは対照的に、グローバルガラスモデルは多くの独立したデータ源を考慮しており、モデルによる推定はより確からしいものになっている。グローバルガラスモデルはさらに、右図に見られる混合アルカリ効果やホウ素特例[訳語疑問点]のように、特定のガラス成分の組み合わせが特性に及ぼす非線形効果を明らかにし定量化した。グローバルガラスモデルはまた、ガラス特性測定の正確度の興味深い発達を反映している。たとえば、図示したように現代の科学文献におけるいくつかのガラス特性の実験データの正確度の低下である。これらは、新しいデータ、測定手順、測定機関(ガラス研究施設)の評価・認定に利用することができる。以下の節では、(融解熱を除いて)膨大な実験データをうまく扱えるように見える経験的なモデル化手法を述べる。得られるモデルは今日の工業的応用やガラスの特性計算の研究に利用されている。 非経験的(演繹的)ガラスモデルも存在する。それらはそもそもガラス特性の確かな予測を得るためでなく、しばしばいくつかの特性(原子半径、原子量、化学結合の強さと結合角、結合の価数、比熱)の間の関係を確立して科学的な洞察を得るために作られたものである。将来的には、諸特性間の関係が十分に理解され、必要なすべての実験データが利用可能であれば、演繹的モデルにおける特性間の関係の研究により、最終的には求める特性すべてについて精度の高い予測が導かれる可能性がある。
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グローバルモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 02:39 UTC 版)
2012年2月22日に4月からタイの大手IT機器販売メーカーであるSiS Distribution社向けに販売を開始すると発表した。 現在、タイ市場に1機種、メキシコのTelcel社向けに2機種発売されている。 機種 MEDIAS 101S NEC-101S - A. 2.3 MEDIASシリーズの海外モデル初号機。タイ市場向け(N-06Cベース)。 MEDIAS 101T NEC-101T - A. 2.3 メキシコの携帯通信事業者Telcel社向けモデル(N-06Cベース)。 MEDIAS U NE-103T - A. 4.0 メキシコ向けモデル2号機。
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グローバル・モデル(日本版を含む)
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「Samsung Galaxy Note」の記事における「グローバル・モデル(日本版を含む)」の解説
世界各国で発売されるモデルをシリーズ名で記述する。※日本国内向けのモデルについては家電量販店におけるSIMフリー端末の様な直販方式での正規販売しかなく、日本の携帯電話会社とのキャリア契約が必須での販売方式で各携帯キャリアの各契約者へ向けて販売を前提にしている。その他、以下の端末の内、日本未発売かつ、グローバル向けに販売している端末も含む一覧になる。 ※また、脚注内は取り扱い携帯キャリアと日本での発売展開したかの有無を表す。 「Galaxy#グローバルモデル」も参照
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