携帯電話におけるグローバルモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 06:50 UTC 版)
「グローバルモデル」の記事における「携帯電話におけるグローバルモデル」の解説
グローバルモデルの携帯電話は、複数の国に向けて出荷・販売するためのモデルである。その特徴として、主に世界標準規格に準拠した機能が搭載され、世界各国で共通して使えるように設計されており、国による仕様の差異をなくしている。 例えば、世界で広く使われている通信方式のひとつであるGSMやW-CDMAなどに対応する。逆に世界標準として使われていないワンセグや赤外線通信、フェリカ、おサイフケータイなどは、機能が特定の国に限定されるため、グローバルモデルには搭載されない。 またデザイン面でも、特定国に向けたカスタマイズがされない。例えば、「docomo」や「au」、「Xi(クロッシィ)」などの移動体通信事業者のロゴといった、メーカー以外のデザインは関与しない。そのため通信キャリアのロゴなどは入れられない。 反対に特定国に限定された機能や、通信キャリアの独自機能を搭載したものをガラパゴス携帯、若しくはスマートフォンの場合にはガラパゴススマートフォンがあり、広義に「ローカルモデル」とも呼ぶ。地域で使用される言語に対応させた物は『ローカライズ』という。
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