携帯電話におけるダウンサイジング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 22:34 UTC 版)
「ダウンサイジング」の記事における「携帯電話におけるダウンサイジング」の解説
(2005年における)過去20年において最もダウンサイジング進んだ分野としては、携帯電話が挙げられる。1980年代の持ち運び可能な電話機は、日本においてショルダーホンと呼ばれる、1985年時点(ショルダーホン100型)でもバッテリー込みで約3kgある装置であった。更には、持ち運びは考慮されない移動体通信端末として自動車電話なども利用されていて、例えば日本で一般向けとして1979年にサービスが行われた最初のTZ-801形では7kgあった。これが1987年には片手で持てる1kgを割る軽さの機器 となり、1990年代を通して小型・高性能化されていった。しかし、スマートフォンが流行となってからは、使用用途の増加や高性能化に伴う消費電力増加のために大容量バッテリーが必要となったこともあって、一転して大型化が進み、アジアでは5インチ以上の大型スマートフォンが人気となっている。
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