ショルダーホン
ショルダーホンとは、NTTが1980年代に発売した車載・携帯兼用型自動車電話である。自動車電話の発展形ではあるが車外に持ち運び可能であり、後の携帯電話の先駆けとなる製品として知られている。
ショルダーホンの最初の製品は1985年に登場した。重量およそ3キログラム、アタッシュケースほどの大きさで、持ち運ぶ際には肩から提げる形が取られた。連続待受時間は約8時間、連続通話時間は約40分ほどだった。1988年に軽量化が図られた後継モデルが登場している。ちなみに、ショルダーホンの後継モデルが登場する前年の1987年に、NTTは携帯電話のサービスを開始し、携帯電話の専用機を発売している。
なお、ショルダーホンは1995年以降NTTドコモの登録商標である。
参照リンク
ショルダーフォン(車外兼用型自動電話) - NTTドコモ歴史展示スクエア
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