オーラル・ヒストリー
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オーラル・ヒストリー (oral history) あるいは口述歴史(こうじゅつれきし)とは、歴史研究のために関係者から直接話を聞き取り、記録としてまとめること。政治史・労働史・地域史などのように、歴史研究の方法としてフィールドワークの伝統が根づいているところや、学際的な交流がなされてきた研究領域で発展してきた[1]。出自は1920年代の都市社会学におけるシカゴ学派のライフストーリーの方法論にたどることができる[1]。
- ^ a b 江頭, 説子 (2007-08). “社会学とオーラル・ヒストリー–ライフ・ヒストリーとオーラル・ヒストリーの関係を中心に (特集 社会科学研究とオーラル・ヒストリー)”. 大原社会問題研究所雑誌 (585): 11–32 .
- ^ 清水唯一朗 (2003). “日本におけるオーラルヒストリー -その現状と課題、方法論をめぐって-”. 文部科学省学術創成研究:暦象オーサリング・ツールによる危機管理研究(2002年度-2006年度) Working Paper Series 03: 004.
- ^ 臨時帝室編修局史料「明治天皇紀」談話記録集成 (PDF) ゆまに書房
- 1 オーラル・ヒストリーとは
- 2 オーラル・ヒストリーの概要
オーラルヒストリー
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所澤潤(聴取り、解説、編集)、泉新一郎(口述)聴取り調査:外地の進学体験―台北師範附属小から台北高校、台北帝大を経て内地の帝大に編入―『入学試験の制度及び試験問題の分析に基づく近代日本の学力の歴史的研究』平成2年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)〔課題番号01510140〕研究成果報告書(研究代表者東京大学教育学部教授稲垣忠彦)1993年3月、全41頁 所澤潤(聴取り、解説、編集)、張寛敏(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅱ)―台北一師附小、台北高校、台北帝大医学部を経て、台湾大学医学院卒業―『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』第44巻、群馬大学教育学部、1995年3月、pp.139-187 所澤潤(聴取り、解説、編集)、陳漢升(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅲ)―抵抗の地・龍潭から基隆中学校、台北高校を経て、長崎医科大学卒業―『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』第45巻、群馬大学教育学部、1996年3月pp.97-163 所澤潤(聴取り、解説、編集)、陳定堯(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅳ)―樺山小から、台北三中、台北帝大豫科、台北帝大医学部を経て、台湾大学医学院卒業―『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』第47巻、群馬大学教育学部、1997年3月pp.183-266 所澤潤(聴取り、解説、編集)、呂燿樞(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅴ)―石光公学校から、台北高校尋常科、台北高級中学を経て、台湾大学医学院卒業―『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』第47巻、群馬大学教育学部、1998年3月pp.183-266 所澤潤(聴取り・編集・解説・註)・陳清桂(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅵ)―台南州の農村から、長老教中学、内地の荏原中学校を経て、日本歯科医学専門学校及び東京医学歯学専門学校医学科を卒業―『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』第48巻、群馬大学教育学部、1999年3月pp.127-166 所澤潤(聴取り・編集・解説・註)・翁曾愛経(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅶ)景尾公学校を卒業し、迎病院看護婦見習いを経て、台北陸軍病院の看護婦へ『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』第49巻、群馬大学教育学部、2000年3月pp.107-137 所澤潤(聴取り・編集・解説・註)・張厚基(口述)聴取り調査:外地の進学体験(Ⅷ)斗六小学校から長栄中学校を経て、陸軍特別幹部候補生として内地へ、そしてお婆さんとの出会い『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』第52巻、群馬大学教育学部、2003年3月pp.65-191 所澤潤(聴取り・編集・解説・註)・高峯一愚(口述)聴取り調査:外地の先学体験(Ⅸ)・特別篇 台北帝国大学学生主事補・台北高等学校教授の体験を中心に『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』第53巻、2004年3月、pp.59-85 所澤潤(聴取り・編集)「王萬居氏オーラスヒストリー」『台湾口述歴史研究』第5集(東京女子大学栗原研究室発行)、2012年3月、pp.1-87 所澤潤(聴取り・編集)「郭林碧蓮氏オーラルヒストリー」『台湾口述歴史研究』第8集(東京女子大学栗原研究室・群馬大学所澤研究室発行)、2013年3月、pp.1-170 所澤潤(聴取り・編集)「三吉勝夫氏オーラルヒストリー」『台湾口述歴史研究』第14集(東京女子大学栗原研究室・東京未来大学所澤研究室発行)、2015年3月、pp.1-78 所澤潤(聴取り・編集)「鈴木れいこ氏オーラルヒストリー」『台湾口述歴史研究』第15集(東京女子大学栗原研究室・東京未来大学所澤研究室発行)、2016年3月 所澤潤(聴取り・編集)「陳逸楽氏オーラルヒストリー」『台湾口述歴史研究』第17集(東京女子大学栗原研究室・東京未来大学研究室発行)、2016年3月 『天城勲 オーラルヒストリー』〈上巻〉〈下巻〉 平成14年度 文部科学省科学研究費補助金〔特別推進研究(COE)〕研究成果報告書〔課題番号12CE2002〕上巻全284頁、下巻全250頁。話し手は天城勲、聴き手は伊藤隆・小池聖一・所澤潤・村上浩昭。2002年10月 『木田宏 オーラルヒストリー』〈上巻〉〈下巻〉 平成14年度 文部科学省科学研究費補助金〔特別推進研究(COE)〕研究成果報告書〔課題番号12CE2002〕上巻全326頁、下巻全376頁。話し手は木田宏、聴き手は伊藤隆・小池聖一・所澤潤・村上浩昭 2003年2月 『西田亀久夫 オーラルヒストリー』 平成16年度 文部科学省科学研究費補助金〔特別推進研究(COE)〕研究成果報告書〔課題番号12CE2002〕政策研究大学院大学(政策研究院)C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクト(全417頁) 話し手は西田亀久夫、聴き手は伊藤隆・小池聖一・所澤潤・村上浩昭 2004年10月 両角千鶴子オーラルヒストリー 群馬県の一女教師の歩み――終戦後の体験を中心に―― 『東京未来大学研究紀要』、第12巻 pp.171-182 2017年12月 著者:所澤潤(聴き手、編集、解説、註を担当)・両角千鶴子・玉置豊美・高橋浩・赤羽明・佐藤久恵 オーラルヒストリー 群馬県の一女教師の歩み―昭和一桁の群馬県女師師範学校の体験を中心に― 『群馬大学教育実践研究』第23号、pp.327-362 2006年3月 共著:両角千鶴子(話し手)・玉置豊美(企画・聴き手)・所澤潤(聴き手・編集・解説・註)・高橋浩(聴き手)・赤羽明・佐藤久恵(文字化・編集)【非筆頭執筆者】 大正・昭和初期の群馬の教育の思い出―群馬大学平成十三年度学修原論「オーラルヒストリー実践研究」から― 吉岡隆二(話し手)、所澤潤(文字化・編集及び解説)、佐藤久恵(文字化・編集) 『群馬大学教育実践研究』第20号、pp.343-365 2003年3月 昭和の師範教育の思い出―群馬大学平成十三年度学修原論「オーラルヒストリー実践研究」から(二・完) 共著者:吉岡隆二(話し手)、所澤潤(文字化・編集及び解説)、佐藤久恵(文字化・編集)。 『群馬大学教育実践研究』第21号、pp.331-354 2004年3月
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