当事者・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 08:11 UTC 版)
保険者、保険契約者、被保険者が当事者・関係者である。保険契約者は保険料支払義務がある。被保険者は後記「被保険者利益」を有する者でなければならず、そうでなければ契約が無効とされるので、保険者は保険契約の締結にあたり、保険の目的と被保険利益の存在、被保険者の関係の確認を行う。保険契約は、契約者と被保険者の関係により次の2つの類型に大別される。 自己のためにする損害保険契約 契約者=被保険者 他人のためにする損害保険契約 契約者≠被保険者 このうち、2.は民法上、第三者のためにする契約(民法537条)の一種であるが、保険法上は被保険者は受益の意思表示を行うことは不要とされ、当然にその契約の利益を享受する(保険法8条)と修正されている。
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当事者・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:51 UTC 版)
「京都アニメーション放火殺人事件」の記事における「当事者・関係者」の解説
京都アニメーション社長の八田英明は、事件現場となった第1スタジオを「会社の核となる場所」としたうえで「こんなことになり残念で断腸の思いだ」と述べ「暴力行為に訴えてどうするのか。作品に批判があるならちゃんと主張すべきだ」と怒りをあらわにした。 京都アニメーション制作のアニメに出演した経験のある声優の白石稔、洲崎綾、緒方恵美は心配や怒りのコメントをTwitterなどに投稿した。同じく出演経験のある豊崎愛生は『豊崎愛生のおかえりらじお』で胸中を語り、平野綾や茅原実里もそれぞれ自身のブログで心境を綴った。また、京都アニメーション制作のアニメにナレーションとして参加した経験のある大塚芳忠は、自身がナレーションを務める報道番組『真相報道バンキシャ!』で、胸の内を明かした。 京都アニメーション出身のアニメ監督山本寛も事件の一報を知るとTwitterで悔しさをあらわにしている。一方で、この事件を京都アニメーションが匿名掲示板の「狂気」と結託し、その「共犯関係」を歓迎し続けた代償であり「しかし、彼らにも遂に「年貢の納め時」が、来たのだ」と持論を述べている。 事件発生から2日後の7月20日から8月25日までの約1カ月間、京都アニメーションは事件現場から約100メートル離れた京阪電鉄六地蔵駅付近に献花台を設けた。 『アニメージュ』・『アニメディア』・『月刊ニュータイプ』のアニメ月刊誌3誌は、2019年8月9日発売の9月号において、編集部連名かつ同じ文面で犠牲者への追悼および負傷者へのお見舞いの言葉を掲載した。 2019年9月21日、(この時点での)犠牲者35人を悼む会が京都市で非公開の形式で開かれ、遺族や負傷者および社員ら約250人が出席し、献花や写真を交えた犠牲者の思い出の語り合い、遺族への12人の作画担当社員による肖像画や遺品などの贈呈が行われた。 2019年11月2日から4日まで、京都市勧業館にて「お別れ そして志を繋ぐ式」と題した追悼式典が開かれ、国内外からの手紙や描画、折り鶴、ブラジルの漫画家であるマウリシオ・デ・ソウザが描いた追悼絵画などが展示された。2日には国会議員や業界関係者など約500人が集まり、その中には京都府知事の西脇隆俊、京都市長の門川大作、音響監督で楽音舎代表の鶴岡陽太、サンライズ社長の浅沼誠、声優の平野綾、「響け! ユーフォニアム」原作者の武田綾乃が含まれていた。式典では、京都アニメーション社長の八田英明は感謝と今後の決意の言葉を述べ、夫婦で社員だった女性および京都アニメーション作品の原作者のメッセージが代読された。3日と4日は一般向けに開かれ、約1万1千人が参列したと発表された。 事件発生から1年となる2020年7月18日の10時30分より、京都アニメーションはYouTubeの公式チャンネルにて、追悼映像として関係者の匿名弔電を公開した。同時刻、第1スタジオの跡地では追悼式が営まれ、京都アニメーションの社員や社長である八田英明の9人、30遺族85人の合計94人が参列した。遺族の一人が代表して弔辞を、続いて八田が挨拶文を読み上げた。追悼式の終了後には、喪服姿の社員など約100人が跡地を訪れた。同日16時、八田と代理人弁護士の桶田は記者会見を開き、「以前は1年で出来たものが2年かかるかもしれない」としつつ、「1ミリでも前に進んでいきたい」と語った。20遺族は代理人弁護士を通じ、これまでに受けた支援に感謝する声明を発表した。
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