エネルゴア・エイリアン関連
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「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」の記事における「エネルゴア・エイリアン関連」の解説
惑星エネルゴア(地球) 前作から続く戦いの舞台となる惑星。本作でエイリアンの実験場である400万年前の人類発祥以前の地球と発覚した。 エネルゴン G1からの伝説である、トランスフォーマーの主要動力源。エネルゴン・クリスタル / エネルゴン・キューブ 純粋かつ不安定なエネルゴンの結晶。ヴォックのプラネットバスター破壊後は、地球上のエネルゴン・クリスタルの大部分が消滅、極めて安定したエネルゴン・キューブへと変化した。その為、トランスフォーマー達は基地の外でもロボットモードで問題なく活動できるようになった。 ナチュラルストーン・アクロポリス ダイノボットがディスクを隠した、ギリシア神殿跡に似た自然の岩場。ナチュラルアンフィシアター(自然円形劇場)ともいう。 エイリアンディスク 前作終盤から登場するエイリアンが作ったと思われるゴールデンディスク。このディスクはエイリアンの地球人類部分の意識によって生み出されたものである。そこにはかつて人類がボイジャーディスクに託したのと同じく、ヴォックに関する広範な知識が納められていた。メガトロンがこのディスクから解読できた情報は、全体のおよそ1/5程度だという。 ダイノボットによってゴールデンディスクと共に一時奪われライノックスが解析するが、その途中で再びメガトロンに奪還されてしまう。最後はメタルハンターベースの爆発で消滅した。 しかしこれを解析にしたことによって、後にメガトロンは「トランスメタル2テクノロジー」を独自に創り出した。 メタルハンターベース 不思議な植物が生い茂るエイリアン・サイトの一つから出現したバイオ・ドームが姿を変えたエイリアンの巨大マシン。茸のような形をしており、内部に乗り込んだメガトロンが中枢部にあるインターフェイスにエイリアンディスクをセットすると彼にエネルギーが降り注いだ後に操縦席が出現。メガトロンが乗っ取った。 上部はメガトロンの顔の形に変貌し、下部からは衝撃波や360度の方向に相手を捕らえて内部に引き込む光線を放つ。メガトロンはこれをテレポートさせてセイバートロン星に向かおうとしたが、コンボイ達との戦いの末に操縦席が破壊され宇宙で大爆発した。 トーテム 原人達の村に奉られた、ダイノボットの姿を模したトーテムポール。 トランスメタル・ドライバー メガトロンが手に入れ改造を加えたボール状の小型装置。入手経路と具体的な使用用途は不明だが、これが核となってオーガニック・トランスメタル・ユニットが完成した。 後にデプスチャージが回収し、捨ててしまうがすぐにブラックウィドーに拾われる。そして、一度死亡した彼女をトランスメタル2として復活させた。それからどうなったのかは不明。 ヴォックの目的 地球における実験の目的は、自分達が滅ぼした人類への贖罪(下記参照)として、彼等を好戦的で野蛮な種ではなく、知性と理性に満ちた存在として創造する、といったものである。その為太古の地球に降臨した彼らは、自ら創りだした膨大なエネルゴンを地球全土に移植し、核や石油といった化石燃料に替わる資源として、その使用方法を教え、最終的には外宇宙への進出させるまで導くという算段だった。 ビーストウォーズ世界のエネルゴンは、化石燃料と違い環境に全く無害なエネルギーである。それどころか、動植物の成長や土壌の肥沃を助ける効果があった。しかし、このエネルゴンは実験が万が一失敗した時の保険でもあった。 不安定な状態のエネルゴンは非常に起爆性が高く、ある程度の衝撃で簡単に爆発する。彼らはあえて不安定な状態のままのエネルゴンを地球全土に移植。実験が失敗した時は衛星に偽装した惑星破壊兵器で地球全土のエネルゴンを一斉に起爆、地球そのものを破壊し、その後は新たな地球を創造、時間流を調整し実験を再開する。彼等はそうしたことを何度も繰り返している。 つまり(ビースト)コンボイと(ビースト)メガトロン達が辿り着いたこの地球は、破壊と再生を繰り返した改変された地球である。 彼らが恐れたのは、自分達以外の航時能力を持った知的生命体の人類への干渉である。彼等の一連の敵対行動も敵意や害意といったものなく、実験の障害に対する排除行動にすぎなかった。 地上に降りた2体は爆散したが、彼らは意識融合体の一部、いわゆる分身体であるため、本体には全く影響はない。 ソニーマガジンズ刊の書籍『ビーストウォーズ ユニバース』によれば、彼らは元々コミック版『G2』に登場した集合意識体スウォームが、G2デストロン、爬虫人類ジャダイ、そして地球人類を吸収した後、初代コンボイによって『良心』を与えられた存在であるとされる。 原語版でも尺が足りず消化不良の設定だったこともあり、日本版ではそこまでの設定には踏み込まず、あくまで謎の存在として、子どものような喋り方の能天気なキャラクターとして登場した。
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