バイオドーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/02 18:16 UTC 版)
フォーム材とガーゼに加え、バイオドーム・テクノロジーによる第3の被覆材がある。シリコンゴムで接合された不織ポリエステルの層で構成されており、創面に固着し難い表面をもつ。創床に接触する面の、バイオドームと称する多数の微細なドーム状の構造を特徴とする。この被覆材を傷に当て、ドレープフィルムで覆ってチューブの付いたパッドをフィルムに開けた穴を通して装着する。チューブに接続したポンプで低圧の吸引がかけられる。被覆材の微細なドームは創面へ接触しつつ、組織が成長する空間を与えることを意図している。
※この「バイオドーム」の解説は、「陰圧閉鎖療法」の解説の一部です。
「バイオドーム」を含む「陰圧閉鎖療法」の記事については、「陰圧閉鎖療法」の概要を参照ください。
- バイオ・ドームのページへのリンク