アジア欧州会議とは? わかりやすく解説

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アジアおうしゅう‐かいぎ〔‐オウシウクワイギ〕【アジア欧州会議】

読み方:あじあおうしゅうかいぎ

アセムASEM


ASEM

読み方アセムエイセム
英文正式名Asia Europe Meeting
日本名(略称):アジア・欧州会議

ASEAN諸国ラオスミャンマー及びカンボジアを除く。)及び日中韓欧州連合(EU)とのパートナーシップ強化するため、アジア欧州首脳一堂に会する会議として96年より開始経済のみならず政治・文化等、広範囲分野対象とした両地域間対話協力特徴とする。

※この記事は「財務省」ホームページ内の「国際関係略語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。

アジア欧州会合

(アジア欧州会議 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 16:29 UTC 版)

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ASEM参加国・機関(緑色は2010年のASEM8から新たに参加する国)

アジア欧州会合(アジアおうしゅうかいごう、Asia-Europe Meeting, ASEM)は、アジア東アジア東南アジア南アジア)と欧州における経済、政治、文化などの分野の対話と協力のための会合である。アジア欧州会議と呼ばれることもある。

概要

1994年(平成6年)、シンガポールゴー・チョク・トン(Goh Chok Tong)首相(当時)が、アジアと欧州の関係強化を目的とする「アジア欧州サミット構想」を、フランスエドゥアール・バラデュール(Edouard Balladur)首相(当時)に提案し実現。1996年(平成8年)3月に第1回会合が行われ、アジア側からはASEAN7ヵ国(当時)と日本中国韓国が参加。欧州側からはEU加盟国15ヵ国(当時)と欧州委員会委員長の参加でスタート。併行して外務、経済、財務、環境、移民、科学技術の閣僚級会合も行われている。

2004年(平成16年)から、アジア側はカンボジアミャンマーラオス、欧州側ではEU新規加盟国10ヵ国が参加。2006年(平成18年)から、アジア側はインドパキスタンモンゴルの3ヵ国とASEAN事務局の1機関、欧州側はルーマニアブルガリアの2ヵ国が参加。2010年(平成22年)の第8回会合から、オーストラリアニュージーランドロシアが新たに参加するようになり、2012年(平成24年)からは、バングラデシュノルウェースイスが加わり、現在は以下の49ヵ国と2機関で構成される。

参加国・機関

アジア側
欧州側

首脳会合

首脳会合は、2年に1度、アジアと欧州で交互に開催される慣例となっている。

回次 開催時期 場所
第1回 1996年3月1日、2日 バンコク
第2回 1998年4月3日、4日 ロンドン
第3回 2000年10月20日、21日 ソウル
第4回 2002年9月22日 - 24日 コペンハーゲン
第5回 2004年10月8日、9日 ハノイ
第6回 2006年9月10日、11日 ヘルシンキ
第7回 2008年10月24日、25日 北京
第8回 2010年10月4日、5日 ブリュッセル
第9回 2012年11月5日、6日 ビエンチャン
第10回 2014年10月16日、17日 ミラノ
第11回 2016年7月15日、16日 ウランバートル
第12回 2018年10月18日、19日 ブリュッセル
第13回 2020年 プノンペン

関連項目

外部リンク



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