平和のためのパートナーシップとは? わかりやすく解説

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平和のためのパートナーシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 17:29 UTC 版)

平和のためのパートナーシップ(へいわのためのパートナーシップ、: Partnership for Peace)は、北大西洋条約機構(NATO)と他の欧州諸国ならびに旧ソ連構成国の20ヶ国との間の信頼を醸成することを目的とした取り組みのことである[1]。全加盟国(NATOを含む)により、NATO内部の一機関である欧州・大西洋パートナーシップ理事会が構成される。略称はPfP

沿革

東側諸国が崩壊して間もなくの1994年に創設された。14ヶ国の加盟国(アルバニアブルガリアクロアチアチェコエストニアハンガリーラトビアリトアニアモンテネグロ北マケドニアポーランドルーマニアスロバキアスロベニア)がその後、NATOに加盟した。1995年4月26日、マルタがPfP加盟国となったが[2]、完全中立政策を維持するために、1996年10月に一旦は脱退した[3]。しかし2008年4月3日、ブカレストNATO首脳会議において同国首相がEAPC会議に参加し、マルタのPfP復帰を認めた[4]。 2006年11月29日のリガNATOサミット時に、ボスニア・ヘルツェゴビナモンテネグロセルビアがPfP加盟を申請し[5]、その後2006年12月14日、それらの国はPfPに加盟した[6][7]。 2023年 4月4日 フィンランドはNATOに加盟した。

署名国

現在の加盟国

PfP加盟後、1999年3月12日NATOに正式加盟した国

PfP加盟後、2004年3月29日NATOに正式加盟した国

PfP加盟後、2009年4月1日NATOに正式加盟した国

PfP加盟後、2017年6月5日NATOに正式加盟した国

PfP加盟後、2020年3月27日NATOに正式加盟した国

PfP加盟後、2023年4月4日NATOに正式加盟した国

参照

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