アンデス共同体とは? わかりやすく解説

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アンデス共同体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 09:06 UTC 版)

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アンデス共同体 (Comunidad Andina)
  加盟国
  準加盟国
  オブザーバー加盟国
公用語 スペイン語ケチュア語アイマラ語ほか34の先住民族言語
事務総長 ワルカー・サン・ミゲル
域内総生産: 9028億6千万米ドル[1][2][3][4]
人口1人あたり: 8929米ドル
設立 1969年5月26日 カルタヘナコロンビア
本部所在地 リマペルー
公式サイト Comunidad Andina

アンデス共同体(アンデスきょうどうたい、西Comunidad Andina, CAN)は、アンデス地域を中心とした南アメリカおよびラテンアメリカの、統括的経済開発と均衡および自治を目的とした国家共同体である。

概説

加盟国は、ボリビアコロンビアエクアドルペルーの4ヶ国。1996年まではアンデス貿易協定 (Pacto Andino)やアンデスグループ (Grupo Andino)と呼ばれることも多かった。

1969年5月26日の「カルタヘナ合意」に基づいて設立され、ペルーリマに本部がある。アンデス共同体は、国際連合総会オブザーバーである。

ベネズエラ2006年まで加盟国であった。また、チリは発足当初は加盟国であったが、ピノチェト軍事政権下の1976年に脱退、2006年9月20日に準加盟国として再参加している。

加盟4カ国の総人口は約1億人、面積は3,798,000km2

アンデスパスポート

2003年より、この4ヶ国の国民は身分証明書の提示だけで(パスポート無しで)相互に自由に行き来できるようになっている。

また、これに先立って、2001年6月に結ばれた協定504番により、アンデス共同体としてのパスポートが作られた。このパスポートを持つ者は査証無しで加盟国間を行き来できる。

加盟国

(括弧)内は加盟年

現在の加盟国
準加盟国
オブザーバー加盟国
元加盟国

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Ecuador”. International Monetary Fund. 2011年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月21日閲覧。
  2. ^ Bolivia”. International Monetary Fund. 2011年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月21日閲覧。
  3. ^ Colombia”. International Monetary Fund. 2011年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月21日閲覧。
  4. ^ Peru”. International Monetary Fund. 2011年5月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 南緯12度2分 西経77度1分 / 南緯12.033度 西経77.017度 / -12.033; -77.017





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