アイビス・ダグラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:09 UTC 版)
「プロジェクトTD」の記事における「アイビス・ダグラス」の解説
声優:渡辺明乃 『第2次スーパーロボット大戦α』から登場。女性。5月27日生まれ。血液型はAB型。上がりやすく人見知りするきらいがあるものの、大変な努力家で一途な熱血娘。プロジェクトTDでの席次はナンバー04。機体のパーソナルカラーが白銀であることとパイロットとしての技量がスレイに比べ格段に劣り、撃墜された時の様が流星のように落下することを皮肉られ、銀の流星と呼ばれている。しかし技術や席次に固執するスレイが忘れている「夢」を持ち続けていることから、開発コードαの正式なパイロットに選ばれる。 『第2次α』では前人未踏のSランクマニューバー「GRaMXs」に挑戦するが失敗して大事故を起こし、瀕死の重傷を負う。治療やリハビリなどの苦しみに耐えて身体は全快するものの、心に負った恐怖とそれに起因する自信喪失を克服することが出来ず、逃げるようにDCを去っている。『第2次α』物語開始時まではツグミと共に運び屋稼業に従事していた。かつての勝気な性格は影を潜め、投げやりでヒステリックになり、スレイからは負け犬と罵られる始末であった。しかしイルイや仲間との交流を経て、再び自らの夢を叶えるために立ち上がり、GRaMXsを成功させる。この場面では、弱い己と決別し自身の力で勝ちたいという願いからクストースの助けを拒絶し、実力でスレイから勝利を勝ち得た。その後はツグミ、スレイを叱咤するほど成長し、ハイペリオンのキャプテンと認められるまでになる。最後はガンエデンに操られたイルイを救うためにガンエデンとの戦いに挑むが、力を使い果たしたイルイと死別することになった(ただし『第3次α』ではイルイは生きていたことになっている)。その後、仲間達に見送られてハイペリオンで外宇宙に旅立ち、マクロス船団と合流した。 『第3次α』では序盤、スレイを逃がす形で行方不明になっていたが、イルイに導かれてαナンバーズと合流、彼女を守るために再び戦いに身を投じる。イルイと再会した時は、自分を頼らずに1人で何もかもを背負い込もうとするイルイに泣きながら怒っていた。 『OG2』では『第2次α』の開始時点より過去に相当する、プロジェクトTDの訓練時代から始まるシナリオが描かれている。同じ白銀色の高機動機を操る縁でかマサキとの共闘が多く、初対面ながら抜群のコンビネーションを見せたことがある。仲間に対して強い信頼を寄せており、スレイがプロジェクトTDから離れ数度の交戦を経た後でも、同じ夢を目指しているからという理由で彼女が戻ってくることを確信しており、『第2次OG』では自身に挑んできたスレイと全力で戦った末に彼女を叱り和解し鋼龍戦隊に迎え入れた。 あまり幸福ではない出自だったらしく、自らが戦う理由を「誰かの自由や幸せのため」と何度も発言しており、それが奪われることを激しく嫌悪している。自身の言によればニューヨークのチェルシー出身。『α』『OG』両シリーズのニューヨークは旧西暦の時代に隕石の落下で壊滅状態となり、特に『OG』シリーズでは未だに復興されていないという設定である(『α』シリーズでは復興している)。『OGs』では「生きるためにDCに入り、適性を認められてプロジェクトTDに配属された」と発言しており、当初は戦う意味も見出せずに消極的な発言を取ることもあった。 プロジェクトTDでは操縦技術以外にも物理理論を含めアストロノーツとして一通りの高等教育を受けており、宇宙に関する教養は深い(セレーナはアイビス達を「かっ飛び娘」と思っていたらしい)。スイーツが大好きな甘党で、仕事の後に食すことが何よりの楽しみ。「ケーキのためなら何でもやるよ」との発言に対しツグミから「まるで犬と飼い主」と揶揄されるほど忠実な面を見せる。恋愛に関しては鈍感だが、それでもフィリオとツグミの関係には気付いていたようである。 『第2次α』中盤以降、イルイから渡されたペンダントを常に身に付けている。作中ではプロポーション(特に胸)のことを話題に挙げられることが多々あるが、公式イラスト等では均整のとれた体つきである。ドラマCD3巻でのリューネを相手にしたリンボーダンス対決では勝ったものの「勝っても嬉しくない」とぼやくこともあった。胸に関しては、他の女性キャラが全般的に巨乳であることが多く、彼女たちと比べて小さいというだけであり、決して胸が「無い」わけではない。なお、アイビスのカットインでは胸の代わりにイルイのペンダントが揺れる。『α』シリーズでの服装は本人の趣味ではなく、ツグミのコーディネイトによるもの。『OG』シリーズではスレイと同じく蝶をモチーフにしたTDパイロットの制服を『OG外伝』まで着用し、『第2次OG』より『α』シリーズ準拠になっている。また『OGs』以降、搭乗時にはヘッドセット、チューブ型ヘルメットと現実の宇宙服に近いデザインのパイロットスーツを使用する。ちなみにGRaMXsを実施している時のアイビスは、激しい機動から来る高いGに必死に耐えているため、「殿方には見せられない顔」(ツグミ談)になっているらしい。 乗機はリオン・タイプT、テスト用ガーリオン、カリオン、アステリオン、アステリオンAX(操縦、火器制御担当)、アルテリオン(操縦、火器制御担当)、ハイペリオン(操縦担当)。 名前の由来は英語で鳥のトキを意味するアイビスおよび、映画『ブラック・レイン』の主演マイケル・ダグラスより。 専用BGMは「流星、夜を切り裂いて」「流星、夜を切り裂いて Ver.H」(ハイペリオン)。
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アイビス・ダグラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:50 UTC 版)
「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」の記事における「アイビス・ダグラス」の解説
前作の主人公の1人。メガロード船団を離れて行方不明になってしまった宇宙飛行士。チームTDのリーダー。セレーナ編のみに登場。
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