さん‐ぼう【三宝】
読み方:さんぼう
[名]
1 仏語。仏と、仏の教えである法と、その教えを奉じる僧の三つの宝。仏・法・僧。
2 仏の異称。
3 《「孟子」尽心から》諸侯の三つの宝で、土地と人民と政事。
5 「三方2」に同じ。
「先刻(さっき)から首を長くして、もう帰(けえ)るか、もう帰るかと思ふに、再び―帰るもんぢゃあねえ」〈滑・浮世風呂・前〉
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三房】
読み方:さんぼう
名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房(ふじわらのこれふさ)・藤原為房・大江匡房(おおえのまさふさ)。また、鎌倉末期から南北朝時代の吉田定房・藤原宣房(万里小路宣房)・北畠親房。
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三方】
読み方:さんぼう
《「さんぽう」とも》
2 前と左右の三方に刳形(くりかた)の穴をあけた台を方形の折敷(おしき)につけたもの。ヒノキの白木製を普通とし、神仏や貴人に物を供したり、儀式のときに物をのせたりするのに用いる。三宝。→衝重(ついがさ)ね
さん‐ぼう【参謀】
読み方:さんぼう
さん‐ぼう〔‐バウ〕【山房】
【参謀】(さんぼう)
軍隊をはじめとするあらゆる組織において、責任者に要求される膨大な情報処理を代行し、意志決定に必要な情報を整理する役目を負う頭脳労働者。
類義語は「軍師」「指南役」「ブレイン」「オブザーバー」「秘書」「参与」「カウンセル」「顧問」「幕僚」など。
軍隊においては責任者が佐官・将官である場合(基本的には地上部隊であれば1個大隊以上の規模、海軍においては艦隊)に配属される。
その職責に応じた機密取扱許可と発言権を与えられるが、参謀以外の部下を指揮する事は原則として認められない。
参謀部
軍事活動における複雑怪奇な状況を一人の参謀だけで掌握する事は事実上不可能に近い。
よって、参謀だけで構成された独自の指揮命令系統を確立するのが普通である。
このような集団を「参謀本部」「参謀会議」「作戦部」「大本営」「参謀部」などと称する。
典型的な参謀部は以下のような構成を持つ。
三方(さんぼう)
三宝
姓 | 読み方 |
---|---|
三宝 | さんぼう |
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