かち

デジタル大辞泉

カチ【Cachi】

読み方：かち

アルゼンチン北部、サルタ州の村。標高約2200メートル、コンチャス川が刻む谷間に位置する。スペイン植民地時代の日干し煉瓦の建物や古い外観を残した白亜の教会がある。

か‐ち【価値】

読み方：かち

１ その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。「読む—のある本」「—のある一勝」

２ 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの。→価値学説

３ 哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性をもった性質。真・善・美など。

かち【勝ち】

読み方：かち

勝つこと。勝利。「—を得る」⇔負け。

かち【^▽徒／徒^＝歩／^▽歩／歩^＝行】

読み方：かち

１ 乗り物を使わないで歩くこと。徒歩(とほ)。

「—で山へ登りました」〈二葉亭訳・片恋〉

２ （「徒士」とも書く）

㋐江戸時代、武士の身分の一。騎乗を許されない下級の武士。おかち。

㋑「徒侍(かちざむらい)」に同じ。

㋒「徒組(かちぐみ)」の略。

かち【^▽褐】

読み方：かち

１ 濃い藍色(あいいろ)。かちいろ。かつ。かちん。

２ 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに萌葱(もえぎ)色。

３ ウサギの毛で織った織物。兎褐(とかち)。

「錦の袋に入れたる一つと、—の袋に入れたる一つ」〈宇津保・俊蔭〉

日本語活用形辞書

かち

【文語】タ行四段活用の動詞「かつ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

かつ  » 「かつ」の意味を調べる

勝ち

読み方：かち

タ行五段活用の動詞「勝つ」の連用形である「勝ち」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

勝つ  » 「勝つ」の意味を調べる

搗ち

読み方：かち

【文語】タ行四段活用の動詞「搗つ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

搗つ  » 「搗つ」の意味を調べる

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隠語大辞典

かち

1. 同上（※「かつ」参照）。〔第七類　雑纂〕
2. 三といふ数をいふ。「かち銭」は三銭のこと。「かち円」は三円のことである。〔犯罪語〕
3. 三。
4. 〔的〕数の三のこと。
5. 数量の三を云ふ。
6. 三の数。〔一般犯罪〕
7. 数字の三。〔掏摸〕
8. 三の数。〔香具師・不良〕
9. 三。〔露天商〕
10. 三。〔菓子商〕
11. 数の三。〔香〕
12. 数字の〔三〕のこと。

分類 掏摸、犯罪、犯罪語、的、菓子商、露天商、露店商、香、香具師、香具師／不良

かち

1. 四のことをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪語

かち

1. 金額三十銭ノ意。〔第七類　雑纂〕

かち

1. 小部落、又は特殊部落を云ふ。〔兵庫県加西郡の方言〕

分類 兵庫県加西郡の方言

カチ

読み方：かち

1. 三等車ノ意。

分類 掏摸

勝

読み方：かち

1. 手形交換の際に交換尻が貸方となつた場合をいう、これに反した時はマケ（負）という。

徒歩

読み方：かち

1. 巡査、徳川時代の「徒歩、目付」が現今の巡査に当るより。

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名字辞典

加地

名字	読み方
加地	かじ、かち
可知	かち

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

可知

姓	読み方
可知	かち

下地

姓	読み方
下地	かち

勝

姓	読み方
勝	かち

加治

姓	読み方
加治	かち

加地

姓	読み方
加地	かち

梯

姓	読み方
梯	かち

甲地

姓	読み方
甲地	かち

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かち

出典:『Wiktionary』 (2021/11/30 15:30 UTC 版)

名詞：勝ち

かち【勝ち】

1. 勝つこと。勝利。

発音

• (東京) かち​ [kàchíꜜ] (尾高型 – [2])
• IPA^(?): [ka̠t͡ɕi]

名詞：徒

かち【徒】

1. 徒歩。
2. 江戸時代、騎乗を許されなかった下級の武士。

発音

• (東京) か​ち [káꜜchì] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [ka̠t͡ɕi]

動詞

かち

1. 「かつ」の連用形。

同音異義語

かち

• 【価値】ある人にとって、ある物又はサービスに付帯する、重要さの程度を他の物又はサービスの重要さと比較又は関係づけた概念。

名詞：徒

かち【徒・徒歩】

1. 徒歩。

名詞：褐

かち【褐】

1. 濃（こ）い紺色。

漢字辞典

徒

徒	画数：10 学習年：小学4年で習う漢字 音読み：ト 訓読み：かち、 ともがら、 いたずらに、 いたずら、 あだ ピンイン：tu2 ハングル：도 対応する英語：junior, emptiness, vanity, futility, uselessness, ephemeral thing, gang, set, party, people

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Weblio日本語例文用例辞書

「かち」の例文・使い方・用例・文例

• 分かち合うほうがいいと彼女は実感するようになった
• せっかちな性格
• せっかちなのは彼の性分だ
• 私たちは喜びも悲しみも分かち合ってきた
• 彼のせっかちな足どりは不安な気持ちを表していた
• なにかちょっと手の込んだものはどう？
• マスターってなんだかちょっとだらしないですね。
• 彼は母親がどれほど彼を愛しているかちっとも分かっていない。
• 勝利の喜びを分かち合う。
• 目がちかちかする。
• 私たちはそれを分かち合えます。
• 私はせっかちでごめんなさい。
• どちらかといえばせっかちなほうだ。
• 私たちはこの祝福を分かち合う。
• 私たちはどんな時も人生を分かち合えたらと思います。
• 彼はせっかちだ。
• 私たちはお互いの気持ちを分かち合いたいですね！
• あなたはせっかちですね。