貸方とは? わかりやすく解説

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かし‐かた【貸(し)方】

読み方:かしかた

貸す方法。⇔借り方

貸すほうの人。貸し手。⇔借り方

複式簿記で、勘定口座右側また、勘定様式による貸借対照表損益計算書右側をいうこともある。資産減少負債資本増加収益発生記入する。⇔借り方


貸方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 02:59 UTC 版)

  借方 Debit 貸方 Credit
資産 増加 減少
負債 減少 増加
純資産/資本 減少 増加
費用 増加 減少
収益 減少 増加
会計
主要概念
簿記 - 時価会計
現金主義 - 発生主義
環境会計
売上原価 - 借方 / 貸方
複式簿記 - 単式簿記
後入先出法 - 先入先出法
GAAP / US-GAAP
概念フレームワーク
国際財務報告基準
総勘定元帳 - 取得原価主義
費用収益対応の原則
収益認識 - 試算表
会計の分野
原価 - 財務 - 法定
基金 - 管理 -
財務諸表
貸借対照表
損益計算書
キャッシュ・フロー計算書
持分変動計算書
包括利益計算書
注記 - MD&A
監査
監査報告書 - 会計監査
GAAS / ISA - 内部監査
SOX法 / 日本版SOX法
会計資格
JPCPA - ACCA - CA - CGA
CIMA - CMA - CPA - Bcom
税理士 - 簿記検定
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貸方(かしかた)とは、複式簿記において勘定口座の右側を指す[1]クレジット: credit)ともいう。対義語は借方

含まれる要素

貸方には資産の減少、負債の増加、純資産の増加、収益の発生が含まれる[2]

呼び方の意味

日本に初期の複式簿記と中央銀行システムを輸入したのは福沢諭吉で、「debit」「credit」をそれぞれ「借方」「貸方」と翻訳したのは彼である[3]

初期の財務諸表や複式簿記は債権債務を記載する目的が主であり、主に銀行の経理で使用されていた。それを相手方から見た視点で記録していたため、貸方には相手方が貸した分を記載しているという意味があった。

時代が下り、簿記技術が発展し、記録する内容が金銭の貸借関係から拡大していくにつれ、単なる「右側」という意味のみの符号と化した。

「クレジット」(credit)は「信用」の意味があり、これを消費者信用により支払いを会社が立て替え、期日にまとめて支払うシステムはクレジットカードと呼ばれている。

脚注

注釈

出典

  1. ^ 佐々木(2015)p.41
  2. ^ 「借方・貸方とは」(「複式簿記入門講座」)
  3. ^ 「貸方」「借方」の由来Manegy(2018年8月6日配信 by MS-Japan)

参考文献

関連項目

外部リンク


貸方

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 07:22 UTC 版)

和語の漢字表記

(かしかた)

  1. かしかた漢字表記

「貸方」の例文・使い方・用例・文例

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