株式分析のスローストキャスティクスとは |
株式分析のスローストキャスティクス(Slow Stochastics)とは、現在の株価が過去の高値、安値と比較してどの位の水準にあるのかを調べ、売られすぎ、買われすぎを見極めるためのテクニカル指標のことです。
スローストキャスティクスの計算方法は次の通りです。
▼%Dの計算方法
%D=((当日の終値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)÷((過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)×100
nは5日、9日、14日が良く使われます。また、mは3日が良く使われます。
▼スロー%D(SD)の計算方法
スロー%D=x日の%Dの単純移動平均
xは3日が良く使われます。
次の図は、チャート画面にスローストキャスティクスを描画したものです。

スローストキャスティクスでの売りのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが80%以上で、かつ、%Dがスロー%Dを上から下へ突き抜けた時です。上の図の緑色の丸で囲んだ部分です。
また、スローストキャスティクスでの買いのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが20%以下で、かつ、%Dがスロー%Dを下から上へ突き抜けた時です。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。

また、上の図のように、株価が上昇していてスローストキャスティクスが横ばいで推移している状態、いわゆるダイバージェンスの状態は相場の転換点を表します。上の図では、上昇トレンドから下降トレンドへ転換することを暗示しています。
スローストキャスティクスの計算方法は次の通りです。
▼%Dの計算方法
%D=((当日の終値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)÷((過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)×100
nは5日、9日、14日が良く使われます。また、mは3日が良く使われます。
▼スロー%D(SD)の計算方法
スロー%D=x日の%Dの単純移動平均
xは3日が良く使われます。
次の図は、チャート画面にスローストキャスティクスを描画したものです。

スローストキャスティクスでの売りのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが80%以上で、かつ、%Dがスロー%Dを上から下へ突き抜けた時です。上の図の緑色の丸で囲んだ部分です。
また、スローストキャスティクスでの買いのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが20%以下で、かつ、%Dがスロー%Dを下から上へ突き抜けた時です。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。

また、上の図のように、株価が上昇していてスローストキャスティクスが横ばいで推移している状態、いわゆるダイバージェンスの状態は相場の転換点を表します。上の図では、上昇トレンドから下降トレンドへ転換することを暗示しています。
(2012年06月21日更新)