『野球狂の詩』とは? わかりやすく解説

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『野球狂の詩』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 04:47 UTC 版)

岩田鉄五郎」の記事における「『野球狂の詩』」の解説

旧制中学時代学生野球活躍人気実力ともに大変なもので、試合登板すれば準完全試合は当たり前、ヒット一本打たれたらそれがニュースになるほどの名投手だった。太平洋戦争への従軍後、「東京倶楽部」(のちの東京メッツ)に入団年間最高勝利数15勝。長くエースとしてメッツ貢献し親会社メッツ食品から重役地位約束されても現役こだわり続け学生野球時代ライバルであり、プロバッテリー組んだ五利監督初優勝現役のまま立ち会った選手助監督ヘッドコーチのような役割で、ドラフト五利同席してくじをひいたりしている。TO砲や水原勇気指名岩田判断によるところが大きい。国立玉一郎立花薫日下部了入団に際しては、岩田親族または本人時に直接、あるいは電話話し合っている。日下部了入団したときなど、練習メッツメンバーランニングウサギ跳びをしているが、鉄五郎現役選手のはずが監督コーチの上着を来て指導をしていた。53歳時のエピソードズタズタ18番」では引退を飾るべく控えピッチャー全員ベンチから外し9回完投する53失点投球数688という記録樹立試合後、引退撤回)。 その後コーチ監督兼任しながら現役続け別の水島作品ストッパー』では主人公三原心平最大強敵(?)として描かれた。一時は完全に野球界離れていたが、72歳にして選手兼任監督として現役復帰。「球聖」の異名を持つ。『モーニング』の『野球狂の詩VSドカベン』(『週刊少年チャンピオン』では『ドカベンVS野球狂の詩』として同時連載でも、80歳ながら監督投手として登場するちなみに、彼が監督就任する度に、五利ヘッドコーチ降格させられる監督失格という意味ではなく鉄五郎補佐できるのは五利かいないということ)。 通算成績は『野球狂の詩』「よれよれ18番開始時点50歳)で149勝。その後に何勝したかは不明だが、豊福きこうによる『岩田鉄五郎204404敗8S 『野球狂の詩』超記録大全』という本が存在している。若い頃球界一の剛速球投げていたが、現在はほとんど130km/h前後また、超遅球と呼ばれるスローボールハエ止まり」が得意変化球フォークボール投げたのも岩田日本最初とされ、杉下茂フォークの神様呼ばれているのが気に入らないらしい。 打たれてばかりいるが、野球選手としてはやはり非凡なものを持っており、彼をマッサージするコーチは「しかしやわらかく長持ちする筋肉だ、まだ35歳ぐらいの体で、まさに100万人にひとり(しかいないだろう)」と感心している。連載が進むにつれて監督としての働き増えた事もあり、登板機会減少したものの「球威緩急による目の錯覚利用して三振を奪う」、「野手守備位置計算した上で打ち損じを狙う」、「わざと大量失点し、相手チーム野手疲弊させた上で翌日チーム勝利に導く」等、ただ打たれてばかりとは言えない、未だに高度な投球技術と戦術持ち合わせる投手として描かれる事も増えた。 『ストッパー』での記述に従うと、「大昔」(1980年代から見て大昔)に完全試合達成しているらしいが、プロ野球での記録なのか、公式戦においてなのかどうか詳細不明バッテリー組んだ五利監督によれば、この時ばかりは別人のように緊張していたという。 子に塁子という娘がおり、その婿がメッツエース岩田清志。清志と塁子の子岩田武司で、孫の前では子煩悩おじいちゃんの姿そのものである。後に武司がガメッツ入団し、のちにメッツ一緒にプレーしている。 なお、実は昔、身分違いながら駆け落ちまで決心した富豪令嬢恋人がいたが、お互いの心のちょっとしたすれ違いからその愛は実らなかった。後に再会果たしその人死後真実生涯鉄五郎だけを思い続け独身貫いたまま逝った)を知った彼は、気持ち分かってあげられなかったことを大い悔やんだアニメ版声優西村晃北山年夫納谷悟朗

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『野球狂の詩』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 15:49 UTC 版)

激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球」の記事における「『野球狂の詩』」の解説

「野球狂の詩」参照 岩田 鉄五郎(いわた てつごろう):18 声 - 納谷悟朗 札幌華生堂メッツ監督投手70歳過ぎて現役の「球聖」。 水原 勇気みずはら ゆうき):91 声 - 山崎和佳奈札幌生堂メッツコーチ兼投手プロ野球初の女性選手。左のアンダースローで、「ドリームボール」を駆使する火浦 健(ひうら けん):90 王島 大介(おうしま だいすけ):98 声 - 井上真樹夫阪神タイガース

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