野球界とは? わかりやすく解説

野球界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 20:12 UTC 版)

野球界(やきゅうかい)

  • 野球に関連する世界社会領域)。球界(きゅうかい)と略されることもある。
  • かつての日本の野球専門雑誌。本項参照。

野球界
THE YAKYUKAI
『野球界』1956年8月号表紙。山内和弘梶本隆夫
ジャンル スポーツ雑誌
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
出版社 博友社
刊行期間 1908年11月 - 1959年10月
特記事項 1.創刊当初の題号は『ベースボール』(『月刊ベースボール』)だった。
2.『野球界』の題号は、1911年9月発売号より。
3.1943年には『相撲と野球』、1944年には『相撲界』『国民体育』と改題していたこともあった。
4.1943年は、途中まで月2回刊。
テンプレートを表示

野球界(やきゅうかい、THE YAKYUKAI)とは、1908年から1959年までの間に日本で発行していた、月刊野球専門雑誌である(一時月2回刊の時期もあった)。

歴史・概要

1908年11月、「ベースボール」(「月刊ベースボール」とも)の題号で野球研究会より創刊、当時は野球研究会が発行・博文館が発売を担当していた。1911年9月、博文館内で設立された野球界社に発行元を移行させ、「野球界」へ改題する形で新装刊された。

文字通り、野球を専門とする雑誌だったが、一方で国技であり野球と並ぶ人気スポーツだった相撲の記事にも力を入れており、大相撲の特集号を発行する事もあった。

野口二郎(1941年9月号の表紙)

1940年代前半頃の第二次世界大戦など戦争の激化により、1943年には相撲をタイトルに冠し「相撲と野球」(すもうとやきゅう)、1944年には「相撲界」(すもうかい)へとそれぞれ改題され、同じく1944年には「国民体育」(こくみんたいいく)と改題された。

その間、「相撲と野球」時代の1943年1月1日号より月2回刊(○月1日号・○月15日号)となったが、同年10月号(通算33巻19号)より月刊に戻った。同年12月号(通算33巻21号)より発行元を博文館へ移行。

戦後1947年10月号より再び野球界社に発行元を移行したが、1948年5月号から博友社に発行元を移行した。1959年に終刊。

その後、1980年代にはいって、ベースボール・マガジン社が、『Jam Jam野球界』という雑誌を発刊、若い有望な選手を紹介することを中心にしたが、長続きはしなかった。

編集者として活躍していた人物

関連項目

外部リンク


野球界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 19:45 UTC 版)

虹を呼ぶ男」の記事における「野球界」の解説

芦川 誠あしかわ まことヤクルトの正三塁手候補背番号42」。二軍から努力して一軍上がってきた叩き上げ選手連載当初こそ七夕好敵手だったが、やがて長嶋一茂入団もあって、すっかり忘れられ存在になってしまった。 同じ水島漫画の「あぶさん」に同名近鉄投手登場するが、関係は不明モデル水島草野球仲間である同名俳優芦川誠とされている。 長嶋一茂ながしま かずしげ) かつての「ミスタープロ野球長嶋茂雄息子球界あげての注目の中、ヤクルト入り七夕三塁手の座を争う(結果として七夕投手コンバートで正三塁手となった)。ここぞという場面でファインプレー殊勲打は父親譲り松園尚巳(まつぞの ひさみ) ヤクルトオーナーかつ、親会社ヤクルト本社社長七夕一目見てほれ込み破格条件迎え入れるその後七夕出場試合には足しげく通い、その熱意ベンチ采配影響与えるほどだった。 丸山完二まるやま かんじ) ヤクルトコーチ七夕詐欺師疑い彼の入団後化けの皮を剥ごうと策を弄する七夕がどれだけの結果残してもその疑い晴れることがなかった。 関根潤三せきね じゅんぞうヤクルト監督。どこまで本気なのか冗談なのか判らない言動もあったが、オーナー一存入団決まった七夕を、飄々と使いこなしていた。七夕角界入りには猛反対で、オーナー噛み付く一面もあった。

※この「野球界」の解説は、「虹を呼ぶ男」の解説の一部です。
「野球界」を含む「虹を呼ぶ男」の記事については、「虹を呼ぶ男」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「野球界」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「野球界」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「野球界」の関連用語

野球界のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



野球界のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの野球界 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの虹を呼ぶ男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS