『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラとは? わかりやすく解説

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『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:57 UTC 版)

メカゴジラ」の記事における「『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラ」の解説

国連G対策センター前々作『ゴジラvsキングギドラ』で海中沈んだメカキングギドラ引き揚げ23世紀オーバーテクノロジー解析して作った対G超兵器燃料衛星軌道中で生成される重水素ヘリウム3ペレット球体関節使用し全体的に丸み帯びたアール・デコデザインとなっている。[独自研究?]尾は体に比べて短い。出動地点鈴鹿山中、幕張開発MOGERAと別セクションにおいて並行して行われたが、同機複雑な機能から遅延したため先行して完成した機体形式番号は UX-02-93。撃墜時のメッセージに「本機は」の部分が「This ship was...」と表記されており、外観はともかく「艦艇」である。スーパーX2外装使用した超耐熱合金をさらに上回る耐熱性をもつ金属NT-1ベースに、スーパーX2ファイヤーミラー使用した人工ダイヤモンドコーティングすることによって、ゴジラ熱線完璧に防ぐことができる。稼働メインコンピューター名称はREIKO耐久面ではそれまでのG兵器の比ではなくゴジラ決定打与えられるほどの兵器搭載しているが、機動性劣悪で、身軽なファイヤーラドンには一時苦戦する。ただし、旋回する首部分により目標を常にセンサー捕捉しているため、砲撃では高い命中率有し、低い機動性ある程度カバーしている。マッハ1で飛行が可能であるが、地上での移動速度ゴジラよりも遅いため格闘戦には向いておらず、ゴジラ熱線無効化しつつ、ホバリング移動しながら距離を置いて砲撃主戦法である。この戦法初代スーパーXから取られ続けてきたもので、従来機種集大成といえる。 高い攻撃能力強固な装甲兼ね備えた兵器ではあるが、ショック・アンカーから電流逆流したり、プラズマ・グレネイドの連続使用により機体オーバーヒートするといった、想定外機能不全も目立つ。なお、プラズマ・グレネイド発動可能時、メガ・バスターなど発射時にはゴジラのように咆哮する機能搭載されており、この際口中発光する。 のちに、同じくG対策センター作ったガルーダ合体できるよう改良され、その形態スーパーメカゴジラ呼ばれる。この計画は、ゴジラとの初戦においてメカゴジラ機動性低さ問題となったため、ガルーダへの愛着をもつ青木一馬メカゴジラ設計計画責任者直談判したことによって現実のものとなる。スーパーメカゴジラとなることで、機動性出力の向上とともにガルーダ装備され高出力メーサービームキャノン2門も使用可能になる通常3人(追加搭乗員含めて4人、最大5人)の搭乗員操縦されるファイヤーラドンゴジラとの戦い優勢に進めていき、ゴジラ腰部にある「第二の脳」を直接攻撃するGクラッシャー使用などにより一度ゴジラ下半身機能奪って完全に沈黙させるが、瀕死ファイヤーラドン生命エネルギー吸収してゴジラ復活するこの際風化したラドンの粉とゴジラから発せられた高熱浴び、ダイヤモンド・コーティングが溶け出し必殺のプラズマ・グレネイドが使用不能に陥る。さらにこの粉には搭載している電子機器計器狂わせるエネルギー発する力まで付加していたために、機能不全計器トラブル起こりだし、コントロールすらままならなくなりそれまで優勢だった体勢一気劣勢に転じることになる。ラドン生命エネルギー吸収したことで強化されゴジラウラニウム・ハイパー熱線正面からメガ・バスターで撃ち合う相殺される。さらに計器トラブル機体制御できなくなり身動き取れなくなったところに幾度も熱線浴び搭乗員らは絶叫しつつ装甲耐久限界超えた末にガルーダとともに爆発炎上するが、コクピット脱出モジュールになっており、搭乗員全員とも爆発の際に脱出して生還する。なお、一部書籍では機体MOGERA開発後もGフォース基地にて修理が行われているという記述がある。 スーツアクター福田亘オープニングでドックシーンでは、カメラマンフォークリフトフォーク部分乗せこれを上下させて撮影している。川北は、ドック中のメカゴジラをじっくり見せることで、メカゴジラ復活雰囲気盛り上げる意図があったと述べている。 川北は、人がスーツ入って演じてロボットらしくない考えスーパーメカゴジラではほとんど吊った状態で撮影し合体前後での動き差別化意図している。 幕張でのゴジラ熱線メカゴジラ光線とのぶつかり合いは、初代メカゴジラ初戦思わせるものとなっている。 国連組織であるGフォース建造され理由として、強力な軍事兵器開発し得る未来の技術一国独占させないよう各国思惑存在した可能性指摘した資料みられる当時書籍ゴジラvsGフォースにおいてはロシア技術者携わったMOGERA同様にアメリカ技術者携わったメカゴジラまた、諸外国意向建造され可能性指摘されている。 ソフビ人形公開当時は「メカゴジラ 94」というネーミングだったが、のちに昭和版ミレニアム機龍との区別から「Gフォースメカゴジラ」と呼ばれるようになった『ゴジラ FINAL WARS』でタイトルデザインを担当したカイル・クーパーは、同映画DVD特典映像自分所有しているソフビ人形取り出し、「一番好きなメカゴジラだ」と語っている。

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