『ゴジラ×メガギラス』のメガヌロン
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「メガギラス」の記事における「『ゴジラ×メガギラス』のメガヌロン」の解説
対ゴジラ用兵器ディメンション・タイドの地上試験の影響で時空の歪みから出現したメガニューラ(後述)の産卵した卵(卵塊)から孵化し、現代で繁殖するきっかけとなる。卵は少年・早坂淳によって渋谷へ持ち帰られるが、卵の異常に気付いた彼は下水道に捨ててしまう。渋谷の地下水道内で孵化したメガヌロンは、人間を捕食して繁殖すると地下源水を掘削して街全体を水没させ、渋谷駅付近を巨大なテリトリーとする。口からは黒い粘着液を吐いて相手を威嚇する。 劇中で淳の所持していた図鑑には3億5000年前に生きていたとされ、化石はドイツと中国で合計2体発見されたと書かれている(化石は「メガヌロン・ホリイ」と命名されている)。 デザインは西川伸司。決定稿はデジタルで原画の色を変えたものとなっており、造形時に目の模様が追加された。 造型はモンスターズが担当。粘土原型は山田陽が担当。造形物は上半身のみの実物大ギニョールだけが作られ、全身はCGで表現された。頭部はラジコンギミックに差し替え可能で、アゴはワイヤーで可動する。脚部も着脱できるなど、操作性を考慮して軽量化が図られている。 1991年時の考察では、腕の動きにスピード感や力強さを出すため、着ぐるみでの表現が提案されていた。 劇場公開当時、バンダイから発売されたゴジラ・メガギラス・メガニューラ・メガヌロン・グリフォンの人形がブリスターパック入りになった「ゴジラ×メガギラスセット」の付属人形は、肢の数が実際のヤゴ同様6本だった。
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