『ゴジラvsメカゴジラ』のラドンとは? わかりやすく解説

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『ゴジラvsメカゴジラ』のラドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 07:48 UTC 版)

ラドン (架空の怪獣)」の記事における「『ゴジラvsメカゴジラ』のラドン」の解説

アドノア島プテラノドンが島に投棄され核廃棄物放射性物質変異した怪獣。その巣にゴジラザウルスの卵を托卵された状態で中生代から眠りについていたため、ゴジラザウルス幼体=ベビーゴジラ同族兄弟だと思い込み、その卵を護っている。 高速飛行により生じソニックブームや鋭いクチバシ武器とする。 ベビーゴジラの卵に反応して出現したゴジラ機動力活かして善戦しついには岩山生き埋めにするが、直後ゴジラの尾の一撃叩き落とされ何度も踏みつけられた末に飛翔しようとしたところを放射熱線浴びせられ敗北する皮膜内に大きなのようなものが見受けられるが、設定ではこれは血管であるとされている。また、頭の突起物も2本から3本になっているほか、尾の形初代二代目平面な尾ではなく背部の列が並ぶ細いものに変更され、嘴も長くなり、よりプテラノドン近付けられている。 東宝プロデューサー富山省吾は、当初シリーズ最終作となる予定であったことから人気怪獣揃えた述べている。 デザイン吉田穣。特技監督川北紘一からの要望により、翼竜に近い姿となった造型MONSTERS担当本作品では着ぐるみ使わず大小2種類人形繰演手繰りアップギニョール用いられた。粘土原型は、1/1サイズ山田太一、1/2サイズ伊藤成昭が担当した。製作初期段階では着ぐるみを使うことも想定されていた。メインモデルは、頭部から首がラジコン可動する。翼の膜は、発泡ポリスチレン前後ラテックス張り合わせている。角や背びれFRP製。アップギニョールはまぶたの開閉ギミック備える。 アドノア島セット撮影では、川北自らギニョールでの演技を行うなど熱が入っていたが、操演には苦戦し撮り直しも度々行われた。崖の上降り立つシーンでは、カメラに映らない位置隠れた助監督着地瞬間に尾を掴んでバランスを保つなど、強引な手法がとられた。大プールでの撮影では、操演アーム20メートル以上におよぶ工事クレーン用いられた。 脚本段階では「ホワイトラドン」という名称で、これに準じたデザイン描かれている。準備段階では雌雄2匹登場する案も存在しトサカのついた雄のデザイン起こされている。 当初は、アドノア島出現する怪獣ラドンのみであったが、川北要望によりゴジラ登場することとなったゴジラとの直接対決『三大怪獣 地球最大の決戦』以来であり、ゴジラとの戦闘描写同作品での対決シーン再現している。

※この「『ゴジラvsメカゴジラ』のラドン」の解説は、「ラドン (架空の怪獣)」の解説の一部です。
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