「アフリカの魔女」シリーズ
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「ストライクウィッチーズ」の記事における「「アフリカの魔女」シリーズ」の解説
ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 Witch in Africa 2008年8月発行。原作者である島田フミカネや本作に関わった鈴木貴昭、野上武志らの共著による同人誌作品。アフリカ戦線のエース「アフリカの星」ことハンナ・ユスティーナ・マルセイユの活躍を主題とした、漫画および小説を収録。その他、アニメでは描ききれない部分についての世界設定メモなども記載されている。下記の通り、一部は一般の商業誌扱いの単行本として発売されて公式作品へと昇格している。 本書の内容は、本来テレビアニメ版DVDのブックレットに収録される予定であったものである。 野上武志による漫画「アフリカの魔女」は、1942年、北アフリカのハルファヤ峠を舞台に、アニメでは描かれなかった「男たちの戦い」を描く。 鈴木貴昭による小説「アフリカの星」は、元ウィッチの従軍記者を主人公に、地中海から北アフリカにかけてのアフリカ戦線の様子、そして「アフリカの星」マルセイユの人となりを描く。 ストライクウィッチーズ 砂漠の虎 Tiger in Desert 2008年12月発行。 野上武志による漫画「砂漠の虎」は、アフリカ戦線を舞台に、試作陸戦ストライカーユニット「ティーガー」開発チームの人間模様と奮戦を描く。 鈴木貴昭による小説「アフリカの星 鷲と月と太陽と」は、「アフリカの星」の続編。マルセイユの取材をきっかけに再び空を飛ぶことを決意した従軍記者の加東圭子が、現役復帰するまでの騒動を描く。 ストライクウィッチーズ 砂漠の虎 後編 Tiger in Desert vol.2 2009年8月発行。 野上武志による漫画「砂漠の虎」は、前作に引き続き、マルセイユおよび「ティーガー」開発チームの活躍を描く。 鈴木貴昭による小説「フクロウの朝」は、加東圭子の視点で、同じ扶桑のウィッチである稲垣真美の奮闘を描く。 ストライクウィッチーズ スフィンクスの魔女 VOL.01 THE WITCHES OF THE SPHINX 2010年4月発行。 野上武志による漫画「三将軍と扶桑の魔女」は、連合軍三将軍の内輪揉めと、その状況に負けずネウロイと戦うウィッチたちの活躍を描く。 鈴木貴昭による小説「嵐の前」は、マルセイユの提案による「アフリカ」部隊マーク完成までのプロセスを描く。 ストライクウィッチーズ スフィンクスの魔女 VOL.02 THE WITCHES OF THE SPHINX VOL.02 2010年8月発行。 野上武志による漫画「バザールで水煙草を」は、カイロ市民を守るために奮闘する、「アフリカ」を中心としたウィッチたちの姿を描く。 鈴木貴昭による小説「砂漠の夜の夢」は、「アフリカ」隊長である加東圭子の過去を、本人の視点で描く。 ストライクウィッチーズ スフィンクスの魔女 VOL.03 THE WITCHES OF THE SPHINX VOL.03 2011年5月発行。 野上武志による漫画「シャーロットへの贈り物」は、スエズ運河奪回作戦「スフィンクス」を背景にシャーロットたちの「家族」への想いを描く。 鈴木貴昭による小説「砂上のフェニックス」は、島田フミカネのウェブページ等でも紹介されているマルセイユが使い魔を失ったエピソード。 ストライクウィッチーズ スフィンクスの魔女 VOL.04 THE WITCHES OF THE SPHINX VOL.04 2011年12月発行。 野上武志による漫画「ホルスの目の中へ」は、スエズ運河奪回作戦「スフィンクス」において、大釜陣地に包囲されたロンメル率いる人類連合軍。その奮戦と稲垣真美のある悩みを描く。 ストライクウィッチーズ スフィンクスの魔女 VOL.05 THE WITCHES OF THE SPHINX VOL.05 2012年4月発行。 西へ往く魔女 野上武志による漫画「西へ往く魔女」は、「アフリカの魔女」シリーズ完結編。スエズ運河奪回作戦「スフィンクス」の決着と、最後の大物ネウロイとの戦いが描かれる。 「陸戦ストライカー・イラストコラム」は、文:兼光ダニエル真・イラスト:A士による「アフリカの魔女」シリーズに登場した陸戦ストライカー解説イラストコラム。 兼光ダニエル真による小説「カプッツォの魔女」は、「カプッツォの獅子」ことハンネローレ・キュンメル大尉らカールスラント陸戦ストライカー部隊のアフリカでの活躍を描く。 ストライクウィッチーズ アフリカの魔女総集編 Witch in Africa Total Comic Collection 2011年6月発行。 既刊の野上武志による漫画「アフリカの魔女」「砂漠の虎(前後編)」に加えて、マルセイユが語るある地上攻撃魔女が地上に降りた顛末の物語を描く新作「スツーカの魔女」を収録。 戦国ウィッチーズ 本能寺の魔女 2009年8月発行。 野上武志による漫画「戦国ウィッチーズ 本能寺の魔女」は、扶桑史上最大の謎とされる、織田信長の本能寺脱出を描いた作品。 鈴木貴昭による小説「戦巫女の日 〜森乱丸〜」は、本能寺の変から大返しまでを描く。 ストライクウィッチーズ アフリカの魔女(商業誌版) 野上武志著。角川コミックス・エース。 同著者の同人誌作品であるアフリカの魔女と砂漠の虎を収録した商業誌。書き下ろしも一本収録されている。 なお、同人誌版ではセリフの吹き出しに英訳が添えられていたが、商業誌版では割愛され、日本語に統一されている。 「序章」は、アフリカの魔女のプロローグとして書き加えられた。これからの展開を予告編的にまとめた内容。 書き下ろしの「書類戦争の魔女」は、隊長として、書類仕事に忙殺される加東圭子と、その補佐をする金子主計中尉をめぐるエピソード。 ストライクウィッチーズ アンドラの魔女(商業誌版) 野上武志著。角川コミック・エース。 同著者の同人誌作品であるスツーカの魔女と本能寺の魔女を収録。同著者宛にアンドラ公国のファンから感想メールが届き、そのファンのために描いたアンドラの魔女も収録。劇中では、それぞれのエピソードを圭子やマルセイユらが語ってゆく形が取られている。 「アンドラの魔女」は、ピレネー山脈に存在する小国、アンドラ公国を守るウィッチのイリスと羊飼いのマリアの活躍を描く。 「アイガーの魔女」は、アルプスを越えてカールスラントの防衛に向かうウィッチを支援するため、アイガー北壁に航法用のマーカーを設置すべく登頂に挑戦する登山家、ジョージ・マロニーの物語。 ストライクウィッチーズ2 ヴィジュアルショートストーリー 500overs in Africa 『ストライクウィッチーズ2 オフィシャルファンブック コンプリートファイル』に収録。著者は鈴木貴昭。イラストは京極しん。 アニメ版第2期第10話の舞台裏を、マルセイユと共に501JFWにやってきた加東圭子の視点を通して描く短編ノベル。 ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 角川スニーカー文庫から発売。著者は鈴木貴昭。口絵イラストは1巻と2巻が島田フミカネ、3巻は飯沼俊規。本文イラストは1巻が野上武志、2巻以降は飯沼俊規。 扶桑皇国陸軍の従軍記者で元ウィッチの加藤圭子が、取材を通して見たアフリカ戦線の様子を描く。やがてストーリーは、彼女が第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」改め「ストームウィッチーズ」の隊長として活躍する姿を描くことになってゆく。 上記同人誌版の小説部分をまとめたもの。2巻以降は完全な書き下ろしとなっている。 書誌情報タイトル発売日ISBN商業漫画ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 2012年1月23日 ISBN 978-4-04-120085-8 ストライクウィッチーズ アンドラの魔女 2012年4月26日 ISBN 978-4-04-120207-4 小説ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 2012年3月1日 ISBN 978-4-04-100210-0 ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート2 2013年1月31日 ISBN 978-4-04-100634-4 ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート3 2014年2月28日 ISBN 978-4-04-100859-1
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