カステラとは? わかりやすく解説

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カステラ


カステラ

名前 Castella

カステラ

読み方:かすてら

  1. ポルトガル語のカステエラ(Casteila)の訛りで、小麦粉砂糖鶏卵をまぜて焼いた菓子。また低脳のことをカステラという、カステラ菓子ふわふわして充実していない意味から出た語。
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カステラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 07:14 UTC 版)

カステラ(かすていら・家主貞良・加須底羅)は、鶏卵を泡立てて小麦粉水飴を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いた菓子の一つ。ポルトガルから伝わった南蛮菓子を元に日本で独自に発展した和菓子である。場合によって、砂糖牛乳バターバタークリームチーズバニラ抹茶黒糖チョコレートなどを加えた変種も多く存在している。


注釈

  1. ^ ただし、トローサ菓子博物館館長のホセ・ゴロチャテギは、1611年に出版されたマルティネス・モンティーニョ『料理、デザート、ビスコチョの作り方』の記載から、卵白をメレンゲ状に撹拌する手法が古くから存在していた可能性を指摘している[7]

出典

  1. ^ 『カステラの科学』2-1-11 東京式釜カステラ
  2. ^ 朝日新聞 2006年3月31日
  3. ^ a b c 『カステラ読本』福砂屋、2005年。
  4. ^ 「書籍、資料にみるカステラの変遷と広がり」『カステラ文化誌全書』平凡社、1995年。
  5. ^ 明坂英二『かすてら加寿底良』講談社、1991年。
  6. ^ 田尻陽一「スペインのカステラのルーツ、ビスコチョを訪ねて」『カステラ読本』
  7. ^ ホセ・ゴロチャテギ「ビスコチョの歴史」『カステラ文化誌全書』
  8. ^ 夏目漱石『虞美人草』』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、p275、春陽堂、1913年。
  9. ^ 渡辺万里『スペインかすていら巡礼』松翁軒、1992年。
  10. ^ 岡美穂子「南蛮菓子の文化的背景」『南蛮貿易とカステラ』福砂屋、2016年。
  11. ^ 「ポルトガルのカステラのルーツ、パン・デ・ローを訪ねて」『カステラ読本』
  12. ^ 「カステラは洋菓子か、和菓子か」『カステラ文化誌全書』
  13. ^ 『長崎夜話草』』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、p36
  14. ^ 「修道士のカステラ」『カステラ読本』
  15. ^ 東野利夫『南蛮医アルメイダ』柏書房、1993年。
  16. ^ 「長崎代官のカステラ」『カステラ読本』
  17. ^ 鈴木真一「江戸時代のカステラ」『カステラ読本』
  18. ^ 江後迪子「文献からみた長崎・九州のカステラ」『カステラ読本』
  19. ^ 『長崎夜話草』』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、p87
  20. ^ 出井弘一『カステラの道』學藝書林、1987年7月15日、105-108頁。ISBN 4875170297 
  21. ^ まずいお菓子追放へ新規格登場(昭和16年9月16日 朝日新聞(夕刊))『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p157 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  22. ^ CMギャラリー”. 文明堂. 2023年7月3日閲覧。
  23. ^ 最新スイーツ!「台湾カステラ」ってどんなの?”. CBCラジオRadiChubu-ラジチューブ- (2020年7月30日). 2021年4月2日閲覧。
  24. ^ Taiwan's Castella named next darling in Japan”. www.taiwannews.com.tw. Taiwan News. 2020年11月15日閲覧。


「カステラ」の続きの解説一覧

カステラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:03 UTC 版)

四畳半神話大系」の記事における「カステラ」の解説

各話終盤樋口弟子多く場合小津)によって「私」部屋届けられる大きなカステラ。何者かに喰い散らかされていることもある。ちなみに羽貫さんの好物でもある。小説では歯科医の窪塚が羽貫さんにあげた物で、それが羽貫さんや弟子から食い物貰って生活している樋口元にきて、弟子通して「私」元へやってくるアニメ版では「五山」の前日か「五山」が終わった届けられる事が多い。

※この「カステラ」の解説は、「四畳半神話大系」の解説の一部です。
「カステラ」を含む「四畳半神話大系」の記事については、「四畳半神話大系」の概要を参照ください。


カステラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 13:52 UTC 版)

トマソン」の記事における「カステラ」の解説

壁面から飛び出した直方体状の部分出窓塗りつぶしなどで発生するまた、逆に引っ込んでいる部分は「逆カステラ」と呼ばれる

※この「カステラ」の解説は、「トマソン」の解説の一部です。
「カステラ」を含む「トマソン」の記事については、「トマソン」の概要を参照ください。

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カステラ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 13:35 UTC 版)

語源

ポルトガル語の「pão de Castella」より。

名詞

カステラ

  1. 泡立てた鶏卵小麦粉砂糖混ぜ、焼くことで作られる菓子室町時代末期ポルトガル人もしくはオランダ人から原型伝わったとされる

翻訳

英語:castella

朝鮮語:카스텔라


「 カステラ」の例文・使い方・用例・文例

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