三省堂 大辞林 |
で
で 0 1 【出】
(1)内から外へ出ること。また、出る具合・程度。
「人の―が少ない」「水の―が悪い」
(2)勤め人・役者・芸者などが仕事の場に出ること。
「午後からの―」「楽屋で―を待つ」「早―」
(3)ほかの物や基準の線から突き出ていること。
「日の―」「軒の―」
(4)物事をする時のしはじめ。でだし。
「―が一拍遅れる」
(5)何らかの作用によって、物事が現れること。また、その具合。
「色の―が悪い」
(6)人や物の経てきたところ。出身・出自・素性・出所など。
「この壺(つぼ)なら―は確かでございます」「高校―の選手」
(7)予想以上に労力・時間を要すること。また、それによって得られる充実感・満足感。
「歩いてみると歩き―がある」「読み―がない」「使い―がある」
「人の―が少ない」「水の―が悪い」
(2)勤め人・役者・芸者などが仕事の場に出ること。
「午後からの―」「楽屋で―を待つ」「早―」
(3)ほかの物や基準の線から突き出ていること。
「日の―」「軒の―」
(4)物事をする時のしはじめ。でだし。
「―が一拍遅れる」
(5)何らかの作用によって、物事が現れること。また、その具合。
「色の―が悪い」
(6)人や物の経てきたところ。出身・出自・素性・出所など。
「この壺(つぼ)なら―は確かでございます」「高校―の選手」
(7)予想以上に労力・時間を要すること。また、それによって得られる充実感・満足感。
「歩いてみると歩き―がある」「読み―がない」「使い―がある」
で 1
で
(助動)
断定の助動詞「だ」の連用形。連用中止法に用い、また、「ある」「ない」「あります」「ございます」などに続けて用いる。〔古語の断定の助動詞「なり」の連用形「に」に助詞「て」の付いた「にて」の転。中古末から中世へかけての成立〕→だ(助動)
断定の助動詞「だ」の連用形。連用中止法に用い、また、「ある」「ない」「あります」「ございます」などに続けて用いる。〔古語の断定の助動詞「なり」の連用形「に」に助詞「て」の付いた「にて」の転。中古末から中世へかけての成立〕→だ(助動)
で
〔格助詞「に」に「て」の付いた「にて」の転。中古末から中世以降の語〕
(格助)
(1)動作・作用の行われる場所を表す。
(ア)
「デパート―買い物をする」「日本―初めての実験」
(イ)「…でも、…でも」の形で、場所を列挙する。
「日本―も、アメリカ―も、青少年問題には悩んでいる」
(2)動作・作用が行われる時を表す。
(ア)動作が行われる時期を表す。「では」「でも」の形をとることが多い。
「現在―は、簡単に解決する問題だ」
(イ)動作・作用の期限・限度を表す。
「新幹線は一時間―二百キロも走る」「一〇分間―答えてください」
(3)動作・作用を行う時の事情・状況を表す。
「はらぺこ―帰ってくる」「挨拶のつもり―声をかけたのだ」
(4)手段・方法、または道具・材料を表す。
「ペン―書く」「汽車―行く」「木と紙―できている日本の家」
(5)原因・理由・動機を表す。
「火事―一文なしになる」「撃たれた傷―死ぬ」「老師の一言―さとる」
(6)動作・状態の主体を表す。
「委員会―作成した原案」「そっち―ほれても、こっち―いやだ」
(接助)
〔
(5)の用法から転じたもの〕原因・理由を表す。近世での用法。
「嬶達が先へ来て七十の賀を祝うてくれた―、今日の祝ひはさらりと仕舞うた/浄瑠璃・菅原」「馬鹿にされる―面白いのだが、馬鹿にされると気がついちやあもうおしまひだ/滑稽本・浮世床(初)」
〔(1)格助詞「で」は、近世以前でも、意味・用法は、現代語とほとんど変わらない。(2)接続助詞「で」が用いられるのは近世江戸語までで、現代語では、これに代わって、「ので」が用いられる〕
(1)動作・作用の行われる場所を表す。
(ア)
「デパート―買い物をする」「日本―初めての実験」
(イ)「…でも、…でも」の形で、場所を列挙する。
「日本―も、アメリカ―も、青少年問題には悩んでいる」
(2)動作・作用が行われる時を表す。
(ア)動作が行われる時期を表す。「では」「でも」の形をとることが多い。
「現在―は、簡単に解決する問題だ」
(イ)動作・作用の期限・限度を表す。
「新幹線は一時間―二百キロも走る」「一〇分間―答えてください」
(3)動作・作用を行う時の事情・状況を表す。
「はらぺこ―帰ってくる」「挨拶のつもり―声をかけたのだ」
(4)手段・方法、または道具・材料を表す。
「ペン―書く」「汽車―行く」「木と紙―できている日本の家」
(5)原因・理由・動機を表す。
「火事―一文なしになる」「撃たれた傷―死ぬ」「老師の一言―さとる」
(6)動作・状態の主体を表す。
「委員会―作成した原案」「そっち―ほれても、こっち―いやだ」
〔
「嬶達が先へ来て七十の賀を祝うてくれた―、今日の祝ひはさらりと仕舞うた/浄瑠璃・菅原」「馬鹿にされる―面白いのだが、馬鹿にされると気がついちやあもうおしまひだ/滑稽本・浮世床(初)」
〔(1)格助詞「で」は、近世以前でも、意味・用法は、現代語とほとんど変わらない。(2)接続助詞「で」が用いられるのは近世江戸語までで、現代語では、これに代わって、「ので」が用いられる〕
で
(接助)
〔打ち消しの助動詞「ず」の古い連用形「に」に接続助詞「て」の付いた「にて」の転という。中古以降の語〕動詞および動詞型活用の助動詞の未然形に接続する。打ち消しの意を表し、下に続ける。…ないで。…ずに。
「待てといふに散ら―しとまるものならばなにを桜に思ひまさまし/古今(春下)」「おのがかく今日明日におぼゆる命をば、何ともおぼしたら―、雀慕ひ給ふほどよ/源氏(若紫)」
〔語源については「ずて」その他の説もある〕
〔打ち消しの助動詞「ず」の古い連用形「に」に接続助詞「て」の付いた「にて」の転という。中古以降の語〕動詞および動詞型活用の助動詞の未然形に接続する。打ち消しの意を表し、下に続ける。…ないで。…ずに。
「待てといふに散ら―しとまるものならばなにを桜に思ひまさまし/古今(春下)」「おのがかく今日明日におぼゆる命をば、何ともおぼしたら―、雀慕ひ給ふほどよ/源氏(若紫)」
〔語源については「ずて」その他の説もある〕
で
⇒て(接助)
⇒て(終助)
日本語活用形辞書 |
仙台弁 |
四日市市四郷地区方言 |
大阪弁 |
で
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| で | で | 「にて」の転。動作の場所、状態、手段、原因や、材料を表す。省略されない格助詞。風呂で寝てまう、うつぶせで寝る、風邪が2日で治った、カッターで指切ってもた、東京一極集中で大阪も地盤沈下、これで一件落着やな、市政は市民の税金で成り立っとりま。千円の買い物をして一万円札を差し出すとき「一万円でたのんます」というところを、「一万円から」と言うのは西九州の言い方。 |
で
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| で | よ、ぞ、 ぞよ、ぞい、(ぜ) |
「ぞ」+「え」の「ぜ」の転。主張、確認。「よ」の転じた「え」は、江戸時代は大坂でも使っていたが、明治になって使わなくなった。行くで、知ってるで、あきまへんで、など。動詞や形容詞などの後には直接ついて活用するが、名詞や形容動詞などは「これで」「綺麗で」などとは活用せず、間に断定助動詞の「や」を伴って「これやで」「綺麗やで」という形をとる。「ぞな」や「ぞなもし」など、中国四国の語がこれに置き換わり、西日本の若者は「で」を使うようになった。成り立ちは同じだが、東京の「ぜ」とは意味合いが異なる。越前で「ざ」、加賀で「じ」、阿波で「じょ」、泉南で「し」、東国では「べ」。 |
で
て、で
鳥取弁辞書 |
で【出】
《品詞》名詞
《標準語》(普通「出がある」「出がない」の形をとる)予想以上に分量が多く感じられる状態、あるいはそれによって得られる満足感・充実感を表す。長持ちがする性質・分量
《用例》「この本は、読みでがあるがな」
《用例》「この酒は、飲みでがない」
《用例》「1億円は、使いでがあるなあ」
《標準語》(普通「出がある」「出がない」の形をとる)予想以上に分量が多く感じられる状態、あるいはそれによって得られる満足感・充実感を表す。長持ちがする性質・分量
《用例》「この本は、読みでがあるがな」
《用例》「この酒は、飲みでがない」
《用例》「1億円は、使いでがあるなあ」
・・で
《品詞》終助詞
《標準語》・・よ
《用例》「よう、見えるで」(よく見えるよ)
《用例》「きんにょう、言っとんなったで」(きのう、言っておられましたよ)。
《用例》「もう、6時だで」(もう、6時ですよ)。
《用例》「余りもんで良けら、用意しとくで」(余り物で良ければ、用意しておくよ)。
《用例》「一緒に、行かあで、行かあで」(一緒に行こうよ、行こうよ)。
《参照》鳥取弁における助詞の用例
《標準語》・・よ
《用例》「よう、見えるで」(よく見えるよ)
《用例》「きんにょう、言っとんなったで」(きのう、言っておられましたよ)。
《用例》「もう、6時だで」(もう、6時ですよ)。
《用例》「余りもんで良けら、用意しとくで」(余り物で良ければ、用意しておくよ)。
《用例》「一緒に、行かあで、行かあで」(一緒に行こうよ、行こうよ)。
《参照》鳥取弁における助詞の用例
隠語大辞典 |
で
で
で
デ
出
出(で)
出
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
JMnedict |
ウィキペディア |
で
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/19 09:31 UTC 版)
で、デは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。て、テに濁点をつけた文字となる。
[続きの解説]
「で」の続きの解説一覧
- 1 でとは
- 2 での概要
Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ) |
出典:Wiktionary |
で
出典:『Wiktionary』 (2010/08/04 12:32 UTC 版)
発音
「て」の濁音
- IPA: /de/
名詞
助詞
翻訳
接続詞
- (口語)それで。そこで。
助動詞
でと同じ種類の言葉
品詞の分類
でに関連した本
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