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名古屋弁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/25 01:30 UTC 版)

名古屋弁を用いた名古屋鉄道マナー向上ポスター

名古屋弁(なごやべん)とは、日本愛知県西部(尾張国)で話される日本語の方言である。狭義には名古屋市中心部で話される方言を指すが、広義には周辺地域で話される尾張弁知多弁を含む。本項では広義の名古屋弁の中で特に尾張弁を中心に扱う。

同じ愛知県であっても東部(旧三河国ないしは旧額田県)で話される方言は三河弁であり、名古屋弁とはアクセント・表現ともに異なる点が多い。 名古屋弁は、江戸時代に当時の新興都市である名古屋なり江戸なりで全国から流入した住民の方言が混交して成立したという、東京方言と共通した歴史をもつ[1]。文法の根幹は共通語と同一で、共通語を対象とした一般的な文法用語・分類をそのまま適用可能である。本項でも適用する。

アクセントは内輪東京式に分類されるが、文法は関西的要素が多い。共通語の文法も東京近郊の在来の西関東方言に比べれば関西的だが、名古屋弁のそれはさらに幾分か関西的である。


  1. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.1
  2. ^ 日本放送協会編、日本放送出版協会刊『全国方言資料 第三巻東海・北陸編』でも同じ表記法を採用している
  3. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.185
  4. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.145
  5. ^ 飯豊毅一・日野資純・佐藤亮一編『講座方言学 6 中部地方の方言』国書刊行会
  6. ^ 平山輝男編『現代方言大辞典第一巻』
  7. ^ 日本放送協会編『全国方言資料 第三巻東海・北陸編』日本放送出版協会
  8. ^ 小学館辞典編集部編『お国ことばを知る 方言の地図帳』小学館、2002年
  9. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年
  10. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.139
  11. ^ 平山輝男「全日本の発音とアクセント」NHK放送文化研究所編『NHK日本語発音アクセント辞典』日本放送出版協会、1998年4月。
  12. ^ 金田一春彦「音韻」『金田一春彦著作集第8巻』玉川大学出版部。
  13. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.117
  14. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.313
  15. ^ 芥子川律治『名古屋方言の研究』名古屋泰文堂、1971年、p.326
  16. ^ 平成21年度第3回市政アンケート(調査結果) 名古屋市
  17. ^ 平成21年度第3回市政アンケート・名古屋のことばについて (PDF資料) 名古屋市
  18. ^ 「名古屋弁『使わない』が6割 時代の流れでやむを得ぬ…市民アンケート実施結果」 中日新聞 2009年12月3日。


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