發聲とは? わかりやすく解説

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はっ‐せい【発声】

読み方:はっせい

[名](スル)

声を出すこと。声の出し方。また、その声。「大きく口を開けてはっきり—する」「—練習

多数の人が唱和するとき、最初に声を出して音頭をとること。「町長の—で歳を三唱する

宮中歌会で、講師(こうじ)が歌を節をつけずに読み上げたあとで、初句を節をつけて歌い上げること。また、その役。

「発声」に似た言葉

発声

歌会始の儀において第1句を節をつけて唱える

発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 07:58 UTC 版)

音声学における発声(はっせい、: phonation)は、声帯が肺からの気流を振動させ音波を発生させる作用である。


  1. ^ 「声紋とは?」 日本音響研究所、閲覧2012-8-25
  2. ^ 法科学鑑定研究所 「音声の個人性」閲覧2012-8-25
  3. ^ Oqは様々な方法で測定され、それぞれバイアスがある. 画像診断系 : 声門辺を区画化して各部開閉の平均値. : 常時閉鎖してる区画を除いた. : 開口部が存在すればOpen判定とするOq. : 全長中50%区画の開口でOpenとするOq. OT-50: 開口度50%を開口判定とするOq. : 時間一次微分の正負ピークで開閉判定. : x=anterior/mid/posterior線区のみでの Oq. : 5本の平均. multiline kymography. 電磁気系 : 電極変位の一次微分正負ピークで開閉判定. : EEG閾値越えをContact Quotientとした差分. 音声系 : フォルマント補正したfo強度/2fo強度差 Yokonishi, et al. (2015). Relationship of Various Open Quotients With Acoustic Property, Phonation Types, Fundamental Frequency, and Intensity.
  4. ^ "O. Q. = Fraction of Cycle During Which Glottis Is Open / Duration of Entire Cycle" R TIMCKE, et al. (1958). Laryngeal vibrations: measurements of the glottic wave. I. The normal vibratory cycle.
  5. ^ "characteristics of vocal-fold vibratory movement ... In this context, the open quotient Oq is a glottal source parameter ... It is defined as the ratio of the glottal open time over the fundamental period." Nathalie Henrich. (2005). Glottal open quotient in singing: Measurements and correlation with laryngeal mechanisms, vocal intensity, and fundamental frequency.
  6. ^ ソース・フィルタモデルにおける「ソース」に相当.
  7. ^ "肺から送られてくる呼気が、喉頭にある左右1対のひだである声帯(vocal folds)を振動させると、喉頭原音 (glottal sound) が発せられます。" Arai Laboratory. 発声. 上智大学.
  8. ^ "喉頭原音だけを直接聞くことはできませんが、様々な研究によって喉頭原音に関するモデルが提案されています。" Arai Laboratory. 発声. 上智大学.
  9. ^ "声門を通過する気流の体積速度である声門体積速度(glottal volume velocity)" Arai Laboratory. 発声. 上智大学.
  10. ^ "非対称の三角波が間隔を開けて並んでいるような時間波形になります。その形状の特徴として、開くときは声門を流れる気流は緩やかに増加し、声門が閉じるときは急激に減少することがあげられます。" Arai Laboratory. 発声. 上智大学.
  11. ^ "気流が急激に遮断されることで時間波形に「鋭い角」が生まれ、高い周波数にも豊かな倍音成分を持つことにつながります。" Arai Laboratory. 発声. 上智大学.
  12. ^ 「赤ちゃんの言葉の発達と前言語期の音声・喃語」 閲覧2012-8-26
  13. ^ a b 柳田早織, 今井智子, 榊原健一 ほか、「【原著】前言語期の音声発達」 『音声言語医学』 2011年 52巻 1号 p.1-8, doi:10.5112/jjlp.52.1
  14. ^ a b Table 1 of Yokonishi, et al. (2015). Relationship of Various Open Quotients With Acoustic Property, Phonation Types, Fundamental Frequency, and Intensity.
  15. ^ "LPC分析法では, 白色雑音あるいは単一インパルスを入力とした全極型声道フィルタの応答を音声信号として考える." 高橋. (2018). 音域が広い歌声の声帯音源波形と声道形状の推定に関する研究.
  16. ^ "声帯音源のスペクトル特性と声道の周波数伝達特性を区別できず, 音源と声道フィルタ特性は全極型ARフィルタにまとめて表される." 高橋. (2018). 音域が広い歌声の声帯音源波形と声道形状の推定に関する研究.
  17. ^ Rosenberg. (1970). Effect of Glottal Pulse Shape on the Quality of Natural Vowels. The Journal of the Acoustical Society of America. p.586.
  18. ^ "the basic difference between pulse shapes is the number and location of slope discontinuities." Rosenberg. (1970). Effect of Glottal Pulse Shape on the Quality of Natural Vowels. The Journal of the Acoustical Society of America. p.586.
  19. ^ "It is referred to as the LF-model." Fant, et al. (1985). A four-parameter model of glottal flow.
  20. ^ Fant, et al. (1985). A four-parameter model of glottal flow.
  21. ^ Fant, G. (1979). Glottal source and excitation analysis.
  22. ^ Klatt & Klatt. (1990). Analysis, synthesis, and perception of voice quality variations among female and male talkers.


「発声」の続きの解説一覧

発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:01 UTC 版)

マカイロドゥス亜科」の記事における「発声」の解説

スミロドンライオン舌骨比較から、スミロドンひいては他のマカイロドゥス類も、現在の大型ネコ類と同じよう吼えることができたと考えられている。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:20 UTC 版)

子音」の記事における「発声」の解説

子音には有声の子音と無声の子音がある。ごく大まかな定義として、有声の子音は声帯振動を伴う子音であり、無声の子音は声帯振動伴わない子音であると言ってよいが、破裂音および破擦音場合は、後述するように異な言語方言話者間で微妙な認識の差異見られるため、厳密な定義言語方言ごとに少しずつ異なると考えるほうがよいと思われる破裂音破擦音摩擦音および側面摩擦音には有声音無声音がある。無開放閉鎖音そもそも音を発しないので無声音である。その他は、通常有声音のみとされるが、はじき音およびふるえ音無声的な発音も可能であり、実際にそのように発音されることがあるフランス語ドイツ語音節末、特に無声音の前の R 音など)。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 01:17 UTC 版)

バ美肉」の記事における「発声」の解説

普通の男性の発声を、機器的な操作だけで女性の発声に変換するのは困難である。声を裏声もしくはそれに近いミックスボイスで出すことで女性の発声に寄せておくことが肝要で、ボイスチェンジャーでのピッチフォルマント変化量は、小さいほどより自然な女性の発声になるという。さらに竹花ノートらなど、ボイスチェンジャー一切使わず女性の声を発するバ美肉おじさんもおり、彼女らは「両声類」とも呼ばれる。そして声そのものだけでなく、喋り方や抑揚も、声の女性らしさに非常に大きくかかわる。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 08:44 UTC 版)

両声類」の記事における「発声」の解説

男性の場合裏声またはミックスボイス用いて女性のような声(女声)を出す。稀に地声のまま女声出せ場合もある。女性の場合は声を低くし、エッジボイスと呼ばれるがらがらした声の発声法用いて男性のような声(男声)を出す。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 04:40 UTC 版)

日本語話者による英語の/r/と/l/の知覚」の記事における「発声」の解説

Goto (1971) は、/r/ と /l/ を聞き分けられない日本語話者であっても発声法におけるアーティキュレーション訓練通しておそらくは二つの音を生み出すのに必要な部位様態について学習することによって、自分が話す際に区別して発声することを学ぶことはできるとしている。その意味では、日本語話者は、聴覚障害者同じよう方法で /r/ と /l/ を区別する発声の仕方を学ぶことになる。このような場合日本語話者は/r/ と /l/ を単一音素として想起した上で発話明瞭にさせるアーティキュレーションの諸要素(舌や歯茎など)を戦術的に動員して正しい音が生み出されるようにしており、音声的なフィードバックによって自分実際に正しい発声をしているかは確認できないままなのである。 発声指導場面に関しては、/r/ の発音に際して意識的に誇張」し、引き伸ばし発音指導することが有効ではないかという提案なされている。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 03:06 UTC 版)

ワレワレハウチュウジンダ」の記事における「発声」の解説

この台詞発する際の声とイントネーション特徴があり、機械的平板なイントネーション電気的処理を施したような声を使い抑揚をつけずに平坦機械翻訳したみたいに途切れ途切れ電子音風、五十音羅列平板な発声、「高い平坦」のイントネーションたどたどしいなどと表現されるこのような声は、扇風機向かって発声する、喉を小刻みに叩く、テープ早回しにするといった方法で出すことができる。 言語学者金田一秀穂によればこのような発声方法が採られるのは、誰も聴いたことのない声こそが「宇宙人の声」に適しているためである。

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発声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 18:04 UTC 版)

ささやき声」の記事における「発声」の解説

声帯声門閉じつつも、軟骨声門部分開いて息が漏れるときに出る。声門不完全に閉鎖された状態と捉えるともできる。舌や唇などの調音器官位置動き通常発声とほとんど変わらない気流声門通過する直後乱流発生したり、声道壁に衝突して乱流発生することによってその声質形成される。このとき声帯閉じており振動しない(=無声音である)ことがささやき声最大特徴である。この点においてわずかに声帯振動が起こる息漏れ声breathy voice)とは区別される一方で音楽などにおけるいわゆるウィスパーボイスには息漏れ声も含む場合がある。内視鏡MRIによる観察からは、ささやき声発声時には通常発生比べ仮声帯部位膨らみ声帯上部から見てほぼ覆ってしまうことや、声道断面積縮小することが知られている。

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発声

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 08:12 UTC 版)

名詞

はっせい

  1. を出すこと。
  2. 最初に声を出し音頭をとること。

動詞

活用

サ行変格活用
発声-する

「 発声」の例文・使い方・用例・文例

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