悪戯グッズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:43 UTC 版)
「ハリー・ポッターシリーズの用語一覧」の記事における「悪戯グッズ」の解説
作中に登場する悪戯グッズは、おもにフレッドとジョージ・ウィーズリーが作る。それらのグッズはのちにふたりが開く店・WWWで販売される。 ゾンコのいたずら専門店 カエル卵石鹸 クソ爆弾 しゃっくり飴 鼻食いつきティーカップ 臭い玉 ゲップ粉 ヒューヒュー飛行虫 ギャンボル・アンド・ジェイプスいたずら専門店 ドクター・フィリバスターの長々花火―火なしで火がつくヒヤヒヤ花火 - フレッド、ジョージ、リー・ジョーダンの三人組が買い貯めした花火。色とりどりの星が跳ね回る。 ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ インスタント煙幕 - ペルー製。短い時間、どんな魔法を使っても明かりが点かない暗闇を作り出すことができる。 ウィーズリーの暴れバンバン花火 - 巨大ネズミ花火、ロケット花火、火花でできたドラゴンなど。ロケット花火は銀色の星を噴射し、線香花火は空中に悪口を書き、緑と金色の火花のドラゴンが音を立てて飛び回る。さらに「失神呪文」をかけると大爆発、「消失呪文」をかけると10倍に増える仕様となっている。 おとり爆弾 - ラッパに黒い胴体がくっつき、足が生えた爆弾。地面に置くとひとりでに走り出し、大きな爆音を鳴らすと共に刺激臭のある黒煙を噴き上げる。 カナリア・クリーム - 食べると短い時間、カナリアに変身する。 携帯沼地 - いつでもどこでも沼を出現させることができる道具。 最高級の惚れ薬 - 一回で最大24時間効果が続く。第6巻で、ロミルダ・ベインがハリーに飲ませようとするが、失敗に終わる。なお、ホグワーツに発送するときには香水や咳止め薬に偽装される。 ずる休みスナックボックス - 「ゲーゲー・トローチ」「鼻血ヌルヌル・ヌガー」「気絶キャンディ」「発熱ヌガー」など。半分を食べると気絶・鼻血・発熱・嘔吐の症状が現れるが、もう半分を食べると回復するようになっていて、これを使うと授業を抜け出すことが可能になる。 盾の呪文グッズ - 「盾の呪文」が帽子・マント・手袋にかけられており、大抵の呪文を跳ね返せる。実は「盾の呪文」を使えない魔法使いは多く、魔法省からは500個の注文がある。ジョージは「金のなる木」と評する。 だまし杖 - 手に取るといろいろな鳴き声がして、その鳴き声の動物になる(すべてゴムなどでできた偽物である)。安物は振るとゴム製の鶏やパンツに変わるだけだが、一番高い物は持ち主の頭や顔を叩く。 特製羽ペン - 「自動インク」「綴りチェック」「冴えた解答」など。ただし魔法が切れかけると、綴りがめちゃくちゃになる。 トン・タン・トフィー(ベロベロ飴) - 「肥らせ呪文」のかかったヌガーで、食べると舌が伸びる。 伸び耳 - 第5巻で不死鳥の騎士団の会議を盗み聞きするために発明。耳に薄オレンジ色の紐が付いた形をしており、ドアの隙間から這わせて使う。しかし、クルックシャンクスにじゃれ付かれて最後まで聞き取れない。 白昼夢呪文 - 見たい夢を30分見ることができる。副作用として呆けた表情と、軽いよだれがある。 パンチ望遠鏡 - ウィーズリー家のフレッドとジョージの部屋に置いてあるもので、ハーマイオニー・グレンジャーが命名する。握り締めると、バーンという音と黒煙を合図に先からばねつきの小さな拳が飛び出し、握り締めた者に鮮やかな紫色の隈取りがつくほどのパンチを食らわせる。その隈取りは通常の魔法では消えず、専用の軟膏を塗らなければならない。 食べられる闇の印 - 食べると誰でも吐き気がする。 十秒で取れる保証つきニキビ取り - にきび取り。おできから黒にきびまでよく効く。 何度も使えるハングマン首吊り綴り遊び - 木製のミニチュア人形が絞首台に向かってゆっくり階段を登っていく。「綴らないと吊すぞ!」との説明書きがある。 その他 叫びヨーヨー - 第4巻から城内持ち込み禁止品に加わるもの。 噛みつきフリスビー - 第4巻から城内持ち込み禁止品に加わるもの。ライムグリーンのフリスビーで唸り声を上げて飛び回り、歯を剥き出して噛みつこうとする。 殴り続けのブーメラン - 第4巻から城内持ち込み禁止品に加わるもの。
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