bind()とは? わかりやすく解説

bind

別表記:バインド

「bind」の意味

「bind」とは、主に何かを締め付けるくっつける、束縛するといった意味を持つ動詞である。また、名詞としては、束縛義務困難な状況を指すことがある具体的には、紐やテープ荷物をくくる、書類綴じる、約束法律によって義務付けられるなどの状況使用される

「bind」の発音・読み方

「bind」の発音は、IPA表記では /baɪnd/ であり、IPAカタカナ読みでは「バインド」となる。日本人発音するカタカナ英語では「バインド」と読むことが一般的である。発音によって意味や品詞が変わる単語はないため、特別な注意必要ない。

「bind」の定義を英語で解説

英語での「bind」の定義は、"to tie or fasten (something) tightly together" や "to unite or connect in a personal relationship, as in friendship or marriage" などがある。これらの定義からも、物や人を繋げる、結びつけるという意味が伝わる。

「bind」の類語

「bind」にはいくつかの類語存在する例えば、「tie」は物を縛る、結ぶという意味で「bind」と似た用途使われることがある。「fasten」も物を固定する留めるという意味で「bind」と同様の状況使用されるまた、attach」は物をくっつける、取り付けるという意味で、ある程度「bind」と重な部分がある。

「bind」に関連する用語・表現

「bind」に関連する用語表現には、「binding」や「bound」がある。「binding」は「bind」の名詞形で、束縛義務などを意味する。「bound」は「bind」の過去形過去分詞形であり、縛られた、束縛されたといった意味を持つ。

「bind」の例文

1. He bound the package with a string.(彼は紐で荷物縛った。)
2. The contract binds both parties to fulfill their obligations.(その契約両当事者に義務履行求める。)
3. The book is bound in leather.(その本は革で装丁されている。)
4. She was bound by her promise.(彼女は約束縛られていた。)
5. The two countries are bound by a treaty.(その二国条約によって結ばれている。)
6. The wire binds the fence together.(そのワイヤーフェンス結束させている。)
7. The rope was tightly bound around his wrists.(ロープ彼の手首をきつく縛っていた。)
8. The new law binds companies to reduce emissions.(新し法律企業排出量を削減する義務課す。)
9. The glue binds the pieces of wood together.(その接着剤木片くっつける。)
10. The team members are bound by a strong sense of unity.(チームメンバーは強い結束力によって結ばれている。)

バインド【BIND】


バインド【bind】

読み方:ばいんど

結合すること。拘束(こうそく)すること。「—ねじ」

データベース作成する際に、データファイルなどの各要素相互に関連付けること。

ラグビーで、スクラムモールの際に、他のプレーヤーの体をつかんで固定すること。


BIND

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 03:01 UTC 版)

BIND
開発元 Internet Systems Consortium
最新版
9.18.16(ESV)[1]

9.16.42(ESV)[2]

/ 2023年6月 (1年前) (2023-06)
最新評価版
9.19.14[3] / 2023年6月 (1年前) (2023-06)
リポジトリ
対応OS Unix系macOSWindows
サポート状況 開発中
種別 DNSサーバ
ライセンス MPL 2.0
公式サイト https://www.isc.org/bind/
テンプレートを表示

BIND(バインド、Berkeley Internet Name Domain、以前の呼名はBerkeley Internet Name Daemon)はインターネットでもっとも利用されている[4] [5]DNSサーバである。Unix系システムにおいては特にその傾向が著しい。現在はISCによって開発・サポートされているが、元はポール・ヴィクシーDECに在籍中の1988年に作り上げたソフトウェアである。

現在使われているBIND9は、それまでの古いバージョン、BIND4、BIND8のコードが保守しづらくなったことと、DNSSEC(DNS Security Extensions)への対応のためにゼロから書き起こされ、2000年にリリースされた。BIND9の特徴としては、TSIG、DNS notify、nsupdate、IPv6、rndc flush、view、マルチプロセッサのサポート、そしてアーキテクチャーの移植性の向上がある。

歴史

BINDは元々80年代の初期にDARPAの資金で開発されていたものだった。1980年代の中頃にDECの社員がBINDの開発を引き継いだ。開発を引き継いだ社員の一人がポール・ヴィクシーであり、DECを離れた後もBINDの開発を続けたのだった。彼はやがてISCの立ち上げに関わるようになり、そのISCがBINDのメンテナンスに責任を持つようになるのである。

BIND9の開発は民間および軍の両方と契約の元に行なわれている。ほとんどのBIND9の機能は、BINDがマイクロソフトのDNSと競争力を持つソフトであり続けることを望むUNIXベンダーの出資で実現したものであるが、DNSSECの機能はDNSのセキュリティを重視する米軍の出資によるものである。

2009年にISCは新しくBIND10を開発すると発表した。また、BIND10マスコット選定委員会により、マスコットBundyが選定されたりもした。2013年2月21日には初版であるBIND 10 1.0.0がリリースされたものの、その後の開発は難航。2017年2月に今後はBIND9をリファクタリングしていくとのアナウンスを行い、事実上スクラッチから再開発していくことを断念したことを表明した。[6]現在はBIND9がメンテナンスされ続けている。

脚注

  1. ^ ISC. “BIND's official webpage.”. 2023年7月3日閲覧。
  2. ^ ISC. “BIND's official webpage.”. 2023年7月3日閲覧。
  3. ^ ISC. “BIND's official webpage.”. 2023年7月3日閲覧。
  4. ^ ISC. “BIND's official webpage.”. 2012年2月9日閲覧。
  5. ^ Don Moore. “Don Moore's May 2004 DNS Internet survey”. 2012年2月9日閲覧。
  6. ^ https://news.mynavi.jp/techplus/article/20170216-a275/ 再開発を断念、BIND 9のリファクタリングへシフト(マイナビニュース2017/2/16日付記事)

外部リンク


BiND for WebLiFE

(bind() から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/15 15:23 UTC 版)

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BiND for WebLiFE
作者 日本
デジタルステージ
開発元 日本
デジタルステージ
最新版 4.05 (build783) / 2011年4月27日
対応OS Mac OS X v10.5.8(インテルプロセッサ専用)
Mac OS X v10.6.4以降
Windows 7
Windows Vista SP1・SP2の日本語版(64bit版とサーバー版を除く)
Windows XP SP2・SP3の日本語版(64bit版、サーバー版、Media Center Edition、Tablet PC Editionを除く
公式サイト BiND for WebLiFE 公式サイト (日本語)
テンプレートを表示

BiND for WebLiFE(バインド・フォー・ウェブライフ)はデジタルステージが開発している、コンテンツ管理システム (CMS)により近い操作感で、デザイン性とウェブ標準を特徴としたWebオーサリングツールである。

概要

従来のWebオーサリングツールと異なる点は、ブラウザの互換性がソフト側で保証されているということ。そしてグッドデザイン賞でも評価されているデザイン性である。ページを構成するパーツをブロック単位で扱うやりかたはCMS的で、競合する他社製品より洗練されている。「おまかせ機能」を使えば、一瞬でサイトが完成する仕組みも搭載している。また独自タグの挿入など拡張性もあり、Ajax、Flashなどに対応している。また、Flashの作成自体は、姉妹ソフトのID for WebLiFEとの連携機能で実現される。 2008年9月には、タイトルデザインを主な目的とした専用の画像編集ソフトウェアSiGN for WebLiFE miniがバンドルされたバージョン2.0がリリースされた。

リリース履歴

関連項目

外部リンク


bind()

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 08:34 UTC 版)

ソケット (BSD)」の記事における「bind()」の解説

bind() はソケットアドレス設定するsocket()生成され時点では、ソケットはアドレスファミリは指定されているが、アドレス設定されていないソケットは、コネクション受け付け前にバインドアドレス設定)される必要がある。以下の引数がある。 sockfd - バインドすべきソケット記述子 addr - バインドすべきアドレスを表す sockaddr 構造体へのポインタ addrlen - sockaddr 構造体大きさ 成功すると 0 を返しエラー発生すると -1 を返す。 #include #include int bind(int sockfd, const struct sockaddr *addr, socklen_t addrlen);

※この「bind()」の解説は、「ソケット (BSD)」の解説の一部です。
「bind()」を含む「ソケット (BSD)」の記事については、「ソケット (BSD)」の概要を参照ください。

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