SHAWDとは? わかりやすく解説

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SH-AWD

1992年DYC(Direct Yaw moment Control)の考え方,および線形から非線形まで車両運動性能評価できる新し解析方法であるβ-メソッド発表した1996年には, この考え方に基づき前輪駆動車駆動力左右に制御配分するATTS(Active Torque Transfer System) を開発しプレリュード搭載した。これにより、ATTSによるヨーモーメントの直接制御は,旋回加減速時における車両挙動変化抑制および旋回限界向上に限界含めた線形領域まで有効であることを確認した新型車に搭載され世界初四輪駆動自在制御システムドライバ運転操作走行状態から最適な前後左右駆動力配分判断し前後配分3070から7030後輪左右配分を0対100から100対0まで 無段階制御あらゆる走行状態において四輪それぞれのタイヤ能力最大限引き出し駆動力走行加速のためだけでなく,曲がる性能である操縦安定性にも活用すること,運動性能これまでにないレベル引き上げることができる。

保管場所:(株)本田技術研究所 四輪開発センター

製作(製造)年:2005

製作者(社):本田技研工業株式会社

資料種類:設計図文献

現状:保存非公開

名称 / 製作
型式名:DBA-KB1

会社名:本田技研工業株式会社

適用車種:05年 新型レジェンド

製作年:2003

実用化:2004

仕様
変速:電子制御5速オートマチック(5ポジション)+シーケンシャル モード

変速比(前進):1速2.697/2速1.572/3速1.071/4速0.729/5速0.530/後退1.88
前/後 4.375/3.375

操作方式:電子制御5速オートマチック(Sマチック)

効能

エピソード話題性:四輪駆動車前輪後輪間の駆動力配分後輪左右輪間の駆動力同時に配分制御し車両ヨー運動直接制御するDYC(Direct Yaw Control)System(商品名SH-AWD)を開発した


SH-AWD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 00:48 UTC 版)

SH-AWDまたはスーパーハンドリング・オールホイールドライブ[1]英語: Super Handling All-Wheel-Drive)は、本田技研工業四輪駆動システムである。日本語表記は「四輪駆動力自在制御システム[2]


  1. ^ 本田技研工業. “テクノロジー四輪SH-AWD”. 2021年9月24日閲覧。
  2. ^ 世界初の四輪駆動力自在制御システム「SH-AWD」を新開発』(プレスリリース)2004年4月1日http://www.honda.co.jp/news/2004/4040401a.html2014年10月29日閲覧 
  3. ^ a b 前後輪と後輪左右の駆動力を自在にコントロールする世界初のシステム』(プレスリリース)2004年10月7日http://www.honda.co.jp/factbook/auto/LEGEND/200410/15.html2015年8月19日閲覧 
  4. ^ 國井, 力也、岩崎, 明裕、渥美, 淑弘、森, 淳「四輪駆動力自在制御システム(SH-AWD)の開発」『Honda R&D Technical Review』第16巻第2号、2004年10月1日、2014年10月29日閲覧 (要登録)
  5. ^ Acura SH-AWD: A Comprehensive Analysis”. 2015年8月19日閲覧。
  6. ^ "2015 Acura TLX: Powertrain" (Press release). 4 August 2014. 2019年7月13日閲覧
  7. ^ 2012年北米国際自動車ショーで、Acura新型3モデルを世界初披露”. 本田技研工業 (2012年1月10日). 2021年6月2日閲覧。
  8. ^ 「レジェンド」をフルモデルチェンジし発売”. 本田技研工業 (2014年11月10日). 2021年6月2日閲覧。
  9. ^ インテグラの高性能モデルは、自然吸気エンジンの前輪駆動モデルのインテグラタイプRとなった。


「SH-AWD」の続きの解説一覧

SH-AWD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/09 03:48 UTC 版)

アキュラ・TLX」の記事における「SH-AWD」の解説

SH-AWDは新型となり、従来電磁クラッチ式から油圧式とすることでシステム重量25%軽量化した。1つ電動モーターペア油圧ポンプ駆動ECUがリニアソレノイドバルブをコントロールし左右のクラッチパックを制御するシステムとなっている。動力性能でもリアオーバードライブ従来常時1.7%から2.7%に増加、よりトルクベクタリング効果高めた通常クルージング時は従来70:30前後動力配分90:10としている。

※この「SH-AWD」の解説は、「アキュラ・TLX」の解説の一部です。
「SH-AWD」を含む「アキュラ・TLX」の記事については、「アキュラ・TLX」の概要を参照ください。

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