芝端康二とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 芝端康二の意味・解説 

芝端康二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 03:46 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

芝端 康二(しばはた やすじ)は、日本自動車技術者である。本田技研工業の研究部門である、本田技術研究所の特別技術顧問。

経歴

1976年日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。修士号を取得し、同年日産自動車に入社した。初代日産マルチリンクリヤサスペンション、HICASを考案、開発した。1986年にホンダに入社し、自動車の各車輪の駆動力制御の研究に着手した。後にSH-AWDとして発表される四輪駆動システムの原型を開発し、3代目インテグラで市販を試みるも、四輪駆動システムの市販は実現しなかった。1996年にその機構を応用した前輪左右駆動力配分システムであるATTSを5代目プレリュードで市販化した。S2000では2000年に追加装備されたステアリング機構、VGSの開発を担当した。ホンダ入社後、長らく研究開発していた四輪駆動システムは2004年に4代目レジェンドにSH-AWDとして採用された。2007年博士号(工学)取得、(株)本田技術研究所にて上席研究員、主席研究員を経て現職。

著書・論文

  • リヤサスペンション特性が操安性向上におよぼす影響:『日産技報』1983年
  • The development of an experimental Four-Wheel-Steering Vehicle : 『SAE Paper』1986年
  • The improvement of vehicle maneuverability by direct yaw control system:『Proceedings of AVEC'92』1992年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「芝端康二」の関連用語

芝端康二のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



芝端康二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの芝端康二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS