S.H.B.V.D.隊員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 12:19 UTC 版)
「電脳戦機バーチャロンシリーズの登場キャラクター」の記事における「S.H.B.V.D.隊員」の解説
ライデン系列機体で構成された精鋭部隊「S.H.B.V.D.」(旧称:特殊重戦闘VR大隊)の隊員たち。 ミミー・サルペン 声 - 三石琴乃(ドラマCD) 『Dr.ワタリのバーチャロン講座』や副読本『SCHEMATIC』、小説『One-Man Rescue』などの書籍作品やドラマCDに登場した女性隊員。『マーズ』では名前のみの登場だが、ギル少尉やレドン軍曹にとって苦手な上官である。初登場時は軍曹、『One-Man Rescue』では准尉、『マーズ』では大尉と、年を追うごとに昇進している。 真面目で責任感が強い性格で、指揮官としても有能。その為か、厄介事はたらい回しになった後に大体彼女のところに回って来る。だが想定外の出来事には滅法弱く、「COUNTERPOINT 009A」におけるフェイ・イェン捕獲作戦時のフェイイェンの行動(主に「変身」時)には取り乱して支離滅裂になる程だった。ただしキレると逆に冷静になって、非常時に物事をはっきりさせない上司を、非殺傷モードの銃でぶっ飛ばして指揮権を奪うなど容赦ないタイプ。 余談ではあるが、バイモルフが関わるとだいたい碌な目にあった例がないほどの被害者になる。 ピエゾ・バイモルフ 元バイパー乗りという経歴を持つ隊員。独創的な戦闘センスを持ち、第2世代型ライデンの特殊技であるオートイジェクションは彼がOMGでの戦闘中に思いついたアイディアが元になっている。小説『One-Man Rescue』ではOMGで失ったライデン210号機に代わる新たな機体を獲得すべく、DD-05で第2世代型ライデンのテストパイロットを務める。 パイロットとしての実力は確か。ただ、『問題児』と称されるほど性格に難があり、自身を「特別な存在」と信じていて尊大で自分勝手、そのうえ情緒不安定な面を持つ駄々っ子なうえに女好き。自分を評価しなかったリットー大尉を「死んで当然」などと言っている。 エルデン・リットー 副読本『SCHEMATIC』、小説『One-Man Rescue』などの書籍作品に登場した。O.M.G.時は少尉、One-Man Rescue時には大尉に昇進している。One-Man Rescueの舞台であるサンドサイズ戦役にてミミー・サルペンらの上官としてS.H.B.V.D.を指揮していたが第2世代型アファームドとの戦闘により戦役序盤にて戦死している。乗機はライデン205号機、One-Man Rescueの頃にはパイロットに合わせてS.H.B.V.D.所属のライデン各機はカスタマイズが進んでいるが、それだけでなく彼の乗機のライデン205号機はリットースペシャルと呼ばれる特殊な武装類を持つ。 黒輝大地 声 - 山口勝平(ドラマCD) ドラマCD『COUNTERPOINT 009A』に登場。バーチャロイドパイロットとして育成されたマシンチャイルドで、コードネームは「ブラックオニキス」。乗機はバイザー、胸部、膝等部位が金色で全身は黒塗りの専用のライデン234号機でオリジナルフェイ-イェン捕獲作戦に参加。マシンチャイルドとして育てられたためか余り感情を表に出さない。彼女に接触するも、自由気ままに振る舞う彼女の性格に翻弄され「お前と一緒にいるとろくな事がない」、と言いつつも自分をコードネームではなく「大地」と読んでくれた彼女に、「自分の任務は変わらない」と言いながらも(多少ながら)好意を持つようになった。 ダッシュ・プロンガー 小説『One-Man Rescue』に登場。階級は曹長で仕事人を自称しており、兵站業務や部隊内経理等も手がける、乗機は機動性を重視したカスタマイズが施されたライデン189号機およびテムジン四之影。 ステフォン・アイボリー 小説『One-Man Rescue』に登場した小柄で色白な若き兵士で階級は軍曹。戦死したエルデン・リットー大尉のライデン205号機を譲り受けるが、型破りなカスタマイズが施された同機の扱いに悩む。RNAのi-ドルカスによる基地への地下侵略作戦の迎撃の際に負傷し前線より離脱している。アリボリー軍曹離脱後の205号機はイッシー・ハッター軍曹が搭乗している。 クレッグ・ブラゴ 小説『One-Man Rescue』に登場。S.H.B.V.D.のベテランパイロットでライデン127号機のパイロット。階級は軍曹。サンド・サイズ作戦1日目にプロンガーと共に第2世代型アファームドと交戦、アファームドが投げたマチェットがコクピット部に突き刺さり死亡。 トレバー・カントス 小説『One-Man Rescue』に登場。S.H.B.V.D.のベテランパイロットでライデン144号機のパイロット。階級は軍曹。サンド・サイズ作戦に参加し戦い抜くも敵襲の際にライデンに搭乗する際に機体のセッティングに戸惑っていたハッターに声をかけるもその直後に着弾したナパーム弾の爆炎を受け前身を焦がし死亡。 アスコーン 声 - 中嶋聡彦(ドラマCD) ドラマCD『COUNTERPOINT 009A』、副読本『SCHEMATIC』に登場。階級は大尉、特殊重戦闘VR大隊の指揮官でドラマCDでは黒輝大地、ミミー・サルペンらに指令を出す上官として登場した。O.M.G.にてO.M.G.本隊突入のための遺跡発掘用シャフト防衛戦にて特殊重戦闘VR大隊を指揮し奮戦したが、第1世代型アファームドのビームトンファーの一撃をコックピットへ受け戦死した。乗機はライデン200号機。 ギル 声 - 飯塚昭三(マーズ) 『マーズ』に登場。ダイモンが提示した儲け話に独断で加担し、レドン軍曹を伴ってMARZと敵対する。搭乗機は橙と紺のパーソナルカラーのライデン512[gfk]E1。512E1はあまり近接戦闘に向かない機体とされるが、ギルのライデンは積極的に距離を詰め、近接格闘やダッシュ近接を仕掛ける独特の動きをする。 レドン 声 - 折笠愛(マーズ) 『マーズ』に登場。気の弱い性格で、ギルに唆されダイモンに加勢する。 搭乗機は黒いパーソナルカラーのライデン512[gfk]E2。
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