Key設立後とは? わかりやすく解説

Key設立後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:23 UTC 版)

麻枝准」の記事における「Key設立後」の解説

ビジュアルアーツ移籍後は、企画者シナリオライター作詞家作曲家Key名義)として活動する涼元悠一企画・シナリオを手がけた『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』を除き1999年発売した第1作Kanon』から、第7作『リトルバスターズ! エクスタシー』まで第一線活動し続けた10年近く制作現場中核的位置にいたことから、実質的なKeyの代表とみなされるようになっている。 しかし、必ずしも麻が「Key」というブランド固執していたわけではない。『Kanon発売直後においては、『ONE 〜輝く季節へ〜』と同様に久弥直樹人気の高さに勝てなかったと感じていたため、Key辞める意向ビジュアルアーツ社長である馬場隆博に伝えている。しかし、久弥の個人的都合による退社Keyへの一時的な残留決定一作限りということで、第2作AIR』の企画執筆行った。だが、『AIR完成時には新ブランド設立時の相方となるはずだったイラストレーターと縁が切れており、以降Key残留することとなった。 3作目では、企画者から一旦降板したが、別の担当者による企画数ヶ月経っても全く進まないという事態が発生やむを得ず企画者戻ったものの、3回開発中止覚悟をするなど制作難航した3年半後、第3作であるKey初の全年齢対象作品CLANNAD』が完成結果的に作品集大成ともなった同作高い評価受けた。しかし、『CLANNAD』のスピンオフ作品として比較自由に作った智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』は強烈な批判を受ける。麻本人後年「ボッコボコにユーザー叩かれた」と語っている。評価する声も決し少なく無かったが、それ以上バッシング大きく、麻ショックのあまり1 - 2か月休職追い込まれた。復帰後は新人ライター都乃河勇人育成兼ねて、『リトルバスターズ!』の企画シナリオを手がけた。『月刊コンプティーク2007年2月号にて休筆宣言をした際には「麻引退!」と騒がれたが、「『次は誰かまかせます』くらいの気持ち言った」として、シナリオライターとしての活動継続可能性示唆その後アニプレックス鳥羽洋典よりオリジナルアニメ企画への参加依頼されピーエーワークス制作によるTVアニメAngel Beats!』が2010年4月から1クール(3ヶ月アニメとして放送された。2009年10月には最後本読み終わり、この本読み最後に再び休職に入ることを報告していたが、2010年11月12日京都大学での講演で、『Angel Beats!』のゲーム化シナリオ執筆業再開が麻本人から発表された。2012年ピーエーワークス堀川社長よりもう一度作品制作をしたいとの依頼があり、再び脚本劇中バンド楽曲制作等で参加2015年7月よりTVアニメ『Charlotte』放送された。 2004年より『ヒビキのマホウ』で漫画原作にも挑戦している。麻は『ヒビキのマホウ』はルーツとも呼べ物語だと語っている。こちらは作画担当依澄れい都合により長期休載であったが、2013年より連載再開当初の構想とは異なるものの、単行本全六巻で完結している。 2016年2月29日Twitterにて入院する旨をツイート同年7月2日Twitter再開特発性拡張型心筋症患っており、その後第一種身体障害者心臓機能障害一級心臓の機能障害により自己の身辺日常生活活動極度に制限されるもの)となったことを公表するとともに心臓移植不可避の状態にあることを明らかにした。同時に元来うつ病影響で、仕事以外への関心が薄いため、仕事復帰することが望ましいと診断されたことも明らかにした。 2015年秋ごろ『Charlotte』挿入歌『君の文字歌唱担当熊木杏里からオファーがあり、オリジナルアルバム制作開始、麻入退院を挟み完成し、『Long Long Love Song』として2017年7月発売する。また退院後にシンガーソングライターのひょんとユニットSatsubatsu Kids結成2017年末のコミックマーケット93にてアルバムHikikomori Songs』を、2018年5月一般流通盤Hikikomori Songs』を発売する加えてKey新作Summer Pockets』にて原案音楽担当するなど様々な活動続けている。 2019年11月28日麻枝 准原作メインシナリオ手掛ける完全新作ゲームヘブンバーンズレッド』がティザーサイト同時に発表された。当初2020年リリース予定となっていたが、後に延期発表された。 2020年1月09日にVABLOG馬場隆博社長記事『◆2020年抱負など◆』にて「例のアイツ手がける情報未公開作品については、今年ようやく発表になると思うのでよろしく!」と記載され新作オリジナルアニメ示唆された。その後2020年5月10日行われたニコニコ生放送にて、原点回帰をキーワードとした新作アニメ神様になった日』が発表され2020年10月から放送された。 2021年には、麻枝准が「純粋に書きたいものを初め書いた」という初の小説狩り族の長」が5月17日発売された。 2022年2月10日2020年リリース予定となっていた『ヘブンバーンズレッド』が正式リリース開始した

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