JCSAT1Bとは? わかりやすく解説

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JCSAT-1B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 09:21 UTC 版)

JCSAT-1B
所属 スカパーJSAT
(旧宇宙通信JSAT
主製造業者 ロッキード・マーティン
国際標識番号 1997-075A
カタログ番号 25067
状態 運用終了
目的 通信(放送を含む)
設計寿命 12年
打上げ機 アリアン4
打上げ日時 1997年12月3日
物理的特長
衛星バス HS-601
本体寸法 南北: 26.1m 東西: 7.6m
最大寸法 全幅26.1m (含ソーラーセール及び太陽電池パネル)
姿勢制御方式 三軸制御
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
静止経度 東経150度
搭載機器
中継器 Kuバンド 36MHz×12(出力95W)、36MHz×4(出力60W)、27MHz×16(出力60W)
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JCSAT-1Bはかつて旧JSAT社が打ち上げ、スカパーJSAT株式会社が運用していた通信衛星[1]

概要

JCSAT-1Bは、Kuバンドトランスポンダを計32本搭載する通信衛星。カバーエリアは日本からアジア中部までと、ハワイである。

2005年の1月と7月に燃料スラスタに異物が入り込み、完全な閉塞ができなくなったために姿勢制御が不能になったが、同年9月には復旧している[2]。これによって旧JSAT社は2006年の3月期には95億円の赤字となっていた[3]

脚注

  1. ^ JCSAT-1B”. 2016年10月25日閲覧。
  2. ^ 通信衛星「JCSAT-1B」の不具合などについて”. 2011年11月29日閲覧。
  3. ^ JCSAT-1Bが復旧も、JSATは最終赤字に”. ITmedia (2005年10月5日). 2011年11月29日閲覧。

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