COGおよび人類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 09:53 UTC 版)
「Gears of War 2」の記事における「COGおよび人類」の解説
マーカス・フェニックス:Marcus Fenix(声:廣田行生/John DiMaggio) 物語の主人公、36歳。階級は軍曹。数々の戦績を残し、前作でのライトマス爆弾作戦においてもローカストのラーム将軍を倒して作戦を成功へと導いたデルタ部隊の隊長。自他共に厳しく、部下を叱咤し戦いへ赴きながらも、親友であるドムにはその心境を案じるところを見せる。今作では地底への突入隊として部隊を先導し、ローカストの本拠地へと乗り込んでゆく。 2作目のみの特徴として、「デルタにようこそ」という口癖がある。本シリーズは毎回脚本家が変わるためか、1作目および3作目ではこのセリフは言わない。 デルタ隊のリーダーを務めるだけあってとっさの判断力に優れており、仲間達が到底、考えつかないことを閃いたりする。実際に本作ではリーバーを乗り物にして敵地から脱出したり、ブルマックを乗っ取って地底に侵入するなどの型破りの、それこそ常識には囚われない案を思いつき、それを実行して成功させている。 ドミニク・サンチャゴ:Dominic Santiago(声:髙階俊嗣/Carlos Ferro) デルタ部隊の兵士で階級は伍長。年齢は33歳。マーカスの親友であり、愛称はドム。ローカストの出現によって生き別れとなった妻マリアの捜索を続けているが、未だに行方のわからない状況から苛立ちを隠せないでいる。 オーガスタス・コール:Augustus Cole(声:大西健晴/Lester'Rasta'Speight) デルタ部隊唯一の黒人兵士。スラッシュボールのスター選手として活躍した過去を持ち、「コール・トレイン」の異名を持つ。無鉄砲で軽口が絶えない自信家である。ローカストを相手に怯む事なく、果敢に敵陣へと突入してゆく。 デーモン・ベアード:Damon Baird(声:松田健一郎/Fred Tataciore) 兵士としての実力もさることながらメカニックとハッキングにも精通したデルタ部隊の兵士。今作でも口では文句を言いつつ部隊と共に戦う。 独自にローカストの文化や生態を調査・研究をしていることがステージのあちこちで拾える収集品の一部からわかる。 ベンジャミン・カーマイン:Benjamin Carmine(声:桑原敬一/Michael Gough) デルタ部隊へ配属されてきた新米兵士で、前作で戦死したアンソニーの弟。兄からデルタ部隊の事は聞いており、名誉の戦死(?)を遂げた兄の様にCOGで活躍することを夢見ている。北米版・日本版共にアンソニーと同じ声優が演じている。 タイアロア・カリーソ:Tai Kaliso(声:間宮康弘/Fred Tatasciore) ストーリー前半でデルタ部隊と共に行動する巨漢。階級は伍長。全身のタトゥーと宗教的発言が多いことが特徴である。主人公のマーカスとは世界大戦で共に戦った仲であり、マーカスはタイを「ブルマックのようにタフだ」と評している。 実は現在のランサーについているチェーンソー機能は、彼が戦時中に現れたローカストを、木材伐採用等で使われる普通のチェーンソーで斬殺した事により優位性が判明した為、追加装備された物である。 ディジー・ウォーレン:Dizzy Wallin(声:中村浩太郎/Peter Jason) 家族を養う為にみずからライフボート プログラムを受け入れて輸送部隊へ配属された老人。頭に被ったテンガロンハットが特徴。自分が運転する輸送車に「ベディー(Betty)」と名づけている。 アーニャ・ストラウド:Anya Stroud(声:湯屋敦子/Nan McNamara) 司令部及びデルタ部隊の通信担当となる女性軍人。階級は少尉。モデリングが一新され、日本語版では声優も交代した。 ビクター・ホフマン: Victor Hoffman(声:沢木郁也/Jamie Alcroft) COG軍の大佐。今回の突入作戦の指揮官を務める。本作ではホフマン自身が銃を取り戦う場面もある。 リチャード・プレスコット:Richard Prescott(声:中村秀利/Charles Cioff)) COGの議長で軍の総司令官。黒髪のオールバックが特徴の男。軍事戦略と巧みな演説に定評がある。 マリア・サンチャゴ:Maria Santiago(声:甲斐田裕子/Courtney Ford) ドミニクの妻。エマージェンス デーで生き別れとなったまま行方不明であったが、COGの調査によって喪失状態のまま施設へ収容されていたことが判明する。しかし数日前にその施設から釈放され、またも行方不明となる。 その後COGデータ上では行方不明のままだったがドムとマーカスがローカスト軍の捕虜収容所に潜入した際情報端末から収容情報を入手した事で救出される。がしかしローカスト軍の拷問により既にドムにも反応を示さない廃人状態になっており、ドムの手で介錯される。 アダム・フェニックス:Adam Fenix(声:長克巳/Charles Cioffi) マーカスの父親でCOG軍の研究員であった人物。ドーンハンマーの開発者であり、前作で役立った地底の膨大なデータも作成していた。本作の4年半前、軍務を放棄してまで救出しにきたマーカスの努力むなしく死亡したとされる。しかし、本編の最後の最後で「なんてことをしてくれたんだ」といった通信をしているので生存している可能性がある。 日本版では『2』および『3』で同じ声優が演じているが、英語版ではそれぞれ別の役者が演じている。 ジェイソン・ストラットン:Jayson "Jace" Stratton COG軍の兵士で、アルファ7に所属する若い軍人。通称ジェイス。本作における彼の出番はわずか一瞬だけであるが、漫画版ではデルタ小隊に所属してマーカスたちと共闘した。マーカスたちと面識があるのはそのためである。次回作『3』では本格的に登場する。 ナイルズ・サムソン:Dr. Niles Samson(声:西村知道/Robin Atkin Downes) Act3の研究所に登場する科学者。マーカスたちが出会うのは厳密にはナイルズ本人ではなく、彼の人格をコピーした研究所の管理AIである。AIのナイルズは病的なまでの潔癖性でかつ、危険な思考回路を持つ狂った物となっている。本物のナイルズはすでに行方不明になって久しい。名前は出ていないもののその後の行方は3にて明らかになった。 フランクリン:Franklin Tsoko 前作にも登場したさる難民団のリーダー。今回は追加コンテンツ『ネクサスへの道』の後半に登場しマーカスたちと共に戦う。
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