3期の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:49 UTC 版)
つぼみ以外の人名には、学校の教科に関する文字が入っている。 椎名つぼみ(しいな つぼみ) 第3期の主人公である小学5年生の少女。父と母との3人家族。2月23日生まれのうお座。血液型はAB型。 小5にして、レストランでお子様ランチを食べるなど無邪気で幼く、ちびっ子的な性格。好奇心が旺盛で思った事はすぐに行動に移さないと気が済まないらしく、その行動が元で災難に会いそうなこともしばしば。与えられた物事に夢や甘い幻想を持ちがちで、その都度、幹図や母から忠告を受けている。好きなことは絵を描くこと。髪型はアホ毛が跳ねているショートカット。 謎のお兄さんから描いたものを実体化できる不思議なシャープペンシルを貰う。最初は幹図のつもりで描いた絵を「男女の書き分けが出来てない」と幹図に指摘されたことを機に絵の腕を上達させていき、図工の時間に描いた写生が入選した。 幹図への恋心を自覚したことと初経が来たことでお兄さんから別れとシャープペンシルの力が失われることを告げられ、お兄さんの正体が亡き実父だったことも知る。 工藤幹図(くどう みきと) つぼみのクラスメイトで幼馴染の少年。6月29日生まれのかに座。血液型はA型。 大人びた性格かつ物知りで勇敢。袋とじグラビアが載っている青年漫画雑誌『週刊ヤングマンデー』を愛読している。将来の夢は昆虫学者になって、昆虫の図鑑を自分の手で作ること。 つぼみとは普段から一緒に遊んだり、彼女の部屋に普通に入ったりしており、つぼみの無考えな行動を諌めることも多い。つぼみ以外では唯一、不思議なシャープペンシルの事を知っていることから、以前にも増して、つぼみを支えるようになる。実はつぼみのことが好きであり、つぼみも幹図のことが好きなことを自覚するもまだ恋人までには発展しないまま物語は幕を閉じた。 体文育(しとり いく) つぼみたちのクラスメイトの少女。4月7日生まれのおひつじ座。血液型はA型。姉妹が2人おり、妹は同じ学校に通っている。 少々男言葉っぽい、ぶっきらぼうな口調で話す。つぼみと紫音よりも背が高く、身体はほぼ女性の体つきになっている。ロングヘアとメガネがトレードマーク。ChuChuの愛読者。将来の夢はマスコミ関係の仕事に就くこと。 つぼみに対してはお姉さんっぽい口調で大胆に話をする事もある。 相楽紫音(さがら しおん) つぼみたちのクラスメイトの少女。5月12日生まれのおうし座。血液型はO型。両親との3人家族。 男子にモテるものの本人は父と似たところが見られる育が好きな為、今のところ、男子については関心がない。髪型はお団子頭。育と同様、ChuChuの愛読者。将来の夢は看護師か保育士になること。 広い一戸建ての家に住んでおり、つぼみと育とのお泊り会の場所にもなっている。 育への好意に悩むも占い師に扮したつぼみと幹図の助言で励まされる。 お兄さん つぼみに不思議なシャープペンシルを与えた男性。本名不明。 いつも真っ黒なコートと帽子を着用しており、昔の職業は画家で持ち物の1つであるスケッチブックに上手な風景画を残している。幹図と同じようにつぼみのサポートや助言を行うことも多く、つぼみからは幹図と似た雰囲気も抱かれている。 その正体はつぼみが3歳のときに亡くなった実父。生前は画家であり、つぼみが2歳から描き始めた絵を見て、自分と同じものを感じたことから、3歳の誕生日プレゼントにシャープペンシルを買ってきたものの本当に必要な時期が来るまで自身が所持。写生の旅の最中に亡くなるもつぼみ用のシャープペンシルだけは遺品の中から見つからなかった。 つぼみが幹図への恋心を自覚したことと初経を迎えたことから、つぼみに別れを告げる。 仁科理志(にしな さとし) つぼみとは別のクラスである1組の男子生徒でお兄さんに似ている。 ある日、つぼみの下駄箱にラブレターを入れるも紫音の下駄箱と間違えていたことに気づく。改めて、紫音に告白するも断られてしまう。 椎名夫人(しいなふじん) つぼみの母親で専業主婦。 小学生絵画展で入選を取って、将来に甘い幻想を持ったつぼみに厳しい現実を言い、「普通のお嫁さんになって、幸せになってほしい」と保守的に忠告。その理由は前夫の死からのトラウマも関係している。 つぼみが前夫のシャープペンシルを持っていることを知ったことから、つぼみに前夫が画家であることを明かし、死んだはずの前夫がつぼみの前に現れたのは、つぼみにプレゼントするはずだったシャープペンシルを渡すためだったと推測した。 椎名夫君(しいなふくん) つぼみの父親でサラリーマン。 再婚による継父で血の繫がりはないもののつぼみへの愛情はあり、実父と母の真実と愛を知って昂ったことから号泣するつぼみを抱きしめた。ちなみにつぼみの実父とは逆に絵は上手ではないらしい。 相良夫君(さがらふくん) 紫音の父親で「どんぐり舎」(単行本時、連載時は「画学社」)という出版社の偉い人。 多忙な日々を過ごしており、家にいないことのほうが多い。本が好きで物知りなところは育そっくりであり、育からは憧れの人として見られている。 つぼみが入賞した小学生絵画展を主催し、そこでつぼみの絵を見た際、好きだった画家(つぼみの実父)を思い出す。 相良夫人(さがらふじん) 紫音の母親。 劇中では後ろ姿のみ登場。 体操服泥棒 つぼみの学校で女子の体操服を盗んでいた泥棒の男性。 シャープペンシルを学校に忘れてきたつぼみとそれに付き合った幹図と鉢合わせし、2人に襲い掛かるも幹図の指示を受けたつぼみが実体化させた人形やビー玉に翻弄され、お兄さんに取り押さえられた後、実体化したロープで拘束されて逮捕された。 ※つぼみと理志以外の主要登場人物の苗字は連載終了後に発売された『ないしょのつぼみファンBOOK 女の子のはじめてのお話』にて明らかにされた。
※この「3期の登場人物」の解説は、「ないしょのつぼみ」の解説の一部です。
「3期の登場人物」を含む「ないしょのつぼみ」の記事については、「ないしょのつぼみ」の概要を参照ください。
- 3期の登場人物のページへのリンク