1990年前後とは? わかりやすく解説

1990年前後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 09:40 UTC 版)

日本におけるゲーム機戦争」の記事における「1990年前後」の解説

エポック社事実上撤退して任天堂セガの1強1弱状態のさなか、そのエポック社に代わって1987年参入したのが8ビット機としては最後発となるNECホームエレクトロニクスPCエンジンである。発売当初からナムコ等の有力サードパーティーがおり、開発元ハドソンの『R-TYPE』をキラータイトルとして用意していた。1988年セガアーケードゲーム主流16bitCPUだったMC68000搭載メガドライブ (MD) で対抗同年12月NECホームエレクトロニクスは、世界初CD-ROM周辺機器CD-ROM2発売1989年にはAV出力備えたモデルPCエンジンコアグラフィックス上位機器PCエンジンスーパーグラフィックス発売した同年にはセガからマークIII用のソフトをメガドライブでできるメガアダプタ発売されている。任天堂スーパーファミコン (SFC) を発表する延期重ね実際発売1990年と2機種の中では最後となった。なお従来ファミコン1993年には価格デザイン一新されAV出力備えたモデルAV仕様ファミコン)が登場した1991年NECホームエレクトロニクス廉価版のコアグラフィックス2やCD-ROM2を更に強化したCD-ROM周辺機器SUPER CD-ROM2一体型ゲーム機PCエンジンDuo発売、旧CD-ROM2での欠点だった読み込み速度ある程度解消させた(1993年廉価版の「Duo-R」、1994年にはさらに低価格させて上にCD-ROMデータ読み取り速度を向上させた「Duo-RX」が発売させた)。これに対しセガSUPER CD-ROM2スーパーファミコン性能上回るCD-ROM周辺機器メガCD一体型ゲーム機ワンダーメガ発売1993年には廉価版メガドライブ2メガCD2発売させた)。この間NECホームエレクトロニクス一定のシェア保った。なお1991年にはSNKからネオジオ発売された。この8bit1機、16bit2機のトップシェア争いは、日本国内ではファミコンブランド活かした任天堂が他を大きく引き離し2位NECホームエレクトロニクス3位セガという結果に終わる。 PCエンジン メガドライブ CD-ROM2 PCエンジンコアグラフィックス PCエンジンスーパーグラフィックス スーパーファミコン ネオジオ SUPER CD-ROM2 PCエンジンDuo メガCD ワンダーメガ メガドライブ2 メガCD2 AV仕様ファミリーコンピュータ スーパーファミコンジュニア

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1990年前後(携帯型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 09:40 UTC 版)

日本におけるゲーム機戦争」の記事における「1990年前後(携帯型)」の解説

1989年任天堂携帯型ゲーム機ゲームボーイ (GB) を、アタリAtari Lynx発売した対抗して1990年セガ(後のセガゲームス)がゲームギア (GG)、日本電気ホームエレクトロニクスPCエンジンGT参入した1991年にはアタリ小型化したAtari Lynx II発売したGB『テトリス』などの記録的ヒットなどに支えられ携帯型ゲーム市場トップ立ったPCエンジンGT据え置き機PCエンジン互換性があるほか、当時としては高性能カラー液晶使用していた。 ゲームボーイ Atari Lynx ゲームギア PCエンジンGT Atari Lynx II

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1990年前後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:30 UTC 版)

声優」の記事における「1990年前後」の解説

1980年代後半から「声優アイドル化」あるいはアニメ・イベント(ショー)への出演による「顔出し」が一般的になった。例え1980年代末テレビアニメ鎧伝サムライトルーパー』に出演した5人の男性声優1989年結成したユニットNG5」が人気集めニュース番組取り上げられるほどであった声優マルチ活動をするようになった先駆け的グループであるとも言われている。1993年平成5年)からのOVAシリーズ『アイドル防衛隊ハミングバード』以後急速に見られるようになったアニメ作中キャラクター実在の声優様々な形相互に連想させるようなメディア的な演出によって、表舞台に立つ存在になった。こうして、アイドル的なイメージ構築によるアイドルファンアニメファンへの取り込みなされるうになる。 そして、林原めぐみなどの女性声優レコード会社契約行って歌手活動をする例が増えてくる。 さらに、1990年代になって吹き替え作品が、地上波放送のほかにも、DVDなどパッケージCS放送などさまざまな形態で発信されるうになると、同じ作品でも複数吹き替え作られる例が増加したこのため従来持ち制度はほぼなくなったとする指摘もあるが、森川智之トム・クルーズのように同一声優が同じ役者吹き替え続け慣習残っている。

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