オタク第四世代(1990年前後生まれ)
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「おたく」の記事における「オタク第四世代(1990年前後生まれ)」の解説
『Windows XP』(2001)に代表されるオペレーティングシステムの普及により、インターネット利用が一般的な環境の中に育った。 『2ちゃんねる』(1999)や『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006)などの深夜アニメの隆盛、『YouTube』(2005)や『ニコニコ動画』(2006)などの動画投稿サイトの台頭により、実況プレイや『初音ミク』(2007)を使用したVOCALOID楽曲などの流行を体験した世代。 2005年におたくを肯定的に描いた『2ちゃんねる』発の恋愛物語『電車男』が映画化・ドラマ化され共にヒットしたことや、同年の流行語大賞に「萌え」及び「メイドカフェ」がノミネートされるなど、一般社会へオタク文化が急速に浸透し、10代でオタク趣味に傾倒する人が増えた。学校でアニメやゲームが話題に上がることも多く、オタク趣味・オタク文化に対する恥や後ろめたさがほとんどないことが特徴で、オタクの低年齢化が一気に進んだ。このため、トレンディドラマやJPOP、洋画といったそれ以前の一般的な大衆文化と並んでオタク文化もごく普通に消費されるようになり、オタク文化が大衆文化に内包されるようになった最初の世代であるといえる。
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