オタク第三世代(1980年前後生まれ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 20:09 UTC 版)
「おたく」の記事における「オタク第三世代(1980年前後生まれ)」の解説
1990年代初頭にかけて前述の連続幼女誘拐殺人事件によるオタクバッシングの余波が続き、いくつかの動きと重なってアニメの性的表現、残虐・暴力描写の自主規制が行われた。 1980年代から盛んに行われた小説、漫画、アニメ、ゲームなどの複数のメディアを通じて展開する「メディアミックス」が主流となり、ヒット作が複数のメディアに派生し、一つのメディアだけにとどまることが少なくなった。 『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)や『PlayStation』(1994)の大ヒットで、アニメやコンピュータゲームが趣味の一つとして市民権を得るようになり、メインカルチャーとサブカルチャーの差が薄れ始めた世代といえる。 『Windows 95』の日本語版発売もこの時期で、インターネットが普及し始めた世代でもある。 ゲームでは『ストリートファイター2』(1991)などの格闘ゲームや『ときめきメモリアル』(1994)などの恋愛シミュレーションが多数ヒットするようになり、ゲームのキャラクターがアニメや漫画のキャラクターと同等の人気を博すようになった時代である。
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