オタク野球部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 22:48 UTC 版)
「アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3」の記事における「オタク野球部」の解説
番組が最終回を迎える前の終盤の1ヶ月位前の期間の(全5回程)番組の後半部である20時30分ぐらいから始まるコーナーで、紳助が世間でネクラ、オタクだと後ろ指を差されている若者を何とか野球を通じて本人達に勇気と生きがいを与えようと結成された野球部のコーナーである。尚、この活動の結末として「一勝したら(出来たら)即解散」という誓約の下で始まっている。 番組スタッフが実際に秋葉原にいる、様々な分野のオタクに没頭している20~30代の男子若者を勧誘し、(ロボットおたく、ヒーローオタク、怪獣オタク、アイドルおたく、パソコンオタク、スイーツおたくといった多士済々の顔ぶれ)この中でごく一部の人間を除き草野球の経験はおろか、ボールすら握った事が無い(勿論投げた事も無い)人間らが、元北海道日本ハムファイターズのエースである岩本勉監督の熱血指導を受ける。監督もボールを恐がる選手に対し「俺の胸に(軟式)ボールを当てて見な。全然痛く無いねん」と身をもって選手に指導する熱の入れようであったが、何せ本当にボールを握るという1からの初歩的な活動から始まり、弱い打球でもエラーをする者、違う方向へ投げてしまう者、はては途中で居眠りをしてしまう者等がいて、最初は野球自体に興味すら沸かない人間が合宿に挑んだ。 また、オタク野球部の中には若手お笑い芸人のトレンディエンジェルや作家の中沢健も参加していた。 合宿では技術面もさることながら座禅を組むと言ったメンタル面からも立て直すという徹底した過程を経て、一応のポジションを与え実際に試合に臨む。助っ人として紳助が4番打者でサード(後にリリーフピッチャー)、20th Centuryの井ノ原快彦(第1戦)と坂本昌行(第2戦)が加わる(つまり1試合で2人の助っ人)。第1戦の初回の守備につく際に、補欠の2人も誤って外野の守備についてしまうというハプニングがあったが、これは彼らにすればハプニングではなく、野球は9人で行うというルールすら知らないという証しとも言える。 試合は番組の最終回までの2試合が行われたが、相手としては2試合ともチーム平均年齢が60・70代といった草野球チームであり、技術的と経験面では全く太刀打ちできないものの、ややもすると若さで対抗出来るかという期待があった。しかし経験不足は何ともカバー出来ず2試合共に敗戦。ただ2試合目の中盤からは選手たちにもかなり熱が入り、良いプレーを見せた選手に周りの選手やベンチも感動するといった連帯感も見せ始めていた。
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