陸上競技関係者
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「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の記事における「陸上競技関係者」の解説
孫基禎(そん きてい) 演:がんばれゆうすけ 朝鮮出身のマラソンランナーで、マラソンの世界記録保持者。四三に憧れて播磨屋の足袋を履いて走る。1936年ベルリン五輪では日本代表としてマラソン競技に出場し、日本の悲願である金メダルを獲得した。自身の朝鮮人としての民族意識が強く、表彰式で国歌として君が代を歌うことに疑問を感じていた。 南昇竜(なん しょうりゅう) 演:布江剛士 朝鮮出身の優れたマラソンランナー。孫基禎とは同い年で、ライバル。四三に憧れて播磨屋の足袋を履いて走る。1936年のベルリンオリンピックで日本代表としてマラソン競技に出場して3位になり、銅メダルを獲得。 沢田英一(さわだ えいいち) 演:矢崎広 明治大学の学生。金栗が発案したアメリカ大陸横断駅伝競走に共鳴する。 第1回箱根駅伝の第5区走者。箱根路に見張りがいないことを知り、近道をしようとするが、地元青年団に発見され、正規のルートを先導される。 三浦弥平(みうら やへい) 演:福山康平 早稲田大学の学生。第1回箱根駅伝の第5区走者。 西岡実一 演:工藤トシキ 明治大学の学生。第1回箱根駅伝のアンカー。ゴール直前で転倒し、高師に逆転を許す。 下村広次(しもむら こうじ) 演:鈴田修也 明治大学の学生。 寺内(てらうち) 演:萩原拓也 慶應義塾大学の学生。第1回箱根駅伝の第1区走者。 八島健三(やしま けんぞう) 演:國友久志 小樽中学校の学生。アントワープオリンピック後の報告会では、期待はずれの結果に終わった金栗らを非難する記者達に掴みかかる。 人見絹枝(ひとみ きぬえ) 演:菅原小春 岡山高等女学校の学生。 テニスの試合で村田・梶原ペアと対戦し、身体能力の高さを見せつけ圧勝する。その能力に着目したシマから陸上競技選手へのスカウトを受けるが、体格や能力をコンプレックスとしているゆえに混乱、憤慨し、交渉は決裂する。その後もシマから陸上競技選手への誘いの手紙を受け続け、岡山の競技会に出場し走り幅飛びで日本記録を更新した。 関東大震災後、シマを訪ね偶然にも復興大運動会を訪れる。シマが行方不明のため再会は叶わなかったものの、四三の誘いで運動会に飛び入り参加、リレーのアンカーで村田と競い勝利し、互いに健闘を讃え握手を交わす。 その後、二階堂体操塾に入学。陸上選手として活躍する一方、世間の無理解や嘲笑に悩まされる。昭和3年(1928年)、アムステルダムオリンピックに日本人女子として初めて参加。陸連や日本中の期待を集めて女子100メートル走に出場するが、結果は4位に終わる。しかし女子選手たちの未来を開くため、未経験の800メートル走に急遽エントリー。野口源三郎や織田ら男子選手と計画を立てた上で長距離レースに臨み、銀メダルを獲得する。帰国後、ラジオ放送を通じてシマからの言葉を紹介すると共に日本女性にエールを送り、トクヨには活動を続けていくことを宣言する。 その3年後の昭和6年 (1931年)、肺炎のため24歳の若さでこの世を去る。 織田幹雄(おだ みきお) 演:松川尚瑠輝 三段跳の選手。三段跳で日本人初の金メダルを獲得する。 南部忠平(なんぶ ちゅうへい) 演:池田倫太朗 走幅跳・三段跳の選手。三段跳で金メダルを獲得する。 山本忠興(やまもと ただおき) 演:田中美央 陸上競技総監督。 円谷幸吉(つぶらや こうきち) 演:菅原健 マラソン選手。東京オリンピックのマラソン銅メダリスト。 坂井義則(さかい よしのり) 演:井之脇海 早稲田大学学生。東京オリンピックの最終聖火ランナー。 1964年東京大会への出場を目指すが、代表選考会で敗退。しかし、原爆が投下された1945年8月6日の広島で生まれていたことから田畑により「平和の象徴」として聖火リレーの最終ランナーに抜擢される。 宮城勇(みやぎ いさむ) 演:田島光 東京オリンピック聖火ランナー第一走者。 鈴木久美江(すずき くみえ) 演:清田みくり 東京オリンピック聖火ランナー。
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