開かずの踏切問題とは? わかりやすく解説

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開かずの踏切問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:36 UTC 版)

阪和線」の記事における「開かずの踏切問題」の解説

2015年3月現在、地上線として残っている大阪市内区間は、杉本町駅北側から杉本町駅 - 浅香駅間の大和川橋梁までである。杉本町駅周辺には住宅街広がっているほか、大阪公立大学阪和線隣接しており、2008年度1日平均乗車人員は9,079人である。しかし、JR阪和線連続立体交差事業では杉本町駅前後高架化されることなく地上線として残されたままであり、改札口西側しかないうえ同駅前後には開かずの踏切があり、踏切事故多発していたため、地域住民大阪市JR西日本の3者により解決策模索されていたが、改札口がなかった東側にも改札口設置することとなり、2012年3月11日から使用開始された。 また阪和線では、JR西日本2013年発表した「安全行動計画2017」に掲げられ輸送障害半減などの目標向けて取り組みが行われている。 阪和線では関西空港線開業機に列車本数増加することから、1993年7月から「阪和線運行管理システム」(初代)導入されていたが、老朽化進んでいたことから2013年9月28日システム更新が行われた。この更新により、操作性応答性向上されるためダイヤ乱れた際に早期に正常ダイヤに戻ることが可能とされるとともに発車標増設や遅れ表示ができる機能持たせることにより旅客案内機能拡充させている。 運行管理システム更新あわせて踏切長時間鳴動対策実施された。輸送障害発生時には駅で長時間抑止することにより踏切長時間動作し踏切非常ボタン取り扱い踏切無謀横断により本来の事象以上に列車遅延発生することがある。これにより、踏切通行できなくなるのを解消するために、我孫子町駅 - 日根野駅間で大阪総合指令所から信号現示制御できるように停車場化されている(踏切がない浅香駅を除く)。なお、東岸和田駅付近2016年度内に高架化されるため、この対策行われない折り返し設備の拡充新設行われている。鳳駅では折り返し設備の拡充新設熊取駅東貝塚駅折り返し設備新設された。鳳駅では天王寺方面からの折り返しは1ルートであったが3ルートにするとともに和歌山方面からは新たに折り返しができるように改良されている。鳳駅 - 熊取駅間で輸送障害発生した場合でも、運転見合わせ区間鳳駅 - 熊取駅間の最小限にすることが可能になり、早期通常ダイヤに戻ることができると見込まれている。

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「開かずの踏切問題」を含む「阪和線」の記事については、「阪和線」の概要を参照ください。


開かずの踏切問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 02:57 UTC 版)

京成高砂駅」の記事における「開かずの踏切問題」の解説

駅の東側高砂1・2号踏切がある。これら2ヶ所の踏切京成本線北総線成田スカイアクセス線)の列車同時に通過する上、車両基地への入・出庫列車低速通過するため、朝夕通勤時間のみならず昼間帯夜間でも遮断時間が非常に長い開かずの踏切となっている。 かつて、この2ヶ所の踏切手動昇開式ワイヤー第1種踏切)で、同様の方式だった東武伊勢崎線竹ノ塚駅東京都足立区近く踏切2005年平成17年3月発生した踏切事故影響を受け、2006年平成18年9月までにそれぞれ手動ワイヤー式から遮断付き自動式第1種踏切)に変更された。これにより、手動式特長である臨機応変開閉対応はできなくなったため、遮断時間以前より長くなった。以前踏切斜めに交差するような形で歩行者用跨線橋整備されていたが、金町線ホーム高架化に際して撤去され踏切渡らない対面に向かう場合、現在は踏切両側設置されエレベーター駅構内通路使って横断する踏切自動化され以降安全確保のために警備員常時配置されていたが、2011年平成23年4月1号・2号踏切とも踏切途中数カ所に非常用ボタン設置され、現在警備員配置されていない全面高化も案として上がっているが、高砂車庫車両基地)の高架化移転の必要があり、青砥 - 高砂複々線化の際にも、高架二層化され青砥駅とは異なり、当駅が地上駅のまま残され理由一つとなっている。道路もしくは線路地下化も、駅周辺狭小な建物密集するエリアであり、実現難易度が高い。 しかし地元からは現在でも高架化要望がある。葛飾区はこの問題を「開かずの踏切」という用語を出して交通問題として取り上げ、区としても連続立体化実現向けて取り組む表明している。 2022年度に、国から新規着工準備箇所として採択された。

※この「開かずの踏切問題」の解説は、「京成高砂駅」の解説の一部です。
「開かずの踏切問題」を含む「京成高砂駅」の記事については、「京成高砂駅」の概要を参照ください。

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